【オーストラリアワーホリ体験記⑤】現地での、初めての仕事探し。ジャパレスにする?ローカルにチャレンジする?

 こんにちは!3度の飯より、イケメンが大好き♪なTAEです★

私は、30歳になる手前にオーストラリアへワーホリすることを決意し、帰国後は英語を使ったオフィスジョブをしています。2016年に帰国してから、だんだんと記憶が薄まってしまっているので、記憶が新鮮なうちに、経験者のリアルな情報を、これからワーホリする人に伝えたい!と思い、いま私のワーホリ体験談を書いています。

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今回は、晴れてシェアハウス=自宅を見つけることができた、そのあとのことについて書こうと思います。

 

家は見つかった。次は仕事じゃ!!

シェアハウス探しが終わって、次にしたことは、仕事を探しでした。住む家が決まって、ようやく仕事探しに移れます。住む家が決まらないと、自分の最寄り駅がどこかもわからないから、仕事を探し始めることもできませんでしたからねw

アラサーにもなって、実家から一歩も出たことのない、立派なパラサイトシングル(いい年して、実家を出ず、結婚もせず、家に居座り続ける独身のことを昔はこう呼び、めっちゃディスられていた。しかし、最近では、これを超える、「ニート、引きこもり」という存在が出てきたため、全く叩かれなくなったw)だった私にとって、「海外で自分の家を、自分で見つける」これだけで、なんだか「やったったww」感に見舞われていました(#^.^#)

私は自慢ではないが、アラサーのくせに死ぬほど貯金がなかった為、この「仕事探し」はまさに死活問題でした。(薄給のリラクゼーション業界で働いていました。こないだその当時の私の月収の平均を計算してみたら、たったの13万だったので、震えました)

そんな社会の底辺だった私は、オーストラリアに着いて、当面の宿代&語学学校代&シェアシェアハウスのボンド(敷金)と家賃を払ったら、本当に手元に1000ドルもなかったと思います。もういくらか覚えてないけど、500ドルぐらいだったかな~。いや、300ドルだったかも。とにかく、それくらいのレベル。外国にいるのに、お金がそれしかないとか、ホント当時の私は酔狂で、よくやってこれたなと思いますww

それぐらいしかお金が無かったから、もう必死になって仕事を探すしかない笑。「電話するのをためらう」とか「英語力が~」とか言ってられない状況でした。

冒頭で述べたとおり、「私は、ワーキングホリデーでオーストラリアに2年間いて、今では英語を使った仕事をしています♪」なんて言うと、すごくアクティブで行動力のある人と思われがちなんですが…。実際はそんなことないんですよ!何て言うか、行動力にすごくムラがあるんですね。

ある日、ポンと思い立って、オーストラリアに行けるかと思えば、日本にいるときは、美容院の予約の電話ですら、30分尻ごみしたりとか…。とにかく!電話で何かアクションを取るのが苦手なんです(/_;)!! (共感できる人、いませんか~?!)

そんな感じで、とにもかくにも、電話って苦手なんです!!日本にいるときに、日本語でバイトの応募するにも、「嫌だなぁ」って思っていた私です。これを海外でやれって言われたら、ハードルはそりゃあもう2段も3段も、上がるに上がってインフレ状態。いつもの私なら到底できっこありません。

でも、ワーホリ中はできました。如何せん、お金も、頼れる実家もありませんでしたからw「働かなければ、ここで生きていけない!」という、後に引けない状況になっていたので、とにかく自宅から通える範囲のジャパレスに、片っ端から電話して、面接を受けまくっていました。

お金がないと、こういう時に行動力が出るから、行動力の無い私にとっては、とても良かったと思います。

 

ワーホリ前の貯金は、あればあるほどいい?

これがいい悪いっていう話ではないけれど、私がワーホリ中に出会った日本人で、「たくさん貯金があるから、働かなくてもワーホリの一年間はやっていける」という人がいまして。私がジャパレスであくせくと、馬車馬のように働いているのを見て、「いいなぁ。私もそうやって、働いてみたいなあ~。だけど、働かなくてもお金はあるから、なんか応募とか、ついつい尻込みしちゃうんだよね」って言われたことがあります。

私はその時お金と余裕がなさすぎたので、「そんなにお金があるっていいじゃん!」って思ったんですけれども(笑)本人からしたら、「もうちょっといろんな経験がしたい」んだろうなと思いました。お金はあればあるだけいい。って、通常モードなら思いますが、ことワーホリとなると、そうでもないのかなぁ~。と感じましたね。

ちょっと話は逸れますが、結局は「自分が何がやりたいかが大事」だから、お金の事はあまり心配しすぎないがいいと個人的には思っています。もし、「貯金がないからワーホリを諦めてる」って言う人は、本当に最低限だけのお金(20~30万)を貯めてこっちに来ちゃえばいいと思います。生活費は、マジでこっちで稼げますから。

 

ちなみに…いきなりローカルジョブに応募していい!

ここでひとつ、大事な話がしたいです。私は、「最初にジャパニーズレストランを探した」と言いましたが、これは最善の手ではなかったと思っています。実際に、オーストラリアに2年いたからわかったことなんですが!!オーストラリアに行く前は、知らなかったことなんですが!!

仕事っていきなりローカルに飛び込んでいいんですよ!!!!!!

これは、どんなに強調しても、したりないくらい。というのも、私の場合は、最初に知り合った日本人の人に「最初はジャパレスで修行を積みなー」って言われちゃって。それで、「初めはジャパレスから始めるものなんだ」と思いこんでしまい、ジャパレスしか探していなかったんですね。

もちろんそれは、そのアドバイスをくれた人のせいではないです。私も自分で調べることもできたし、何しろ自分がそれを信じて選んだわけですから。これは完全に私の責任です。

ただ、本当はいきなりローカルジョブに行ってもいいんですよね~!!というのは、ヨーロッパ圏の人って、いきなりローカルレストランに飛び込むんです!もうそれこそ、オーストラリアに来てまだ一週間とか2週間とか、それくらいの、戦闘力ひよこ並みの実力で、ローカルに飛び込んでいくんです。

「フランス人だから、初めはフレンチレストラン。ドイツ人だから、初めはドイツレストランで働かなくちゃいけない」っていう概念が彼らにはないです。「え!でもそれは、ヨーロッパの彼らは、英語ができるからなんじゃないの?!」って思うかもしれません。ええ、私もワーホリ行く前は、そう思ってました(遠い目)

だけど、これはもう本当に現地に行って気付いたんですけど、ヨーロッパ人だからといって全員が全員、英語が堪能というわけではないんですね!!もちろん中には、(特にドイツ人)「この人ネイティブか?!」っていうぐらい、とてつもなく流暢な人がいます。

でも、それと同じぐらい、全く英語が話せないヨーロッパ人っていうのもいるんですね。 彼らは見た目が同じ白人同士で、身振り手振り等のBody Languageも似ているので、パッと見、馴染んでいるように見えるし、英語もすごく話せるように見えるんですけど、「実は日本人と同じレベルの英語力」という人もたくさんいます!

これはワーホリに来て私がすごく驚いたことの一つです。ワーホリする前の私はもう「外国人は、全員英語ペラペラ」くらいに勘違いしてましたから(笑)

話を戻しますwそんな英語が流暢ではない彼らも、いきなりローカルレストランに飛び込んで、ガシガシとローカルの仕事をゲットしていきますと。いうのも、いくら「ローカルレストラン」とはいえ、レストランはレストランなので、ウエイトレスなどの仕事は、とてもシンプルで、実はそんなに高度な英語力が必要なわけではないんですね。

だから、私たち日本人でも、ローカルレストランで働ける可能性っていうのは十分にあるんです。

 

日本人ワーホリでも、十分ローカルレストランで働ける!

