オーストラリアでのwwoof(ウーフ)体験談!ワーホリするなら超おすすめ!②異文化を体験しよう!

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリしていたTAEです!ワーホリは私の人生の中でも、とてつもなく良い思い出ですが、それはウーフのおかげと言っても過言ではないですっっ!!「ウーフってなに?」って方はまずはこちらの記事からどうぞ↓↓

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ウーフの魅力→異文化交流ができる

なぜTAEがこんなにウーフをおすすめするかというと、ウーフをすると、その国への理解がグッと深まるからです。だって、上記の通り、一般家庭におじゃまして、一緒に生活を共にするわけですから!

ちょっとパックツアーで観光名所だけ周って、有名な物食べて…なんて「旅行」とは比較にならないです!あと、もっというなら、私がシドニーで語学学校に通って、日本食レストランで働いていただけの時代よりも、圧倒的に「オーストラリア」を感じることができます。もし今ワーホリ中で、大都市で「こんなはずじゃなかったな…」ってくすぶってる人いたら、是非ともウーフに行ってほしい!世界変わるよ!!

「うわ!これだよ!私、こういうことやりたかったんだよ!」って思えるはずです!

食事の違い

オーストラリアの家庭に入れば、まず食事を一緒にしますよね。レストランや観光名所で食べるものじゃない、一般家庭で食べられている、「リアルなオーストラリアの食事」を体験できます。食事と文化は切っても切り離せないですから、これはかなり貴重。

まず、オーストラリアでは魚よりも、肉が食べられていますね。日本では、魚を焼くための、あのちっちゃなスペースが、ガステーブルについてるじゃないですか。あれが、あっちではお目にかかれなかったですね。だって、焼き魚なんて食べないから(笑)

その代わりに、よく目にしたのが、オーブン!どの家庭でも、大きなオーブンがあって、それを使って料理をします!!

 

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ビックリしたのが、鶏を丸ごと焼いて、それを食べる。それがマジで普通ってこと。日本みたいに、胸肉とかもも肉とか、小分けに買ってくるんじゃなくて、もう一羽まるごと買ってきて、オーブンにぶっこんで、焼いちゃう。

それを、「はい、TAEからどうぞ~♡」なんて笑顔で渡されても「切り方が分かんねーーよ!!」ってマジでとまどった(笑)そこで「日本では、鶏を丸ごと焼いたりしないから、どうしたらいいのか分からないよ…」って正直に白状して、そこで「あらまぁ!日本では丸ごと焼かないのね!」って、またそこで異文化理解が生じるよね。

そのオーストラリアのホストファミリーが日本に来た時、焼き魚を振る舞ったんだけど、彼らは逆に、魚の食べ方が分からなかったりね(笑)そういうささいな違いが、「これが文化の違いか」なんて妙に納得した。

あと、あっちではよくパイを焼く!日本ではあま~いアップルパイみたいなのをイメージしやすいけど、もっと食事っぽいやつ!しょっぱいやつね。魔女と宅急便のこういうやつを思い出しました。さすがにニシンは入ってないけどねww

 

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出典pbs.twimg.com

 

日本だと、あんまり↑↑こういうパイを焼いたりはしないですよね。あっちでは、どこの家でも大きなオーブンがあるから、こういう「オーブンを使うこと」を前提とした料理がよく作られるのかな~?なんて思ったりしました。

食事と共に、深まる文化

あと、忘れられないのが、アンザックデーにアンザッククッキーをホストマザーと一緒に作ったこと。ウーフのお母さんが「今日はアンザックデーだから、アンザッククッキーを焼きましょう」って言ったんだけど、私からしたら「え?なにそれ?」状態。

そこで教えてもらったのが、アンザックデーというのは、戦争中に戦った兵士の追悼のための日であるということ。当時、兵士の家族が、その兵士に長持ちして保存がきくアンザッククッキーを持たせたことから、今でもアンザッククッキーを焼く習慣があるのだということ。プラスアルファ、大人は午前中は慰霊式に行って、追悼する人が多いらしい。

私はその日はオーストラリア2年目だったので、2回目のアンザックデー。だけど、恥ずかしながら、一回目はシドニーでの語学学校に通ってた時代なので「ああ、なんか今日は祝日だな」くらいの感覚しかなかった。

それを、2回目のアンザックデーは、ウーフの真っ最中だったから、お母さんにどういう日なのか教えてもらえたし、一緒にクッキーを焼くこともできた。

アンザッククッキー(5枚入り) 卵なしで作ったお菓子

(出典:https://minne.com/items/5727937

こういう、オーストラリアの文化について、オーストラリア人から直接習えて、しかも一緒にクッキーまで作れて…なんかすごく小さいことかもしれないけど、私にとってはとても特別な体験だった。「ウーフしてて良かった!」ってしみじみ思った。そして、このクッキーはめちゃくちゃおいしくて、私はこの後も、アンザックデーでもないのにこのクッキーを狂ったように焼きまくっていたww

 

小学生でも、ダンスパーティーに行きまする

これは、他のウーフでの話。そこのウーフのお隣さんに4人姉妹がいて、上から15歳、12歳、11歳、4歳だったかな。それである日、女の子たちが「今日は学校でダンスパーティーなんだ!」って、とびきりの笑顔で言うもんだから、私は驚いてしまったよ。

TAE「え!ダンスパーティって何さ?!」

キッズ「学校の行事だよ!近くの公民館を借りて、ダンスするの!」

 

学校の行事なんかい!さすがはオーストラリアや…日本と文化ちゃうで!