私はこの「可能性」っていうのがすごく大事だと思っていて。同じ「ジャパレスで働く」にしたって、ローカルレストランにもたくさん当たったけど、見つからないから、じゃあ当面食いつなぐためにジャパレスで働く。というのと、初めから「私にはジャパレスしか無理だから、ジャパレスにしか応募しない」っていうのは、結果的には同じだけど、全然違いますよね。

あ、誤解して欲しくないのは、何も私は「ジャパレスで働くこと=悪い」とは思っていません。本当に自分のやりたいことが「ジャパレスで働く」ということなら、それも全然ありだと思います。というのは、現に「ローカルレストランでも働けるけど、あえてジャパレスを選んでいる」という人を見たこともありますし。

その人は、両親が日本人なんですけど、オーストラリア生まれオーストラリア育ち。だからもちろん英語もネイティブだけど、「自分の血は日本なのに、日本のことを全然知らない。日本のことを学びたい」ということで、日本食レストランで働いていました。他にも、日本人ワーホリの人で、「やっぱり自分は現地の人に、より深く日本の文化を紹介したい」と言って、日本食レストランで働くことを選んでる人もいました。

つまり、「日本食レストランで働くのが悪い」っていうことそういうことじゃなくて、あくまで「自分が何をしたいか」というのが大事なんです。

だから、私が今「ジャパレスじゃなくて、ローカルレストランで働けるよ!」って言ってるのは、あくまで「せっかくワーホリでオーストラリアまで来たんだから、本当はローカルで働きたい。けど、自分には英語力&経験がないから、ローカルは諦めて、しぶしぶジャパレスで働いている」っていう人に対してです。

私も、オーストラリアで実際にワーホリを始めるまでは、「ローカルレストランで働くのって、すごい敷居が高い」と思っていたし、「英語ができるようになるまで、応募しちゃいけない」って思い込んでたけど、実際はそんなことを全然ない。英語ができなくても、ローカルジョブをゲットしてる人ってたくさんいます。

だから、もし、これからワーホリをしたい人もしくは今ワーホリしてる人で、自分の英語力のなさや経験のなさを理由にローカルジョブをあきらめている人がいたら、「そんなことはないよ!いつだってチャレンジできるよ!」って声を大にして伝えたいです。

私もオーストラリアに行くまでは、全然英語を話せなかったです。「自分はジャパレスでしか働けない」って思ってました。でも、オーストラリアに渡って3か月目だったかな?どうしても働きたい!っていうローカルレストランを見つけて、思い切ってレジュメを渡したら、そのレストランで働くことができたんです。

もし「自分には無理」って、何もしなかったら、私はずっとジャパレスだけで終わっていたと思います。

私の友達で(日本人ワーホリ)、高校卒業して、すぐワーホリでオーストラリアに来たという子がいますが、その子もバリバリローカルジョブゲットしてました。最初は全然英語も話せなくて、むしろ学校の成績も赤点ギリギリで…。っていう、悲惨な状態だったらしいです。でも、同じ店に何回もレジュメ渡しに行って、そのやる気を買われて、ようやく雇ってもられたらしいです。一回ローカルの経験をえちゃえばしめたもので、そのあとは、息を吐くように、何回もローカルジョブゲットしてました。

というわけで…もう、今日のTAEはめちゃくちゃねちっこく、何度も何度もしつこく納豆のように粘り強く言わせてください!!「日本人ワーホリだからといって、ローカルジョブがゲットできないということはありません」!! これだけは、今日覚えて行ってもらいたいと思います。

すいません。今回は私が実際に日本食レストランで働いたことを書きたかったんですが、前置きが長くなってしまったのでそれは次に書こうと思います(笑)

【オーストラリアワーホリ体験談④】英語の習得のカギを握ったのは、ほんの少しの勇気だったという話

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリをし、今は英語を生かしたオフィスワークをしているTAEです☆

ワーホリとはどういう感じなのか?という生の声を、これからワーホリを検討されている人に向かってお届けしているこのコーナー!↓最初から読むにはこちら

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今日はその第4弾。ワーホリしたい人なら、誰しもが気になる「英語」についてです。冒頭でも触れたように、私は今、英語を使った仕事をしています。ワーホリ前は全く英語が話せない&英会話教室に通ったこともない状態。全くのゼロで、なんの下準備もせずワーホリに飛び込み、結果話せるようになって帰ってきたので、ぜひ私の経験が、これからワーホリしたい人の参考になればと思い、書いていきます!!

 

私が英語話せるようになるorならないを決めた夜

ワーホリで海外に長期間住んだからと言って、誰しもが英語を話せるようになって帰ってくるわけではないというのは、有名な話だと思います。中には、もう在豪20年以上にもなるというのに、全く英語が上手ではない人にも会ったことがあるくらいです。(旦那や知り合いが英語が堪能で、助けてもらってるケース)

同じワーホリ組でも、英語がペラペラになって帰ってくる人と、「え?!ホントに海外に住んでたの?!」ってレベルの人がいますが、このように分かれる要因って何でしょう?きっと、理由はたくさんあると思います。ですが、私自身のことを絞って、その要因を振り返ってみた結果、たどり着いた出来事がありました。「あ!私の英語力の明暗を分けたのは、きっとあの日の出来事だったな!あの夜が分かれ目だったな!」という日のことを思い出したのです。これを読んでる人はもう、知りたくて知りたくてよだれ垂れてるかと思いますが、ゆっくり順番に話していきますね!

あれは、私がシェアハウスに住み始めて、初めて迎える、金曜の夜のこと。(シェアハウス探しについてはこちら)そのシェアハウスのオーナーはオージーのおじいちゃんで、とても気の優しい良い人でした。そのおじいちゃんが、友達2人を自宅に招いて、一緒に夜ご飯を食べながら、談笑していたんですね。

その時、オーストラリアに来て、わずか2週間程度の私。英語もろくに話せないくせに、こう思っちゃったんです。

「あのホームパーティーに入りたい!!」

って。シェアハウス探しで、だいぶ英語に慣れ始めていたところではあったものの、まだまだ英語には全く自信のない状態、にも拘わらずです。シェアハウス探しでの英語は、トピックが決まっているため、慣れてさえしまえば、実はやりとりが簡単なんです。でも、通常の会話だと、それこそ何を話されるか分からないため、断然難しいんですよね。

 

いやいや冷静になれ。私、全然英語話せないぞ…

そうは思ったものの、圧倒的に英語力が足りません。おじいちゃんのホームパーティー、じいちゃんパーリーに参加したいと思ったものの、会話にうまく入れるか分からず、めちゃくちゃ怖気づいてしまった私。不安になる理由なんて、いくらでも思いつきました。

●何言ってるか分からなかったらどうしよう…

●え?なにコイツ?とか思われないかな…

●恥をかきたくない

●せっかく3人で楽しんでるのに、場の雰囲気を壊しちゃわないかな…

一瞬で、一気にネガティブになれました。人間、やらないための理由ならいくらでも思いつくものです。たぶん、このとき10個以上は「やらない理由」をねつ造していたと思います。

それで、一旦は結論が出ました。「よし、もっと英語が話せるようになったら、参加しよう!」って。あの人たち、きっと仲良しだし、またホームパーティやるよね♪って。

正論。マジでド正論。ディベート大会で圧勝できるくらい、完璧な理論を打ち出して、私はそのまま、自室に引き下がろうと思いました。でも、ワーホリほやほやのTAE。ここでまたも思っちゃったんです。

「え?それって…いつ?」って。

 

「〇〇になったらやろう」理論について

一旦は「英語がもっとできるようになったら、おじいちゃん会に入れてもらおう」と決心した私ですが、ふとした疑問が沸き起こってきました。

「いや、『英語ができるようになったら』って、それいつ?」

「何をもって『英語ができる』って言うの?」

「その時にまたおじいちゃんたちがパーティする保証なんて、どこにもないよ?!」

それで、気付きたくないことに気付いちゃったんですよね。「あ、これって単なる言い訳だわ…」って。気付きたくなかったですけどね。でも、もう気付いちゃったので、それで、何を感じ取ったのか、急に体が熱くなって、まだ全然英語流暢じゃないくせに

「今行かなかったら、一生行かない!!」って思って、あんまり深く考えるのをやめて、「HELLO! I'm TAE!!」って、おじいちゃんたちの輪に飛び込むことにしたんです。

 

やってみたら、めっちゃ簡単だった

いざ、おじいちゃんパーティーに突入してみたら、そのあとは全てがトントン拍子に進みました。もうその場にいたオーストラリア人のおじいちゃん3人とも、めっちゃウェルカムな雰囲気で!

「へぇ~君、TAEって言うの~!」

「どこから来たの~?」

「オーストラリアにはどれくらい住んでるの?」

ってもう、超話題振ってくれるし、どんなにつっかえつっかえゆっくり話しても「うんうん♪」って聞いてくれるし、なんならおじいちゃん自体も話すの遅いから、こっちも聞き取りやすいわで(笑)まさに言うことなしでした☆

その時思ったのが…「そりゃそうだよね!オーストラリア人とはいえ、お年寄りだもんね。(全員ではないけど)お年寄りって若者と話すの好きだし、長年生きてるだけあって人生の酸いも甘いも噛み分けて、第二言語話者のつたない英語も忍耐強く待てる、鋼の心も持ち合わせていらっしゃるわぁ…何も心配することなんて、なかったんや」ってことでした。

もうホント3人ともめちゃくちゃ優しくて、その夜はとっても楽しい時間を過ごすことができました。

 

準備なんかいらない。今すぐやってしまえ!