 

TAE「え、でも、なんでダンスするの?」

キッズ「Just for fun!! (ただ楽しむためだよ!)」

 

Just for fun…。そうだよね、人生って楽しむためにあるんだよね。なんか私、すっかり頭固くなったな~って思っちゃった(笑)なにかやるときも、「これは意味があるのか?ないのか?」ってそんなものにばかり躍起にやって…。

「楽しむため」これだって立派な理由じゃないか。

ワーホリしてるとさ、こうした誰かが言ったふとした言葉が、妙に心に響いたりする。いや、本当はワーホリしてなくても、日本にいたって、そうなはずなんだけど。なんていうのかな。ワーホリしてる時、海外にいるときって、「日常」から離れているから、自分の心がいつもよりオープンなんだよね。だから、誰かのセリフがスッと胸に入ってきて、私の人生に影響をもたらす。

特に、ウーフ中はオーストラリアの大自然の中、野菜や土を触っているから、いつもよりもこう…感覚が研ぎ澄まされる感じがする。

 

実際のダンスパーティはこんな感じだった

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写真撮ってなかったのが悔やまれるけど、↑こんな感じで、薄暗い照明の中、どっからか持ってきたミラーボールがクルクルと回って、雰囲気はマジでクラブのよう!それにガンガン音楽が鳴っている感じ。思ったよりも、よっぽどガチなダンスパーティだった。

日本にいたときから、クラブとか全然行ったことない私は、「え…こんなん…不良じゃん!!」って思ってしまった(笑)

何度も言うけど、ここはウーフ。オーストラリアの中でも、かなり田舎の方。そんな田舎の小学校の公式イベントで、こんな感じのダンスパーティやっちゃうの?!って私の中では、かなりのカルチャーショックだった。

もしこんなん、日本でやろうもんなら、保護者から批判殺到、校長が翌朝の朝礼で陳謝&PTAで吊し上げってなもんでしょ!「不健全だっ!!」って。

だけど、ここはオーストラリア。「ダンスパーティ=不良が行くところ」って認識ではないんだ。だって、小学校の公式イベントだもんな。ミラーボール回ってるけど。いや、マジで文化違うわ。こっちでは、ダンスパーティは文化なんやな。

4姉妹のうち、一番上のお姉ちゃんは「もうつまんない」って言って参加してなかったけど、下の12-4歳の妹ちゃんたちは、みんなめ~いっぱいおしゃれして出かけてた。かわいかったなーー!ストレートの髪を、コテでパーマにして、メイクして、ネイルして、ドレス着て行ってた。私より女子力高い。恐れ入る。

 

ウーフでの異文化体験まとめ

これらはほんの一例。ウーフをしていて、発見した異文化理解は、山ほどある。それはこの記事を読んでる人が、実際にウーフをして、見つけていって欲しいな。絶対に、都会でワーホリしてただけじゃできなかった経験が、ウーフならできるから!!

これぞワーホリ!あたしは、こういうのを求めてたんじゃい!!って心の底からワクワクする体験ができるよっ!!

私は、ウーフを通じてオーストラリア人は鶏を丸ごと食べて、アンザッククッキー焼いて、小学生の頃から公式イベントと称して夜の公民館に繰り出して踊り狂うっていうのを目の当たりにしたけど、人によって、ウーフによって、できる体験はホントまちまちだから!!

とにかく言えるのは、ウーフ最高!!ってこと☆★知らない人は、ぜひぜひ試して欲しいな!!

まだまだ続きまーーーーす(*^▽^*)

 

オーストラリアでのwwoof(ウーフ)体験談!ワーホリするなら超おすすめ!①

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリをし、今は英語を活かしたオフィスワークをしているTAEです★

 

今回は、これからワーホリをしたいという人、いやワーホリのみならず、海外文化に興味がある人、全てにおすすめしたい事について書きます!!

 

それは…wwoof(ウーフ)です!!

 

そもそもwwoof(ウーフ)ってなんぞや?

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(↑↑私が実際に採った野菜たちの写真)

 

ウーフとは、「給料をもらう代わりに、宿と食事を無償で提供してもらい、オーガニック農家で働くこと」です。日本ではあまり聞き馴染みのない制度ですが、ヨーロッパ圏では割と有名みたいです。ちなみに、日本でもwwoof(ウーフ)はあって、TAEは日本でも2軒やりました。

それで、このwwoof(ウーフ)なんですが…。結論から言うと、もう超マジウルトラスーパーめっちゃくちゃ最高すぎてヤバい。マジぱねぇ最強です!!wwoofを抜きに、TAEのワーホリは語れない!というくらい、私のワーホリに彩りを与えてくれました。ウーフでの思い出は、マジ一生モノです!!

私は、ウーフにハマりすぎて、オーストラリアで計10軒もののウーフを周ってしまいましたwwそれくらい、wwoofには魅力があります!!

それでは、なぜそんなにオススメなのか、書いていきますね!ああ…書いていて興奮が止まらないよ…。早く日本のみんなにも体験してもらいたいっっ!!!

 

①ホストファミリーとの心温まるふれあいがあるから

まずはコレ。超コレ。後述しますが、ウーフには「英語力が伸びる」とか「その国の文化を理解できる」とか多様なメリットがあるのですが、そんなものが霞んで見えるくらい、一番のメリットはこれ。

今でもワーホリのことを思い出すと、ホストファミリーとの楽しかった思い出が浮かび上がってきます。

以前も書きましたが、

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オージーって基本のんびりしてるので、ウーフの仕事中も、のんびりとしています。よくも悪くもお金をもらっているわけではないので、相手もそこまで機敏に動くことを要求してこない感じ。

そんなことよりも、「もっとあなたのことを聞かせてちょうだい!」って感じで、コミュニケーションを求めてこられるんですね。

これ!めっちゃ良くないですか?!オーストラリアにワーホリしたからには、現地の人とコミュニケーション取りたいですよね!!その環境が簡単に手に入る♪それがウーフです!!

朝起きて、晴れた日にオーストラリアの大自然を感じながら、畑で気持ち良~~~く有機野菜を触れて、地元のおじいちゃんおばあちゃんと「TAEは日本で何をしていたのかい?」なんて話しながら働くのって、

マジで超最高です!

生きてる!って感じがします。

 

ティータイムなんてしょっちゅう

これはオーストラリアに滞在していて思ったんですが、ホントにこっちはティー文化がありますね。それに元々のオージーののんびり屋さんな性格も相まって、ちょっと働いたら、すぐ「ティータイムにしよう」って、仕事ほっぽり投げて紅茶入れて、おしゃべりに興じます。

2時間働いてお茶、2時間働いてお茶…もう働いてんだかお茶飲んでんだか分からなくなるくらい(笑)もちろん、紅茶タイムも、ホストとお話しながらなので、楽しいですよ!!この時間にオーストラリアのことも教えてもらえるので、文化のことも良く学べます!そして、別の記事で触れますが、英語も当然、めちゃくちゃ伸びます!学校なんか行くより、ウーフの方がTAEは英語伸びましたね笑

 

大事なのは、「人」

「人生を充実させるには、何が大切なんだろう?」と私はよく考えますが、結局はコレなんじゃないか。人とのつながり。これに尽きる。

どんなにお金があって、時間があって、夢を叶えて自己実現とやらをしたって、友人にも家族にもパートナーにも見放されて、信頼できる人は誰もいない…という人生だったら、その人の人生は、とても惨めなものだと思う。

だけど逆に、お金がそんなになくても、友人、家族、パートナーに囲まれ、絆で結ばれている人たちって、すごい幸せそうじゃないですか。

いや、だからって、お金はいらないって話じゃないですよ(笑)それくらい、人生の質のカギを握るのは「人」なんじゃないかと、2018年1月現在の私は思っていて。

人生のカギを握るのが、「人」なのだとしたら、ワーホリのカギを握るのも、同じく「人」なのだと、今2年間のワーホリを振り返って思う。

「充実したワーホリにしたい」そう思ってみんなワーホリを始めるんだろうけど、じゃあその「充実したワーホリって何?」って想像してみると、多くの人は「世界中の友達に囲まれて、ワイワイやってる自分」みたいなものが浮かんでくるんじゃないかな~。ほら、やっぱり結局ワーホリも「人」なんだ。

 

どうしてウーフで人とのつながりが得られるのか

ウーフには、オーガニック農家で働くというだけでなく、「その家族の一員となる」というニュアンスも多分に含まれます。ただの労働力と宿&食事のエクスチェンジじゃなくて、異文化理解、文化のエクスチェンジもしよう!っていうのが基本コンセプトにあります。

「その家族の一員となる」わけですから、当然通常よりも濃いお付き合いとなります。一般的なウーフの1日はだいたいこんな感じ。朝起きて、一緒に朝食食べて、一仕事して、ランチも一緒に食べて、さらに午後の一仕事。2時間くらい働いたらティータイム。そこで一緒におしゃべりして、さらにもうちょっと働いたら、その日の仕事は終了。