この夜の経験を通じてヒシヒシと感じたことは、「ホント、今すぐ飛び込んでしまってよかった!」ってことでした。この経験が、のちのちの私のワーホリ人生2年間に影響したと言っても過言ではないと思っています。

というのも、この時に「今のままの英語力でチャレンジしていい」ということを身をもって体感したので、このあと、幾千も襲い掛かってくる選択肢の山を前に、果敢に難しい方、大変な方を選択することができたからです。

ちょっと話ズレますけれど、ワーホリ中って、選択の連続なんです。日本にいるときは、なんかもう、日常のルーティーンって出来ちゃってませんか?朝起きて、会社(学校)行って、いつものメンバーに会って…。てな具合に、な~んか、予測可能な毎日の中を生きてますよね。

でも、ワーホリ中は違います。ワーホリビザは、働いてもいい、学校行ってもいい、遊んでてもいいっていう、夢のようなビザなので、本当に何をしてもいい代わりに、毎日毎日、自分が何をするか選択しないといけないのです。現に私も、ワーホリ中は「自分が来月、どこにいるかも分からない」っていう生活をしていましたw

そうやって何かを選ぶときに「今は止めておこう。○○が出来てからにしよう。」って決断を毎回していたら、今の私はいなかったと思います。

ランゲージエクスチェンジに誘われたときも、とりあえず行ってみたし、そんなに英語が上手ではなかった時から、ローカルのレストランにレジュメを出してみたら、即採用されたり…。とにかく準備をすることを辞めて、今すぐ行動するようにして、私のワーホリ生活が充実していったように感じます。

思うに、「英語が話せるようになってから…」とか「もう少しお金が貯まったら…」とか、「もう少し〇〇になったら」シリーズって、結局全部が言い訳なんですよね。英語が話せないなら話せないなりに、お金も無いなら無いなりに、やれることってたくさんあるはずなのに、やらない。それって結局「挑戦することから逃げてるだけ」ってことなんですよね。

って、偉そうに言っちゃってますけど、私がまさにそういう人間だから分かるんですよw私も、さも「ワーホリでこんなに頑張りました」風に言ってるけど、ワーホリする前は「お金がないから~」って、ワーホリすることから逃げてましたから。(貯金が少なくてもワーホリはできます

 

ワーホリ中の1年くらい、めちゃくちゃ行動してみよう!

ワーホリ期間は、1年しかありません。ぼーっとしてたら、何もしないまま過ぎてしまいます。だから、せめてワーホリ中の1年くらいは、自分でもビックリするくらい、行動しまくってみませんかっ?!

私はオーストラリアに着いて2週間目で、おじいちゃんパーティに突撃しましたが、何かにチャレンジするなら、早ければ早いタイミングの方が良いと思います。というのは、一旦逃げると、逃げ癖がつくからです。人間、始めたばかりの頃は、だれでもヤル気があります。だから、そのときに、「えい!」っとローカル社会に飛び込んでしまえば、「あれ、意外となんとかなるな」って自信をつけることができるし、自信があるから、また次にチャレンジできる…という、好循環に入ることができると思います。

例えるなら、仕事終わって家に帰ってきてすぐだったら、洗濯物したり部屋片づけたり、なんなら買い物行ったりもできるけど、一回座っちゃって「ふぅ (=゚ω゚)」ってなっちゃったら、もう動けないwみたいな、あんな感覚(笑)

一回、「次でいいや」って思っちゃうと、次の機会の時は、もっと勇気出さないといけなくなるんですよね。だから、ワーホリ始まった直後から、ゴリゴリ行動していくことが、成功するワーホリへの最短距離だと思う、午後の昼下がりのTAEです。

大丈夫!怖いのは自分だけじゃないし、誰だって初めから上手にできるわけじゃありません!転んで強くなるのです☆☆(*'▽')

【オーストラリアワーホリ体験談③】シェアハウス探し。ワーホリ成功の鍵は、早い段階でローカル環境に飛び込むことにある?!

こんにちは!オーストラリアに2年ワーホリしていたTAEです!これからワーホリを考えている人にとって、経験者の体験談って、かなり参考になると思いますので、私の体験談を載せているこのコーナー!今回は、シェアハウス探し編です♪

体験談、初めから読むにはこちらから↓↓

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それでは、さっそく行ってみましょーー!!

 

現地に着いて、すぐに始めたシェアハウス探し

私がオーストラリアについてまずこと。それはシェアハウス探しだった。外国にひとり、バッグ一つで入国したので、とにもかくにも、住む家がなければ何も始まらない。

ワーホリ始める時って、最初はホームステイから始めるのが一般的だと思いますが、私がお世話になったエージェントの人の方針はそれとは違くて、もういきなりローカルの掲示板を見てバンバン電話をかけていくというスタイルでした。

「ガムツリー」と言う、オーストラリアに住んでる人なら誰でも知っている掲示板(詳しくはこの記事に書いたのでここでは省略)を使いました。空き部屋を貸したい人がその掲示板に広告を出して、それを見て、私たちが自由に電話をかける感じ。

あっちではシェアハウスを借りるぐらいだったら、わざわざ不動産屋さんなんて使いません。こうしてハウスオーナーと直接やり取りをするのが一般的です。日本で一人暮らしをするときは、まずはとにもかくにも不動産屋さんに行って、自分の希望を伝えて、物件を探してもらって…と言うのが一般的ですよね。だから、「日本とは全然違うなー」って思いましたね。

このシェアハウス探し始めはすごく苦労しました。というのも、当たり前ですけど会話が全て英語で行われたからです。しかも電話ってすごい聞き取りづらいんですよね。対面で話してる時は、相手の身振り手振りなり、表情とかで、なんとなく言ってることを想像できるんですけど、電話だとそうした視覚的情報が一切ない。だから、本当に難しいんですよ(´;ω;`)

しかも、こっちはオーストラリアに来て2日目とかですよ?!外国人に対しても。もろビビってるわ、英語にも慣れてないわで、ほんとあたふたあたふたしてました。最初にかけたときなんて、相手が何言ってるかさっぱり分からなくて、何度も何度も「Perdon?」を繰り返していました。

しかしながら、人間、不思議なものでそれも2~3日もすると慣れてくるんですよね。何日か経つ頃には、もうすっかり自分で電話をかけて、「じゃあ何時にそっちに行くからよろしく~♪」ってアポイントメントを取るのが当たり前にできるようになっていました。

オーストラリアに着いて、一番最初に日本人コミュニティに入るんじゃなくて、ローカル環境に入ったことによって、現地の人と話をすることに対する抵抗がなくなったんですよね 。

結局、全部で20件くらいのシェアハウスを見ました。これ、誰かに言うと「そんなに見なくてもいいじゃん!!」って言われちゃうんですけど(笑)私にとっては、これすっごい楽しいことだったんですよ!!

だって考えてもみて下さい!シェアハウスの見学でもなければ、こんなに他人の家に合法的に堂々と入れる機会ってないですよね?!しかも外国ですよ、外国!!旅行会社のツアー旅行して、観光名所を回ったりするより、そこに実際に住んでいる、ローカルの人たちの家を見せてもらう方が、よっぽどその国の文化への理解も深まるってもんです。

しかも、あっちっておしゃべりな人が多いから、シェアハウスを見学に行っただけなのに、気付いたらそのまま茶~しばきながら、1時間話し込むとか普通にありましたwwまさに無料の英会話レッスン♪って感じで、シェアハウスの見学してるだけなのに、無意識のうちに、英語力もめっちゃついていました。

しかもそれは、語学学校で習うような形式的で教科書的な英語じゃなくて、実践の生の英語。これをワーホリ始めて、2~3日ですぐ実践出来たっていうのはとても大きかった。

たとえるならば、最初にいきなり水風呂に入っちゃう感じ。水風呂って最初はすご~く冷たくなって、めっちゃつらいけど、慣れたらすっごく気持ちよくなるじゃないですか?!まさにそんな感じ。ローカルの環境も、最初は全部英語で「うはあ(+_+)!!」って思うけど、慣れてしまえば、せっかく外国に来たんだから、外国人と話してるほうがよっぽど楽しい♪ってなります☆★

日本人と話すのももちろん楽しいんですけど、それはやっぱりぬるま湯で。生ぬるくて、いいっちゃいいんだけど、刺激が足りない。あれ?何のために外国くんだりまで来たんだっけ?ってなる。

せっかく海外に来たんだから、本当は日本人にばっかり囲まれてるんじゃなくて。外国人と話したい。それがみんなの本音のはず。だけど、最初はやっぱり外国人慣れてなかったり、英語に自信がなかったりで、日本人コミュニティに入りがち。

そして、最初に日本人コミュニティに入ってしまって、ジャパレスで働いて、週末も遊ぶのは日本人ばっかり…っていう風にしちゃうと、そのぬるま湯から抜け出せなくなっちゃうんですよね。

私は本当に精神的に弱いんで、ぬるま湯に入っちゃったら、その後に水風呂に飛び込むなんて到底できない。だから、初めからローカルの英語を顔面にぶっかけられまくるっていう、水風呂に入ることを選んで、本当に良かったと思っています。

 

★印象的だったシェアハウスたち★

ではここで、面白かったシェアハウス、印象に残ったシェアハウスを紹介しようと思います♪

まず一軒目。これは忘れもしない…というのは、私が一番初めに見たシェアハウスだったからなんですが…。まず、とにもかくにも、オーナーの感じがめちゃくちゃ悪い。もう、それだけで「ここには住みたくない」と思いましたね。

部屋も見せてもらったけど、もう本当に、何て言うんだろうあれは…。現代のタコ部屋??奴隷だってもうちょっといい部屋に住んでるんじゃないの?!っていうくらい汚いし、狭いし、いやもうホント、日本人感覚ではマジでありえない部屋でしたね。

しかも、めちゃくちゃ寒い。それで、レント家賃が安いって言うなったら分かるんですけど週に150ドルぐらいじゃなかったかな~。別にそこまでお得っていうわけでもなくて、本当にこの物件のメリット何?っていうぐらいでしたね。

 

他にも印象的だったのは、私が見学の時に、1時間以上話し込んでしまったハウスオーナーのおじさん。私はその部屋を見て、なんとなくピンとこなかったので、そこには住まなかったんですけど、そのおっちゃんとはなんとなく話があって、1時間ぐらい話し込んだんですね。

ジュースもらいながら、談笑してて、ふとした瞬間に、そのおじさんに「どうしてオーストラリアに来たの?」って聞いたら、「母国で戦争があったから、それから逃れる為」って言ったんですね。

私たち日本人がオーストラリアに来る理由なんて、せいぜい「 ワーホリ」とか「自分探し」ってなもんですけど、外国だと本当に普通に戦争があって、そういうのから逃れてくる人がいるんだ。っていう現実を見て…。もちろん、知識では知っていたことなんですけど、実際そういう人に会ってハッとしたんですよね。身が引き締まる思いがしました。

それで、そのおじさんは、命からがら母国から逃げてきて、当然、オーストラリア来たばかりのころは全然英語も話せなかった。けどもう生活していくしかないから、働きながら英語は覚えたんだって言っていて。自分なんて、まだまだ甘いなと思いました。

 

あと他にも印象的だったのは…オーストラリアの人が、本当に親切だったということ。私が道に迷ったら、大抵声かけてきてくれて「大丈夫?」ってきいてくれます。道も親切に教えてくれるし、バス停まで歩いて連れて行ってくれたりとか、自分のスマホを使って地図を調べてくれたりとか…そういうのが当たり前っていうぐらい、みんな親切です。

日本だけにいると、なんとなく外国人と壁を感じてしまって、外国人と話すの怖いって思っちゃうかもしれないけど、全然そんなことない。オーストラリアの人ってマジで親切な人が多い。だから、現地のエージェントなんかに頼るよりも、さっさとこの現地の人たちの温かさに気付いて、現地の人達に頼る方が全然いい。

話が盛大に逸れるけど、ワーホリ始める前ってみんなすごい不安だから、日本のエージェントの現地サポートみたいなのが必要と思い込んで、高いお金払っちゃったりする人もいるみたいだけど、そんなの全然必要ないと個人的に思っています。だって、現地の人がめっちゃ優しいから。

彼らが一番のサポーターになってくれるよ。しかも無料だしね(笑)

私は一日に見学のアポ2~3件取ったりしてたんだけど、ぶっちゃけその家で話し込んじゃって、「次のアポにもう間に合わない~遅刻だ~汗」という時に、車を出してくれて次のアポまで送って行ってくれたオーナーさんもいました。しかも、「その後時間ある?」なんて、夜ご飯までご馳走になっちゃいましたねww

何て言うか、あっちは移民社会だからかもしれないけど、初対面の人に対する心のハードルがめっちゃ低いんですよ。そうやって初めて会った人と、気軽に食事したりとか親切にしてあげたりする雰囲気が当然のようにある。日本でも、田舎の方だったらもしかしたらそうなのかもしれませんね。

でも私は東京生まれ&東京育ちで。東京では、何だろう…。みんなが地元民じゃないからかもしれないけど、なんかそういう心の繋がりが希薄になってきてるなって感じていたので、このオーストラリアの温かい対応は本当に心に響くものがありました。

ワーホリでオーストラリアに着いて、すぐ20件ものシェアハウス探しをこなすうちに。英語を話すことに対する抵抗は取れましたね。もちろん、全てがスムーズだったわけじゃなくて。

全然英語が分からなくて、冷たく切られてしまったりすることもあったけど。その分、私のつたない英語を辛抱強く聞いてくれる人もたくさんいて。別に英語がへたくそでも、そういう人と一緒に住めばいいんだなって思いましたし、英語ができないからこそ、そんな私にも付き合ってくれる、本当に心の温かい人に出会うこともできました。

私が最終的に選んだシェアハウスのオーナーは、オージーのおじいさんで、そこに決めた理由も、私が帰る時にバス停まで送って行ってくれたからです。

しかもその後、「うちにしない?」って電話もかけてくれました。なので、もう「ここにしよう!」って思いましたね。結果、大正解でした。私がその家に住んでいる間、そのオージーのおじいちゃんは、ずっと私を手厚くサポートしてくれていましたからね。

これからオーストラリアでワーホリをしたい!っていう人には、是非ともガムツリーを使ったシェアハウス探しに挑戦してもらいたいと思います。もちろんオーストラリアには、日豪プレスやチアーズなどの日経のウェブサイトがたくさんあって、英語なんて使わなくても、日本語だけで十分シェアハウス探しは完結させることができます。

だけど、そういうサイトに案件を出しているのは、ほとんどそこ住んでいる人が日本人ばかりと言う、日本語環境なことが多いです。

 

もちろん、最初からローカル環境に飛び込むのは勇気がいるけど、「どうしてオーストラリアに来たんだろうか」っていうのを思い出して欲しいです。そもそも最初にオーストラリアに来ること自体がかなりの勇気だったはず。

そこで勇気を使い果たして、オーストラリアに着いたとたんに、日本人環境に飛び込むのではなく、せっかくその勇気を出したんだから、その勢いそのままに、ローカルの企業に飛び込んでしまって欲しいと思います。こういうのは結局慣れなんで、その人個人の能力云々というより、本当に努力とか勇気とか、そっちの方が成功するワーホリになるかどうかに影響します。

オーストラリアでワーホリする時は、是非とも地元のローカルな掲示板を使って、ローカルなシェアハウス探しを経験してみてください♪♪

【オーストラリアワーホリ体験談②】ワーホリ前に、日本に恋人がいる場合。別れる?遠距離恋愛する?

こんにちは!2年間オーストラリアでワーホリをし、今は英語を使ったオフィスワークをしている T A Eです★

これからワーホリをしたいと思っている人にとって、ネットでの情報は大切な情報源になるとは思いますが、ネットでの情報はエージェントなどのビジネスライクな情報ばかり(;´Д`)

実際にワーホリをした私としては、現状とネット上の情報に差が見られるな~、むしろ違すぎるだろ!!と、ワーホリ中、常々思っていました。だから、これからワーホリしたい人にとって有益となるような、生のリアルの体験者の声をお届けしたいと思い、この記事を書いています♬

前回の記事はこちら↓↓

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前回は私がワーホリをしたいと思った理由について書きました。今回はワーホリを始める前に日本に恋人がいる人、その場合について書いていこうと思います。というのも、私自身、実際にワーホリを始める前に、日本に恋人がいて、そのことで悩んだからです。今回はそのへんのことについて書きます。

 

日本に彼氏がいた私

私は、ワーホリする前に、日本に恋人がいました。彼は大学生時代からの知り合いで、とても優しくて、誠実で、仕事も真面目にこなし、貯金もたくさんあって、何より私のことをすごく大事に思ってくれている、私には本当にもったいないくらいの人でした。こんな私にプロポーズもしてくれ、あのまま日本での生活を続けていたら、私は彼と家庭を築いていたと思います。

しかし、私はどうしても海外に行ってみたかった。オーストラリアでワーホリをしてみたかったので、彼には「ワーホリをしたい。一年間オーストラリアに行かせて欲しい。」と何度も頼みました。が、しかし、彼は大反対していました。というのも、彼はもともと海外に興味がなかったので、私がワーホリに行きたいという気持ちが全く理解できなかったんです。

彼の言い分は。「例えば『オーストラリアでしか勉強できない、日本では学べない分野があるから、海外に行って勉強をしたい。』と言う、具体的な理由があるならわかるだけど、TAEの場合はただ単に『海外に行きたい。』なんて意味がわからない。それに、TAEがいなくなったら寂しすぎる。行かないでほしい。」と言われてしまったんです。

昔の私は、完全に他人軸(自分の意見よりも、他人の気持ちを大切にすること)で生きていたので、この彼の気持ちを無視するわけにはいきませんでした。ワーホリを通じて、人生観が変わった今の私なら「そんなん、あんたの気持ちやろ!私はワーホリに行きたいんだから行くで!!」と言って、軽くツッぱねたと思いますが、当時の私には、彼の気持ちも、とても大事でした。

二人の話し合いは平行線をたどるばかり。結局、「半年だけオーストラリアに行く」という、折衷案で和解しました。私はオーストラリアに1年行きたい。彼は全く言って欲しくない。その間をとった形になります。