仕事は終わっても、そこでウーフは終わりじゃないです。「家族」なわけですから、一緒に食事の準備をしたり、買い物に行ったりもします。ディナーが済んだら、皿洗いをしたりとかね。とにかく、良くも悪くもずっと一緒にいる感じです。(もちろん、ウーフによりますが。もっとビジネスライクな所もあります)

こんなに一緒にいるわけですから、めちゃくちゃ会話もします。良心的なウーフホストならば、「違う国のことを知りたい」と、ウーファー(ウーフをする人のこと)に興味深々ですから、いろんなことを聞いてきてくれます。「日本では何の仕事をしていたの?」とか「何をするのが好き?」とか。

2週間も一緒にいれば、もう「家族」って感じです。私はウーフを通じて、オーストラリアのお父さん&お母さんと呼べる人たちができました。今でも連絡を取り合っています。

日本にいるときだって、こんなに他人の家におじゃまして、一緒に過ごしたことなんてなかったですね。まぁ普通はないですよね。じゃあ、それがワーホリ中の海外だったら?!なおさらスペシャルな思い出になるんです。

こんな濃い絆を作るのに、うってつけなのがウーフなんですよね。行動力と度胸がめちゃくちゃある人なら、英語が話せなくても、ガンガン人の輪に入っていけるかもしれないけれど、多くの日本人はシャイで英語が苦手です。どうしても、新しい人との出会いにもためらいがちになってしまうと思います。(だからシドニー等の大都市で、日本人とばかり話してばかりの日本人ワーホリが生まれてしまう)

そこでウーフの出番!ウーフなら制度として成り立っているから、異文化にたった一人でも、ドーンとぶつかっていけます!ウーフをするのは外国人が多いから、相手もこちらの英語がスムーズではないことは、承知の上で受け入れてくれますから、そんなに英語を心配しなくてもいいです。

ウーフで初めて出会う家族たちと、「一緒に働く」というのがポイント高いのだと思います。学生時代の部活とかもそうだけど、やっぱり同じ目標に向かって一緒に何かを成し遂げると、その人たちとは、めっちゃ絆が生まれませんか?あんな感じ。ウーフのホストとも、一緒に同じ仕事をするから、一気に心の距離が縮まるんですよね。

 

ちょwやっぱりウーフのこと書きだしたら、止まんなくなって、こんなに長くなってしまったwwこれ、次回以降に続きます!!ウーフの魅力は、まだまだあるのじゃ~!!

 

 

 

ワーホリするなら、ラウンドは絶対におすすめ!その理由②

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリしていたTAEです!

実際に私がオーストラリアでワーホリし、多くの日本人ワーホリを見てきた経験上、「ラウンドは絶対に行った方がいいよ!」と断言できます!とはいえ、慣れた土地を離れて、放浪の旅に出るのは誰しも怖いもの。前回はTAEが実際にラウンドに出るまでのチキンっぷりを書きました。

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では、今回は、どうしてそんなにオススメなのか?を具体的に書いていこうと思います。

 

①その国のことを、もっと理解できる

はい!ラウンドの効用といえば、まずこれです!同じワーホリ一年とはいえ、シドニーだけで一年間過ごした人と、メルボルンケアンズ、パース、タスマニア…各地で住んだことがある人、どっちがオーストラリアをより体感したかと言われれば…答えは明白ですよね。

日本で例えると、もっと分かりやすい。外国人が日本でワーホリしたとして。一年間、東京だけで過ごしたのと、北は北海道、南は沖縄まで移動して、各地の風土や歴史に触れるのと…どっちが日本をより理解できるか、と言われたら、もちろん後者ですよね。

現に、そういう外国人に会ったことがあるんです。日本を一周して、日本各地のことを知ってて、「こやつ…私より日本のこと、詳しいんじゃないか?!」って焦ったことがあります笑

私の場合もそうでした。シドニーを出て、最初はクイーンズランド州に行ったのですが、もう、気候から景色から、なんかもう全然違う。「うわー。こりゃラウンドして良かったわ」って実感しました。シドニーなんて、オーストラリアのほんの一部分。シドニーだけを知って「私はオーストラリアでワーホリしてた!」なんて言えなかったなって思いましたもん。

特にオーストラリアって、めちゃくちゃ大きい国なんですよ。地図でざっと見ただけでも日本が10個は入っちゃいそうだし、横幅も、日本からインドネシアくらいまである。「これで一つの国なのかよっ?!」ってくらい大きい。

それを、ただの観光として、有名どころを2~3日ずつ転々とするんじゃなくて、その土地その土地に短期なりとも「住む」から、見えるものがたくさんあるんだよね。

ワーホリの目的は人それぞれだけど、もし理由が「異文化理解」とか「もっと違う世界を見てみたい」とか、冒険的要素、ワクワク要素が強い人なら、ラウンドは本当にオススメ!むしろしない理由が見つからないくらい!!

 

②精神的に強くなれる

これも、ラウンドの効用としてすごく大きい部分。ラウンドをすると、精神的にめっちゃたくましくなれます。

どうしてかというと、まずは前回の記事でも触れたとおり、最初にワーホリで降り立った土地を離れるというのに、すごーーーく勇気が必要だから。友達もいて、仕事もあって、居心地もよくなったいわば「ホーム」を手放して、またイチから仕事も家も探すのか…となると、人は非常に逃げたくなります。んなめんどくさいこと、やりたくなくなる。

でも、そこで一度ゼロにリセットして、新しい土地でまたイチから立て直して、またちゃんと生活できる時に気づくわけですよ。「あれ…なんか…できるぞっ?!」って。最初はあんなに四苦八苦してたシェアハウス探しも、仕事探しも、なんかもうハードルが下がってる。そこでワーホリ開始直後の自分との戦闘力の違いを再確認できるのですね。これってすごく大きい。

人って、自分の悪いとこ&できないところばかりに目がいってしまって、なかなか自分の「成長したところ」には気づけないものなんですね。だから、今一度自分の成長を実感できる機会って、すごく貴重です。

私はワーホリ中に、一度シドニーでの居心地のいい生活を全部捨て、バックパック一つ&300ドルだけを持ってラウンドの旅に出たことがあります。初めはめっちゃ不安だったけど、それでもまた生活を建て直せた時には、すごく自分が誇らしかったですね。「え?!なに?!わたし、また生活できてるじゃん!しかも、ここ、外国やぞ!!!!!」って。

そうです。言葉も違う、知り合いも誰もいないっていう場所で、一度生活リセットして、また生活できるようになるっていう経験が、自分の精神力をめちゃくちゃ鍛えてくれます。これは、経験したことない人でも、なんか想像できませんか?

 

③新しい環境に適応する能力が身につく

日本にいると、なかなか「目新しい環境」ってないですよね。(もちろんそうじゃない人もたくさんいるけど)特に社会人になると、「最近どーう?」って聞いても「いや、特に変わり映えのない生活かなあ」って答える人、多くなりません?強者になってくると、5年とか10年単位で、「毎日に変化がない」って言ってますよね。そう、母国にいると、なかなか「大きな環境の変化」って起こりづらいです。

でも、ラウンド中は違います!もう、しょっちゅう環境が変わる変わる!バックパック一つでの放浪の旅ですから、なんなら「明日、自分がどこにいるかも分からない」って状況になりますからね。私もラウンド中はよく「次の予定はあるの?」って聞かれたけど「いや、自分でもよく分からない」って答えてました(笑)

こういうと、「TAEさんは元々、そういうのが大丈夫な性格なんだ」って思われてしまうかもしれないけれど、とんでもない!私は昔から大きなチャレンジが怖くて、なるべく環境は変えたくない、変化を恐れる方の人間でしたよ。

でも、一度ラウンドして、生活を建て直せた経験をしちゃうと「なんだ、生活リセットなんてたいしたことないな」って思っちゃって、どんどん違う土地を見て回りたくなっちゃうんですよwこれ、ラウンドあるあるだと思います。せっかく一年間というワーホリで来てるんだから、この場所だけにいるなんてもったいない。どんなに居心地の良い環境だったとしても、「もっと違う景色も見てみたい」って欲求に駆られて、次の場所を目指してしまうんです。

そう、誰でも根っからの「旅人」になれる。それがラウンドです(*^_^*)

 

④「ま、何でもなんとかなるな」って思えるようになる

これまで、ラウンドの良いところばかり書いてきましたが、もちろん良いことばかりではありません。旅の途中でトラブルに見舞われることも数多くあります。

私の場合は、紹介してもらったファームがバリバリの違法だったとか、ヘンなおじさんに迫られたりとか、まぁ色々ありました。でも、ここは外国ですから、自分は圧倒的に弱い立場。自分の身は自分で守らなければ!と果敢に英語で立ち向かえるようになり、全てなんとかなりました。現に、こうして生きてブログ書けてますしねw

今でも心配性なところは完全には治っていませんが、以前よりはだいぶマシになったと思っています。知らない土地で残金30ドルくらいまでになりましたが、それでもなんとかなったし。なんていうんだろ…こう、体感として「人生なんとかなるな」っていうのが腑に落ちます。これは、ラウンドした人の多くが経験することでしょうね。

 

まとめ

以上が私がラウンドをオススメする理由たちです。ホントはもっとあるだろうけど、今思いつくのはこれくらいかな。

なんていうか、日本からのワーホリ志願者の多くが「何か自分を変えたい」とか「何かこう…違う景色を見てみたい」っていう、ふわっとした、「何かを変えたい」感を持ってると思う。じゃなかったら日本を離れる必要なんてないしね。