結局は、ワーホリに行って1~2ヶ月目くらいでうまくいかなくなり、別れることになったのですがwちなみに、別れを切り出したのは彼の方からでした。理由は、私がいなくて寂しすぎたからとのこと。私と別れれば、気持ち的に楽になるだろうと踏んで別れを切り出したんだそうです。(←帰国してから聞きました。でも別れたらもっと寂しくなって、「なんであの時別れようって言っちゃったんだろう?!別れなければよかった!」と後から言っていました)

そんな彼も、私と別れた後、新たに素敵な女性に出会い、結婚。今度子供も生まれるそうです。彼が幸せになってくれて本当に良かったと思っています。異性は35億いるわけですから、やっぱり一人に固執しなくていいんですよね。

私はその彼と別れたあと、オーストラリアで新しい彼氏(オーストラリア人)に出会い、貴重な体験をさせてもらいました。オーストラリア人の彼と、オーストラリアでしかできない体験ができたのは本当に良かったです。日本人の人と付き合っていては絶対に分からないようなことがたくさん経験できたからです。文化の違いとかね。

 

まとめ

恋人と別れてからワーホリをするか、恋人を日本に残したままワーホリに旅立つか。の答えはありません。人によって、性格も恋人との関係も、考え方も全然違うのに、たったひとつの答えなんてあるわけがありません。それぞれ、「自分にとっての正解」があるだけ。自分で考えるしかないです。

ただ私の意見として言いたいのは、やはり「自分が何をしたいか」ということだと思います。日本で恋人と過ごすのが大事なのか、海外で新しいことにチャレンジするのが大切なのか。いったい自分はこの人生で何をしたいのか。そういったことを突き詰めて考えていくと、答えは出てくるのではないでしょうか。

もちろん、簡単に答えが出せる問題ではないので、たくさん悩むと思います。だけど、そういった、「人生の岐路について考えること」それ自体がもうすでにワーホリの醍醐味だと思います。

ワーホリに行けばわかるのですが、ワーホリビザって本当に自由です!学生ビザ、ビジネスビザと違って、やる事って本当に決まってないんです。1年間学校に行ってもいいし、働いてお金を貯めてもいいし、友達と遊び歩いててもいいし、何もせずぼーっと療養的な生活をしててもいい。本当に何してても自由。

日本で生まれ育っていたら、だいたいお決まりのパターンがありましたよね。「高校&大学を卒業した後は、会社に行って、適齢期にいい人を見つけて、結婚して子供を作って、マイホーム建てて…」みたいな、うっすらとしたレールが見れると思います。

日本人はそういうレールに沿って生きるの得意だと思いますが、自分で何かを決めるのに慣れてる人は少ないように感じます。ワーホリでは、そんな今までの生活とは真逆。全部、自分で決断しなきゃいけないことの連続です。

だから、そのワーホリ本番の前哨戦として、恋人とのことをじっくりと考えてみるのは、良い練習になるのではないでしょうか。私が唯一意見を言うのを許されるとしてら、伝えたいのは、「一番大切にしてほしいのは自分自身の気持ち」ということです。

恋人は、もちろん「寂しい」とか色々思うと思いますが、これは自分の人生です。自分の人生の主役は、自分です。あなたの恋人ではありません。あなたの恋人は、あくまで脇役です。自分自身が、自分の人生をどうしたいのかをよく考えて、それから恋人のことを考えたらいいのではないでしょうか。何度も言いますが、正解はないのですから。

 

【オーストラリアワーホリ体験記①】ワーホリするのを決めた理由。海外に対する漠然とした憧れ。

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリをし、今は英語を使ったオフィスワークをしているTAEです☆

これからワーホリを検討している人、もしくは絶賛ワーホリ中の人は、とにかくワーホリに関する情報が欲しいところですよね。ネットにはワーホリに関する情報が溢れ返っていますが、発信元の多くはエージェントだったりと、ビジネス絡み。そうすると、どうしてもバイアスの掛かった、偏った情報になってしまいます。

例えば…「語学学校には必ず行かなければいけない!」とか、「保険は絶対に入らないといけない!」などなど。これらは、紹介すると紹介料がもらえるから、そう言っているという側面が強いです。

TAEの意見はこちら↓↓

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

 

なので、そうした業者がビジネスチックに発信している情報ではない、もっとこう…実際の一日本人女性が体験した、生のリアルな体験談を発信したいと思いました。実際のワーホリと、ネット上の情報の差が、かなり大きくなってしまったという印象があるからです。

語学学校一つにしても、語学学校に通っても全然英語力伸びてない人もたくさんいるし、逆に通わなかったけど、英語が上達した人もいます。選択肢は、ごまんとあるんです。

これからワーホリを検討している人の参考になれば幸いです♪あと、帰国して2年近くの月日が経ち、ワーホリ生活を忘れてきてしまっているので、そんな自分の為の備忘録的な意味合いもあることをご了承ください☆それでは、さっそく行ってみましょ~!!

 

元々、海外に強い興味があった私

海外への興味は、割と子供のときからあったように思います。よく覚えてないけど、少なくとも、小学校の低学年頃にはありました。理由は、ご近所に住むおじいちゃんでした。

そのおじいちゃんは、米軍で通訳をしていた経験があり、ことあるごとに私に「TAEちゃん、外国に出た方がいいよ。この狭い日本だけに留まっているんじゃなくて、世界を見た方がいい。2つ以上の価値観を持っていると、なにか悩みがあったときにも『でも、あっちの国では、ああいう考え方をするもんな』って上手に切り替えることができるから」と言ったものでした。

30歳を超えた今思うのは、小学校低学年から、ほぼ毎日のようにこのおじいちゃんの家に遊びにいき、毎回こういった話を聞かされて育った私ですから、それはもう潜在意識の奥底にまで「海外への漠然とした興味」は植え付けられていたと思います(笑)それに「英語が話せるほうが、世界が広がるからいいよ」ともよく言われていました。

 

大学はアメリカに留学したかった

「いつかは海外で暮らしてみたい」という思いを抱きつつも、高校までは普通科に通い、特に英語に触れる生活ではありませんでした。転機は大学受験。どうしても日本の大学に自分が通うビジョンが浮かばなくて、受験勉強に全く身が入らなくて。

そんな折、なにかの拍子に「大学から、アメリカ留学できる」っていう情報を小耳にはさんで、さっそくいくつかの留学エージェントの説明会に母と足を運びました。説明を聞けば聞くほど、どんどんアメリカ留学に想いを馳せる私。

そんな私とは対照的に、母の表情は全く明るくなく、パンフレットの留学の費用のページを見て一言、「ウチにはそんなお金は無いよ。お父さんに相談するまでもないよ、こんな金額」と言い放ちました。

その母の表情を見て、すべてを悟った私は、アメリカ留学を即座にあきらめ、華々しく高卒フリーターへの道を突き進んでいったのでした(笑)今にして思えば、もし本気でアメリカ留学したかったのなら、自分でお金を貯めるなり、奨学金を調べたりしたでしょうから、所詮その程度の気持ちだったということなのだと思います。

 

しばらくは、海外への興味を忘れていた

高卒フリーターになってから2年経ち、ある日急に「大学に行って経営を勉強したい!」って思い直して、1年間独学して、大学に入学しました。授業に期待していましたが、そこは日本の大学。授業はクソでしたねw自分で本を読んだ方がよっぽど役に立ちました。

大学を卒業してからは、海外とは全く関係の無い分野(スポーツトレーナー)で働いて、しばらくは自分が英語や海外に興味があったことはすっかり忘れていました。むしろ大学時代は「日本にいるのに、英語なんて必要ねーよ!」ってオラついてて、何度も何度も必修の英語の単位を落とし、再履修の嵐でした。

 

海外への興味を思い出したのは、妹の意外な発言

そうして、会社で働いているうちに、すっかり海外への関心を失っていた私に訪れた転機。妹が急に「TAEちゃん!(←妹は私をこう呼ぶ)一緒にワーホリ行かない?!」って言い出したんです。

妹が海外に興味があったなんて知らなかったので、私はもうビックリ!!だって、妹の口から「外国」なんて聞いたこともなかったし、英語の成績も、全然良くはなかったので。「え!!お前、急に海外とか!え!そんなキャラだったっけ?!海外で暮らすとか、英語は?!お金は?えええ!てか、そもそもワーホリってなんだっけ?!」って頭の中はメダパニ状態でしたね。

そのときに、ふっと「あ、そういや私、10年くらい前は、めっちゃ海外行きたいって切望してたな」って思い出したんです。どこかにしまってた、淡い想い。なんだか、ちょっとくすぐったくて、苦しくて、甘酸っぱい、初恋みたいな思い出。

でもすぐ「英語話せない!怖い!ってか、金がねぇ!!」ってできない言い訳を探し始めてました。当時私は、マジで薄給だったので(平均月収13万くらい)、ワーホリに行く資金を貯めるなんて、とてつもない高い壁のように思えていました。

実際は、ワーホリってそんなにお金かからないんですけどね。それについては、こっちの記事で詳しく書きました↓↓

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

 