日本にいる自分も嫌いじゃないけど…なんていうんだろう…こう鬱蒼とした感じ。「このままココにいていいのかな?もっと何か、違うことがあるんじゃないかな、世界は。」みたいな感覚。言葉にしづらいけど、なんか、今までの古い自分と、何か新しい物をぶつけてみて、新しい化学反応起こしたい感じ。それを求めて、ワーホリをするんじゃないかな。

もし、これを読んでる人が、「私もそうそう!」って感じるんだったら、マジでワーホリは試してみて欲しい。そして、できたらラウンドの旅に出てみて欲しい。きっと、そんな何かよく分かんないけど、新しいケミストリーを起こした自分に出会えるよ。少なくとも、私はそうだったかな。

マジでラウンド、おすすめ!!ひゃっほーーーおおおおおーーーーい♪♪\___(☆´∀`)ノ

 

ワーホリするなら、ラウンドは絶対におすすめ!その理由①

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリをし、現在は英語を使ったオフィスワークをしているTAEです(^o^)

 

このブログを読んでる人は、これからワーホリしたいって人が多いと思うんだけど、そんな人たちに、是非言いたいことがある!!

 

絶対にラウンド行った方がいいよ!!って。

 

ラウンドとは何ぞや?

 

私もワーホリ始める前は知らなかったんだけど、ラウンドって何のことだろう?明確な定義はないんだど、「一カ所にとどまらず、色んな場所を転々と移動すること」だと思う。それも、パックのツアーみたいに、何日かずつ旅行するんじゃなくて、一ヶ月ずつ各地で働きながら、転々とする感じ。うん、各地で「生活」をしていくイメージ。それが一番しっくりくるかな。

 

どうしてラウンドを勧めるのか?

 

いや、これね!ホントやってみれば分かるんだけど、ラウンドした前と後って、ビックリするくらい変わるのよ!!自分が!自分のその国への理解度もまるで変わってくるし、自分自身の成長度も全然違ってくるわけ。

 

でもね、ラウンドせず、最初に降り立った都市(大抵メルボルンとかシドニーとか)で一年過ごしちゃう人も多いんだけど、それってすごくもったいない。

 

気持ちはめっちゃ分かるんだけどね。多くの日本人ワーホリは最初に語学学校に3~4ヶ月行く。そうすると、そこで友達もできるし、職も見つかるだろうし、どうしても根っこが生えちゃう。めっちゃ居心地が良くなってくる。

特に日本人って農耕民族だから、「一つの土地に留まりたい」って欲求が強いんじゃないかな~?

 

人間、弱いもの。楽な方に逃げたくなるし、一度手に入れた安寧は、二度と手放したくない。一度は「日本を出る!」って壮大な覚悟をしてワーホリ初めて、それでもうドキドキ孤軍奮闘して、手に入れた「海外での自分の居場所」だから、そう安々と捨てるわけにはいかないんだよね。気持ちはめっちゃ分かる。分かりすぎる。

 

 TAEの場合

ワーホリ4ヶ月目くらいの、私もそうだった。私も「ラウンドに行った方が、どうやらワーホリは充実するらしい」って知ってたけど、マジでシドニーを出たくなかった。(私が初めて豪に降り立った地はシドニー

 

だって、そこで友達もできたし、仕事も簡単に見つかるし、何よりオーストラリア人の大好きな彼氏もできたし(外国人の恋人に興味がある人はこちら)、それらを全部捨てて、ラウンドに出るなんて、嫌でしかなかった。

 

何より、新しいことに挑戦するのが怖かった。

 

日本から初めての海外に挑戦して、ようやく生活に慣れたところなのに、もうこの安泰を捨てて、またチャレンジしなくちゃいけないの?!そんなのヤダヤダ!!怖い!なんつーか、勝手の分からないシドニー以外は、マジでもう全部こわい!!

 

新しいことに出会うためにワーホリしに来たのに、マジでこのダメダメ弱腰っぷりwホント何しに海外に来たんだよ笑ってもう一人の冷静な私がツッコむくらいの弱虫(笑)

 

とうとう自分の意思だけでは、ラウンドに飛び立てないと悟った私は、当時の日本人のクラスメイトに「一緒に航空券のチケットを買ってくれ!私の背中を押してくれ!」と頼み込み、一緒にジェットスター航空のHPを見てもらうことにした。(30歳でこのヘタレっぷりw)

 

それでもビビる私

そのメンズと一緒に行き先をチェックする私。なにしろオーストラリアは広い。選択肢が無限にある。ケアンズメルボルン、パース、ダーウィンタスマニア…。うわぁ…。一体全体、どこにしたらいいんだよっっ!!

 

ワーホリしてよく分かったことなんだけど、私はこういう類いの「答えのない問題」にめっぽう弱い。学校のテストのように「答えが一つのもの」にはとても強くて、テスト勉強なんて全然してないのに、いつも高得点を叩きだしていた。

 

でも、学校を卒業して、いざ「人生」に立ち向かうとなると、そうはいかない。とたんに「答えの無いもの」だらけになる。今回の私の「ラウンドの行き先」にしたってそう。答えなんて、マジでなんもなくて、行った先が全て答えになる。そんな恐ろしい世界。

 

「ふぇぇぇええ、どこでも良すぎて決められないよう(T-T)」とたんに私は弱音を吐き出した。そんな時、隣にいた彼が「はーい、どこでもいいから、ちゃっちゃと決めて~」と、冷淡無慈悲にたたみかけてくる。そう、彼は私を逃がさない。

 

その為に自分で彼に背中を押すことを頼んだくせに、私は「嫌だぁ~~!!ラウンド行きたくない~~!!彼氏と離れたくない~!!怖い~!!!ヤダぁぁぁぁぁあああああ!!」とダダをこねていた。とんでもない三十路である。私なら絶対に友達になりたくない(笑)

 

そのとき、私、ふと気づく。

 

「あ、今クレジットカード持ってないわ。じゃあ予約できないね♡また今度だね♡」

 

よっしゃあああああああ!!これで助かる!!これで飛行機予約しなくて済む!!やったぁあああああああああ!!ひええええええぇぇぇぇい!!!!

 

と思っていたのもつかの間。その友人が

 

「じゃあ、俺のカード使っていいよ。お金は明日手渡ししてくれればいいから。」

 

と言い放ち、しれっと自分のカードを机の上に放り投げたではないか……!!!

万事…休す……

 

こうして、一切の言い訳が聞かなくなった私は、しぶしぶ泣きながらMarkay行きのチケットを予約することになったのであった。何度でも言うが、自分で頼んでおきながら、この被害者ヅラである。

 

行ってみたら、マジで良かった!!

 

こんな感じでスタートしたラウンドだったが、行ってみた感想は「ラウンドやって、マジで良かった!!」この一言に尽きる。勇気を出して、余りある程の見返りが、ラウンドにはある。

 

予想以上に長くなってしまったので、次回に続きます。

日本人と外国人の旅行スタイルの違い②日本人は予定を立てすぎ

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリしてきたTAEです♪

 

つい先日、オーストラリアで出会った香港の友人と、白川郷世界遺産)&金沢へ旅行に行ってきました♪ワーホリする前は、海外の友達と国内旅行をする未来なんて、想像すらできませんでしたね。

ワーホリ前は、海外に行ったことはほとんどなく(一度海外旅行に行っただけ)日本国内でのみ人生を送っていたような人間なのでww

 

今回の旅行後に、今度は、相手の国に遊びに行く約束をしました。ワーホリ後も、ワーホリでできた友達とつながっていられるなんて、すごく幸せなことだし、これぞ海外に行く事の醍醐味!という感じがしますね♪♪

 

いや~ほんとワーホリで人生変わったわぁ~(*^▽^*)

 

それで、今回香港の友人と国内旅行を共にしたことで、「あ!そういや日本人ってそういうところあるよね!」っていう、「ザ☆日本再発見」的な経験をしたので、ブログに書こうと思います。

 

日本人と外国人の旅行スタイルの違い①はこちらから

↓↓↓↓↓

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もちろん、全ての日本人に当てはまるわけではありませんし、個人差もとても大きいと思います。ただ、国によって大まかな「傾向」はあると思うので、その「傾向」を語りたい所存です♪次の電車が来るまでの暇つぶしにでもお読みください★

 

日本人にとっては、旅行の予定を立てるのは当たり前?

 

それにしても、今回の旅行はめちゃくちゃエキサイティングで楽しかった!それもそのはず!香港からの友人、2人とも予定を全く立てないタイプだったからです!!

 

思えば、今まで友人と旅行に行くときは、必ず誰かが率先して、予定を立ててくれてた。私は、予定立てたり、スケジュール組んだりするのが、本当に苦手だから、友人と旅行行くときは、全部ぶん投げてた。当日、思考停止して、口をぽかーんと開けてみんなについてくだけww

 

それに対して、何も感じなかったし、予定を立てるのが当たり前だと思ってた。

 

だけど、香港からのこの2人…。本当にマジで旅行の予定立てないww旅行の一週間前になってもホテルすら予約してなかったから、さすがの私も「泊まるところくらい予約したら?」と言ってしまった。

 

そうしたら「え~。そんなの当日でも良くな~い?バックパッカースタイル*でいいじゃん」って言われてハッとした( ゚Д゚)

*バックパック(リュック)を背負って、世界中を旅する人たちの総称

 

そうだ!そういや、私もオーストラリアにいたとき、そうしてたわ!!!