それに何より、妹に「マジでお金がないから、行きたくてもすぐには行けない」なんて恥ずかしくて言えなくて「ああ…うん…」なんて、曖昧に答えてました。今思えば、マジでいらない、こんなプライド!!姉のクソくだらないプライドなんて、いらねーんだよ!!その時点で妹には正直にゲロって、一緒に方法でもなんでも考えれば良かったのにワーホリ前の私ときたら…。

そんな風にお茶を濁していたら、妹はしびれを切らして、さっさと一人でオーストラリアへ旅立っていきました。マジでナイス判断、妹。こんなうじうじしてる姉は、見切るが勝ち。

妹が先にワーホリに行って、少しさびしかった反面、ホッとしてる自分もいました。「ああ、もうこれでワーホリ行かずに済む。挑戦しなくて済むんだ」って。結局お金がなんだって理由をつけて、新しいことに挑戦するのが怖かっただけなんですよね。

 

それでも消えなかった、海外への想い

それからしばらく、ワーホリのことは忘れていました。それでも、もともと海外に興味はあった私。それを大学留学の時に金銭的なことを理由に無視をして、30歳間近にしてまた同じことをしようとしても、もう2回目は無理でした…。

どんなにワーホリへの想いに蓋をしようとしても、もうできなかったんです。妹がワーホリに旅立ってから数か月、気が付けばワーホリについてググっている自分がいたんです。「なんだよ自分。やっぱり海外に行きたいんじゃん」って思いました。

それでもなんか踏み切れずにいた私でしたが、こじんまりと営業されているエージェントを発見し、そこのHPを読み込んでいるうちに、「ここでなら安心してワーホリできそう!」と思い立って、ワーホリ行きを決意しました。

そこに決めた理由は、なんでもかんでも決めつけていないところ。「たとえば、こういう考え方もできるし、こういう考えもあるよね、最後は自分で決めてね。」っていうスタンスが、他のビジネスライクなエージェントとは一線を画していました。私の最大の懸念、ワーホリ費用も、「やろうと思えば、いくらでも抑えられる」って持論を持っていたところだったので、すっごく共感して、そこのエージェントにお世話になることにしました。

 

決めてからは、あっという間

「よし!ワーホリするぞ!」って決めてからは、すべてが早かったことを鮮明に覚えています。

●オーストラリア行くから、飛行機予約しなきゃ→お、2月が安いぞ。2月にしよ~

●2月だから、そこを目処に退職の意思を職場に伝えよう~

てな感じで、ポンポン物事が運んでいきました。「こんなに何でもうまく物事が進むんだ」ってビックリしました。結局、「ワーホリ行く!」って決心するまでが、一番大変だったんですよね。決めたら、あとはやるだけの世界になるので、それはそれは早かったですw

 

理由は、「行きたいから」でOK

よくワーホリ関連のサイトで「成功するワーホリのためには、明確な目標を持つことが大事」と書いてありますが、私は、目標なんてなくてもいいと思っています。現に私も、明確な目標なんて持たずにワーホリをスタートさせました。

それでも、今英語を使った仕事ができるくらいの英語力を身に着けて帰国できたし、オーストラリア人の彼氏はできたし、外国人の友達もできたし、ローカルレストラン&ファームで働けたし、ウーフ(オーガニックファーム)を楽しんだし、死ぬほど充実したワーホリ生活を送ることができました。

もちろん、「英語を使った仕事がしたいから」などの明確な目標を持って、ワーホリすることは全然かまいません。それは個人の自由。

でも、多くの人がワーホリする理由って、なんかこう…「海外に興味がある」とか「今の自分や生活を変えたい」とか「なんか新しいことをしたい」みたいな、ふわっとした、漠然としたものなんじゃないでしょうか。というのは、本当に明確な目標があるなら、ワーホリじゃなくて、留学とかビジネスとか、そっちに目が行くと思うので。

言うならば、「なんか新しいものに触れて、今の自分に化学反応を起こしてみたい」っていう一言に尽きるんじゃないかと。そしてそれって立派な「明確な目標」じゃないですか?!日本って、島国だし、鎖国的だし、基本日本人ばかりだし。そんな日本人が「海外に出て生活する」っていうだけで、得られるもの、いっぱいあると思いますよ。

少なくとも私は、「ワーホリ前の自分には、死んでも戻りたくない」って思うくらい、ワーホリで多くのものを得ました。

だから、いまワーホリに行く「明確な目標」がない人でも、安心してワーホリに行ってほしいって、TAEは思います。目標なんて、あっち行ってから作ればいいじゃないですか。

ワーホリに年齢は関係ない。学生でも社会人でも、行きたければ行けばいい。

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリし、今は英語を使ったオフィスジョブをしているTAEです!

 

今日は「ワーホリと年齢」について書いていこうと思います。実際にワーホリを経験した私だからこそ書けること&考えたことを書きますね♪♪

 

大体何歳くらいの人がワーホリをしているの?

これはですね、TAEの体感としては、大学を休学してくる20代前半の若者組と、30手前にして「もう時間がない!」と駆け込みワーホリする、この年代がボリューム層かな、という気がします。

 

若者組は、「学生である今のうちに海外を体験しておこう。就活の際の話のネタにもなるし」という感じで、30前後のギリホリ組は、「会社で何年か働いてみたけど…私の人生これでいいのかな?」という、いわばリセット的な意味合いが強い印象です。

私はアラサーなので、後者の方にすごい共感できますねww日本で何年か社会人をして、仕事もそれなりにできるようになってきたし、特に不満もあるわけじゃない。だけど…なんていうか…「このまんまでいいのかな?」感がすごくある。このまま日本で、この鬱蒼とした感じを引きずって、生きて行かなきゃいけないのかな?見ないふりもできるけど、でも時々、「ずっとこの同じような生活が続いちゃうのかな?」っていう、なんかこう、ちょっとした不安がいつまでも胸につかえてある感じ。

 

TAEの場合

私は29歳の時にワーホリをしました。いわゆる、ギリホリってやつです。きっかけは、妹が「一緒にオーストラリアでワーホリしない?」って誘ってきたことです。

私は実は、海外にすごく興味があって、大学はアメリカの大学に進みたかったんですね。だけど、親に相談したら、「うちにそんな金はない」と言われ、断念をしました。(もちろん、奨学金など、他にも手段はあったでしょうから、所詮その程度の気持ちだったのだと思います)

そのまま海外への好奇心に蓋をして、「自分は海外に興味はないんだ」って自分にある種言い聞かせて、日本国内の大学に進学し、卒業後は日本で、海外とは全然関係のない仕事をしていました。

そんな折、妹から突然転がってきたワーホリの話。すごくビックリしたけど、心が良い意味で揺さぶられましたね。「え…ワーホリ?何それ?そんなに簡単に海外で住めちゃうもの…なの?!」って。だって、妹も全然英語話せるわけではなかったですから。

すごくすごく興味をそそられたものの、結局その時は「お金がないからいい」って断って。今思うと、完全に言い訳ですね。お金なんて、どーにでもなるわけですから。

ワーホリの初期費用については、こちらで詳しく書きました。↓↓

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

 

そうこうしてるうちに、妹はワーホリに旅立っていきました。「お金が無いんだもん、しょうがないよね」なんて、自分を納得させる言い訳を言いつつ、心の中は安堵感でいっぱいでした。だって、チャレンジしなくていいわけですから。やっぱり人間、初めてのことは怖いものです。

それでも、半年後くらい時間が経ってからかなぁ?どうしてもワーホリのことが忘れられなくて、再度ネットで調べ始めるようになり、「やっぱり行きたい!」となって、行く事を決心しました。ホントおせーーよwww

妹が先にワーホリに行ってくれたおかげで、色々思い出せたんですよね。自分がなんかよく分かんないけど、漠然と海外に興味を持っていること。このまま、日本だけに留まっていることは嫌だってこと。怖いけど、やってみたいってこと。

実際に勇気を出して行ってみたら、これがまた本当に大正解でした!

ウーフ(オーガニック農家)で、トラクターを乗り回したり、新鮮な野菜を採取したり、オーストラリア人の彼氏と大ゲンカしたり…様々なドラマがあって、私を、人間として大きく成長させてくれました。ワーホリ前の自分には、絶対に戻りたくない。ワーホリのない自分の人生はありえない。自信を持ってそう言えます。

 

学生さんにとってのワーホリ

学生にとってのワーホリも、すごく大きな意味があると思います。というのは、これから就職という、自分にとっての大きな決断を下すわけですよね。その時に日本で普通に高校、大学と通って、日本しか知らなかったら、視野が極端に狭いと思う。そんな状態で、果たして自分の求める環境の場所を選ぶことができるのか?と思います。

就活、という点を抜きにしても、若い時期に海外に出て、自活するというのは大きな意味がありますね。現に、私がオーストラリアで知り合った日本人の男の子。大学を休学してワーホリに来ていたんですが、ワーホリ始めた直後は、どこか頼りなくて「自分のことは気持ち悪い、嫌いだ」って言ってたんです。

それが、ワーホリ終了後は、自信に満ち溢れた顔をして「まぁ、就活なんてなんとかなるっしょ!余裕~♪」なんて、言ってました。(実際、オーストラリア内で生活するのと比べて、母国語が使える日本は余裕だと私も思ってますw)それで私が、「ねぇ、自分のこと、好き?」って聞いたら「え?好きだよ?当たり前じゃん!」ってさも当然のように言われました。「ワーホリ前は、自分のこと気持ち悪い、キライだ!」って言ってたよ、アンタ!って思わずツッコミましたが、本人はもうそんなこと覚えてもいなかったようで(笑)一年間で人はこんなにも変わるのだな~なんて感心しました。

もちろん、ワーホリしていても、話すのはもっぱら日本人だけ。日本食レストランで働いて、日本人としかつるまない。なんて生活をしていたら、ワーホリをしてもさほど変化はないと思います。

だけど、きちんと勇気を出してローカル社会に飛び込んで行って、様々なトラブルに見舞われながらも、それを乗り越えた後には、こんなボーナスが待っているものです。慣れない言葉&文化で、親元を離れて一人でアルバイトして、生計を立てて、生活ができた。これだけで、ものすごい自信になりますからね。

若い時に、こんな貴重な体験ができるのは、その後の人生に大きな影響を与える、素晴らしいことだと思います。TAE個人的に、学生さんで「今ワーホリ行きたい!」って思っている人がいるなら、「行っちゃえばいいじゃん」って思いますね。確かにワーホリは30歳までできるので、今休学してまで行く必要あるのかなぁ?って思っちゃうかもしれませんが、私は「行く価値がある!」と思っています。

 

アラサー世代の場合

ワーホリができるようになるギリギリの、アラサー世代の人で、ワーホリが気になっている人!そんな人たちにも、ぜひワーホリを経験して欲しいな、とTAE個人的には思いますね。

「30歳間近じゃもう遅すぎるかな?」「英語が吸収できないかも?」年齢的に、そんなことを気にしちゃうかもしれませんが、心配しなくて大丈夫です!まず、英語ですが、アラサー世代でも全然間に合います!!

まず、私も29歳でワーホリしましたが、全然余裕で英語伸びましたし(もちろん努力はしましたよw)今は英語を活かした仕事を日本でしてますしね。それに、個人的に30歳から本格的に勉強を始めて、同時通訳にまでなった人を知っているので、ホントにヤル気次第で、年齢は関係ないと思います。

それに、誤解されがちですが、ワーホリ一年を充実させるにあたって、英語力ってそんなに重要じゃないですからね!なんか、他の色んなサイトは「英語が出来なきゃダメ、出来なきゃダメ」ってやたら煽るけど、ワーホリなんて、たかだか一年じゃないですか。永住や、ビジネスで長期滞在、とかだったら、高度な英語が必要になってくる場面もあるかもしれませんが、ワーホリなんて、もっと気合とかノリの方が大事になってきますね。

まず、仕事ひとつにしても、ワーホリなんて、期間限定ですから、そもそも正社員にはなれませんよね。できる仕事といえば、レストランとかカフェとか、ファームとか、そういうカジュアルジョブが主になってきます。そして、当然ですが、これらには高度な英語は必要ではないです。

そして、おそらく「ワーホリをしたい」という人の多くが「世界中の友達を作りたい」という目標を掲げてくると思いますが、友達を作るにしたって、語学力より重要なことがたくさんあります。笑顔とか、愛嬌があるとか、もっと、そういうこと。だって、語学力が高ければ友達になれるんだったら、私たちは日本人全てと友達になれるはずですよね?でも、実際は感じの悪いヤツとは友達にはなりたくないじゃないですか。そういうことなんですよ。

逆に、英語はあまり上手じゃなくても、ノリが良くて、笑顔が素敵な子は、いつも人に囲まれていましたね。

 

会社を辞めることに対する躊躇

アラサー世代は、学生の休学とは違い、「会社を辞める」という、大きな決断を迫られますよね。私は幸い?どのみち当時の仕事(マッサージ業界)に嫌気がさしていたので、会社を辞めることに対する苦痛や迷いはこれっぽっちもありませんでした。

でも、大企業とか、いわゆる社会的に良い企業に勤めてる人にとっては、会社を辞めるのって、なかなか踏ん切りがつかないですよね。TAEもそう簡単に「会社なんて辞めちゃえば?」とは言えないですね。

ただ、みなさんもうお気づきとは思いますが、もう今は大企業でも潰れる時代だし、潰れなくても、大々的なリストラだって大いにあり得るし、「良い企業の正社員」っていう立場だって、100%いつまでも保証されているわけではないですよね。

それに、今本当に自分の仕事に満足して、充実感を得られているのであれば、そもそも「ワーホリしたい」とも思わないでしょうから、やっぱり心のどこかで「今の状態から脱却したい」っていう思いがあるのでは?と思います。

グローバル化が進んで、世界のどこでも働くことができる、という時代に、日本しか知らず、選択肢は日本国内のみ。という方がリスクかな~。という気もしますね。もし、「リスク」ということが気になるのならば。

ただ、こんなん全ては結果論ですから、何がどう転ぶかなんて、誰にも分かんないです。「ワーホリ行ってよかった!」って思うかもしれないし「行かなければ良かった!」って思うかもしれない。でも、そんなん誰にも分からないわけです。

この世に唯一の「正解」なんてない。だから、結局自分で決めるしかないんですよね。

私は、ワーホリ前は、婚約者がいて、結婚前提に付き合っていましたが、どうしてもワーホリに行きたくなり、結果お別れすることになってしまいました。30歳目前にしてですw

でも、あくまでTAEの場合ですが、このまま結婚しても、どこか心の中で「ああ。ホントはワーホリで海外行ってみたかったのに。今は子供がいるから、一人で勝手に海外なんて行けやしない。それもこれも、アイツと結婚したせいだ!」って思ってしまう自信があったんです。そんなの絶対嫌だな~と思って、彼の反対を押し切って、ワーホリすることにしました。

結果、今は彼も新しい恋人と結婚をしたって風の噂で聞きましたし、私もワーホリで海外に行けて、本当に満足ですから、あの時、ワーホリに行って良かったなぁと思っています。

 

まとめ

結局、答えなんてありませんから、自分の好きなようにしたらいいと思います。行くのもベストの答えだし、行かないのもベストの答え。自分が後悔しないようにすればいいだけだし、後々後悔したとしても、それすらも答えなのかもしれない。

ただ、私が29歳でワーホリしたので、アラサーでも海外に挑戦するのに遅すぎるってことはない。それだけは確信しています。

あとは自分のハートに聞くだけですね!大丈夫!どっちを選んでも、それがあなたにとっての、正解ですよ!!!

 

オーストラリアでワーホリを始めるのにおすすめの時期は?経験者がアドバイス!

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリして、今は英語を使ったオフィスワークをしているTAEです!!

 

今回は、オーストラリアでワーホリをするのにオススメの時期について話します。「ワーホリ気になってるけど、いつがいいんだろう?」って人に読んでもらいたいです♪

 

行きたいときが一番!

結論から言うと「自分が行きたいと思った時」がベストタイミングです。うわぁぁぁぁぁぁぁ!ちょ、ちょっと待って!!「んだよ、そんな精神論かよ、はいはい終了~」なんてページ閉じないでぇえええ!これには、れっきとした理由があるんです。ちゃんと順を追って説明します。

 

気温を基準に考えてみる

渡豪の時期を決める尺度の一つに、「気温」があると思います。オーストラリアと日本の季節は真逆ですから、日本で冬の時に、あっちは夏といった具合です。でも6月とか微妙な時期だと、「え?結局オーストラリアでは今どうなの?」ってなってしまうので、TAEのオススメは、月に6を足すか引くかしてしまう方法ですw

今6月なら、6を足してあっちでは12月→うん、寒いな。今11月だったら、6を引いて、5月→うーん、あったかくなり始める時期かな?なぁーんて、めっちゃ想像しやすくないですか?!TAEはこのやり方、めっちゃ気に入ってますw

 

始めるなら、あったかい時期?寒い時期?

この、スタートはあったかい時期or寒い時期論争は、たびたび勃発しますが、こんなん解釈次第なんですよね。

渡豪してすぐに寒いと、ただでさえ不安なうえに、テンションも下がりがち。やっぱりあったかい時期に行った方がいいよ!っていう考え方もあるし、

いやいや。どうせ最初は語学学校と家の往復で、大したこともしないんだから、あえて寒い時期に行く!そんで英語にも現地にも慣れて「そんじゃ、本格的に活動すんべ」って時にあったかい方が良くない?!って考え方も当然あるわけです。

ね!答えなんてないでしょ?

 

そもそも気温なんて場所によって全然違う

あとですねー。上記のことは、あくまでシドニーメルボルンにいるときの話であって。北の方の、たとえばクイーンズランド州に行くと、話は全く変わってきます。

分かりやすいように、地図出しますね。

 

 

     

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オーストラリアってまぁ、こんな感じの国なんですけど、南半球にあるので、日本とは逆。北に行くほどあったかくて、南に行くほど寒いんです。北海道があったかくて、沖縄が寒い感じですね。

 

それでですね、「オーストラリアって、いま寒いの?」って聞かれても「そんなん、一概に言えないわっっ!!」ってなっちゃいます。

というのも、例えば今が7月だとします。シドニーでは気温は8~16℃ですが、ケアンズでは16~26℃です。シドニーではコートが必要だけど、ケアンズでは、半そででイケちゃうよ♪これくらい、同じ国の中でも気温が違うんです。

もうホント、日本とは国の大きさが違うんです。世界地図見て、大きさを見比べてみてもらえば分かるけど、「え?これで一つの国なの?!」ってくらい大きい。だから、「オーストラリアの気温」なんて語れないんですよね。場所によって違いがありすぎますから。

寒いの嫌いなら、北の方の、クイーンズランド州に行っちゃえば、もう通年であったかいですからね。気温で渡豪時期を迷う必要もなくなっちゃいます。

話は逸れますが、この同じ国内で、気温を意識して移動、なんてこともできるのですね。冬場は寒いからクイーンズランド州に北上して、あったかく過ごし、夏になったら暑すぎるから、南下して、シドニーやらメルボルンのある州で快適な時期を楽しむなどなど。これも、色んな土地を何の縛りもなく放浪できる、ワーホリの醍醐味ですよね。

 

それに、オーストラリアって、タスマニアを除けば、冬でもそこまで寒くないです。感覚的には東京と同じくらいです。夏は暑いし、冬は寒いけど、そんな我慢できない程でもないみたいな。

なので、そんなに開始時期を気温で意識しなくてもいいんじゃないかな~とTAEは思っています。どうせワーホリって一年間いるんですから、一周するじゃないですか。

 

仕事を基準に考えてみる

よく「〇月はファームの仕事が見つけやすい」とか「〇月はカフェの仕事ゲットしやすい」等、ネットに書いてあるの見ますが…TAEとしては、「いつでも一緒、あまり変わらない」と思っています。

 

「傾向」考えるべきか

というのもですね、「〇月はファームの仕事ゲットしやすい」とか、そういう「傾向」って、自分一人が仕事を得る分には、あまり関係ないと思うんです。

もし自分がワーホリ仲介業者などで、10000人のワーホリ分のファームジョブを確保しなければいけない!とかなら、傾向や対策は練った方がいいかもしれませんが、たった自分一人ですよね?仮に「傾向」があったとしても、一人分の働き口なんて、その傾向の「誤差」に入っちゃうんじゃないかと思います。

 

傾向よりも大事なもの

自分が仕事を得るためにもっと大事になるものは、「知り合いからのコネ&情報」「タイミング」あと「運」です。一つずつ見ていきましょう。

 

知り合いからのコネ&情報

これはワーホリで仕事を得るにあたって、かなり重要になります。現にTAEが時給23ドル&従業員の半分が地元のオージーという、スーパーマグネフィティックうるとら優良ファームの仕事をゲットできたのも、知り合いからの情報でした。

たまたま、友達がシェアハウスの見学に行くっていうから、同行していって、そのときに一緒のタイミングで見学してた初見の日本人ワーホリの女の子に教えてもらったんですwwもはや知り合いですらないっていうww

「私いまからファーム行きたいんだよね~。いい場所知らない?」って聞いたら「私はここで働いてたよ!」って、オーナーに直につながる携帯番号を教えてもらえたんです!!これはマジで熱い!

ただ「ここで働かせてください」っていうよりも、「●●さんからの紹介で~」って言ったほうが、断然心象がいいですよね?!

ネットには転がってない、リアルな情報がもらえますよ!

 

タイミング

これもマジで大事!TAEはシドニーのローカルレストランで働いたことがあるのですが、採用してもらえたのも、ひとえにタイミングが良かったからです。レジュメをオーナーに渡したとたん、「ちょうど今、人を探していたのよ!!」って言ってもらえて、来週から即トライアル(トライアルって何?という方はこちら!)、再来週からすぐに働くことができました!

これも、一歩タイミングが間違えば違う人になっていただろうし、ほんと紙一重だったなぁと思います。

 

ここまで書いてて気づいたけど、上記の2つ「知り合いから情報もらえるかどうか&タイミング」も、全て運次第なんじゃね?という気がしてきた(笑)

もう、ぶっちゃけ仕事見つかるかどうかなんて、結局、運だよ、運!!←もはや、身も蓋もないww

だって、私がシドニーのローカルレストランで働けた時なんて、レジュメ渡したの初めてだったからね!他には何百枚も配ってる人もいる中で、私は1枚しか配ってない。てか、配ってるとすらいえないw

「そんな~!全部運任せなんじゃ、どーしよーもないじゃないか!」って思われるかもしれないけど、その運を「手繰り寄せる」ことはできると思うんだよな~。私もラッキーパンチで一発目でローカルレストラン決まったけど、それだってローカルにレジュメを渡すって行動をしたからだし。はなっから「自分にはローカルは無理」って、あきらめてたわけじゃない。

超優良ファームを、初対面の人に教えてもらえたのも、「ファーム教えて!」って私から聞いたからだし。

そう、全部自分から働きかけてる。結果、幸運を引き寄せてるんだよね。

 

以上、3つのことの方が、仕事を探すうえで、「時期」なんてものよりも大事なんじゃないかな~。と思いますね。仕事をちゃんと見つけられる人は、どの時期からワーホリ始めたって、見つけることができると思います。

 

語学学校を基準に考えてみる

ワーホリを始める人って、たいてい最初は語学学校に行くと思うんですよね。「へ?語学学校こそ、時期関係なくね?」って思われるかもしれませんが、語学学校は時期がけっこう関係あります(笑)

TAE自身は2月からワーホリを始めて6月までの、約4カ月、語学学校に通っていたのですが、その中で特にうんざりする時期があったんです。それは…

大学生の春休みの時期!!

この時ばかりは、めっちゃ生徒の数が増えます。今まで一クラス10人くらいだったのに、一気に17-20人くらいになる感じ。当然、先生の目も行き届かなくなります。

あと、ホントこんなこと言ったら申し訳ないんですけど、大学生の彼らの多くが、めっちゃ意識低い系です(笑)っていうか、必死感がないんですよね。ワーホリ勢と比べると。

ワーホリ組は(もちろん人に寄りますが)長期で滞在するので、英語の必要さを、ひしひしと体で感じています。なので、少なからず必死です。

一方で、大学生の彼らは、総じて滞在するのは2週間かそこら。なんなら観光の延長くらいの、ゆるふわ~なノリで語学学校に来ています。だから、授業中も、英語しか使っちゃいけないルールなのに、日本語バリバリ使ってきたり…。

普段だったら、誰も日本語使わないので、使えない(ってか通じない)のですが、春休みは多くの日本人大学生たちが押し寄せてきますから、日本語通じちゃう♪→みんな使ってるし、使っちゃえ♪みたいな雰囲気が横行してしまうのですね。

そんな低いレベルにいるお前が悪いんだろ、とか言われちゃいそうですが、一応私は一番上のクラスにいたんです。だけど…!日本人ってリーディングとグラマーはできちゃうから、入学試験の結果だけは、べらぼーに良くて、上位のクラスに入っちゃうとか、日本人語学学校あるあるなんですよ!それで、スピーキングは絶望的にできないから、結果授業中に日本語使いまくるっていう…(´;ω;`)結果、クラス全体のレベルがガクッと落ちます。

だから、避けられるものなら、大学生の春休み&夏休みの時期は避けたらいいのかな?と思いますけど、そのためだけに渡豪時期をずらすのも、なんだかなぁ…。という感じですね。そこまでする必要ある?コスパ悪くない?って思います。どーせ彼らは1か月くらいしたらいなくなるわけですからね。

 

まとめ

以上、渡豪の時期を「気温」「仕事」「語学学校」の3つの視点から考察してみましたが、総じて「時期を決定するにあたっての決定的理由」にはならないな、というのがTAEの個人的意見ですね。

そんなことよりも、自分の仕事の引継ぎがいつ終わるか、とか自分の心がいつREADYになるのか、とか…そっちの方が大事です。

というのも、あんまりあれやこれや意識しすぎて、渡豪の時期をズルズル先延ばしにしてしまうと、ワーホリに行けなくなってしまう危険性も十分あるからです。

せっかく決意してワーホリ来たのに、家族に大事があって、1か月で慌てて帰国することになってしまったって人の話も聞いたことがあります。あと、単純に先延ばしにすると「やらない言い訳」を生み出してしまうのが人の性です。日本で恋人ができようもうなら、もう「やっぱワーホリいいや♪」ってなるのは容易に想像できちゃいますよね(笑)

 

そういう危険性を避けるためにも、やっぱりごちゃごちゃ言わんと、行きたいときに行ってしまえ!!っていうのが、私の結論なんですよね!