 

私もワーホリでオーストラリア中を周っていたときは、予定なんて一切立てずに、まるで遊牧民かのように、本能の赴くままに移動していた。次の州は全部「なんとなく」で決めて、仕事も宿も、全てが現地に着いてからの調達。ひどいときにはウーフっていう住み込みで働く有機農家に「明日から来てもいいですか?」なんて電話してたww(これが意外とOKもらえる)

 

そんな状態だったのに、日本に一年以上住んでるもんだから、すっかり日本人感覚に染まりつつある自分に驚いた。(いや、どっちが良いとか悪いとかって話じゃなくてね。フラットに聞いて欲しい。)

 

予定を立てない旅は、本当に楽しかった

 

さすがに年末ということもあって、宿だけは予約することにした。あとは本当に自由。予定は全部当日決める。

 

私は関東住みなので、3人は名古屋で落ち合うことに。久しぶりの再会に喜びを噛み締めつつ「ねえ!これからどうやって白川郷行くつもりっ??」って聞いたら、

 

「え、しらな~い。」

 

の一言。一応ネットで下調べしてきた私は「バスで行けるみたいだよ。でも、今から20分後のやつに乗らなきゃ!次はその1時間後だよ!!20分後のバス今から予約できるかな。アセアセ(;´Д`)」

 

友人「え~じゃあできたら20分後のやつに乗ってさ~。乗れなかったら、ゆっくり朝食食べればいいじゃーん♪ふっふ~★っていうか、バス停どこ?」ってノリ(笑)

 

友人2人は外国人で日本語分からないし、「ここは日本人の私がリードして、予定立てなきゃ!行き方しっかり調べなきゃ!」なんて気負ってた自分。すっかり肩透かしをくらったよねww

 

一事が万事、こんな調子で、食べる場所も、これから行く場所すらも、全部何もかも決まっていない。全部その場で「今日これからどこ観光する?」なんて全員でスマホいじって検索してたり、食事も「直感で決めようぜ!」って言って、適当にレストランがありそうな場所をうろちょろしたり。

 

全てが行き当たりばったりの運任せ。こんな旅行、日本人の友達とはありえなかった。日本人の友達なら、絶対にもっともっと綿密に予定立てて「毎日6時に起きて、〇時に朝食食べて、〇時にここ行って、▲時にあそこ行って~」って全てがオーガナイズされてた。

 

これは本当に好みによるものだけど、私は完全に予定はざっくり、その場の気分で決めたいタイプだから、今回の香港の友人のスタイルは大当たりだった。3人とも予定はゆるゆるがいいタイプだから、3人ともすごく楽しめた。

 

だから、本来の私ならば、日本の友人たちの様に、予定をガチガチに固めるのはあまり好きじゃないはずなのに、日本だけに住んでいた時は、それが当たり前だと思っていた。だから、あまり深く考えることもなく、その旅行に乗っかっていた。

 

でも、ワーホリでは、「次の予定地なんて分かりませ~ん♪」っていう、自由なスタイルの旅人にたくさん出会って、「こんな旅のスタイルもありなんだ」って大いに学んだ。だから今では、「自分はこっちが好きなんだ」ってことが分かる。(最近は日本に居すぎて、そんなことも忘れてきちゃってたけどw)

 

違う国に住んで、違う文化の人たちに会うと、日本とその国っていう、最低2つの価値観を持つことができるようになる。そのうえで、自分はどっちがより好きかって選択できるようになるから、それが私としては、とても大きなこと。日本って、どうしてもみんなを同じ価値観に当てはめようとする空気があるから、意識的に海外に行って、違う価値観をぶつけられるって体験は大事。

 

全てがうまくいった今回の旅

 

そんなこんなで、何も予定を立てなかった旅だけど、奇跡的に全てが上手くいった。ネットで調べたら満席だったバスも、「ま、とりあえずバスセンター行ってみんべ。」って行ってみたら、私たちが着いたタイミングで臨時の増発バスが出て、1分と待たずに乗れたり。

 

年末、観光客でごった返していたにも関わらず、常にバスの座席が3席だけ空いてたり。「え?こんなことってある?」ってことの連続だった。

 

予定を立ててないから、毎回毎回、そのときの自分の気分に従って、行きたいところにタイムリーに行ける。何も予約してないから、かなりフレキシブルに動ける。予定を組んでしまったら、本当はあまり心に刺さらなかった場所でも長居しなければいけなかったりするし、逆に、もっと居たくても出発しなければいけなくなったりね。

 

やっぱり私は、予定をガチガチに組むんじゃなくて、その場その場、行き当たりばったりの旅の方が、自分の性分に合ってるなぁって再確認した旅だった。

 

日本人が予定をガチガチに組む理由。その仮説。

 

でも、全ての物事には表と裏。メリットとデメリットがある。もちろん、予定をきっちり立てた方がいい場合だってあると思う。

 

特に日本人の場合は、いかんせん、長期休暇が取りづらい。取れても最長で1週間くらい。夏季と年末年始のみ。その貴重な1週間を使うわけだから、余計な時間を食うわけにはいかない。だから、無駄な時間をなくすために、予定をしっかり綿密に立てていく。

 

そこへいくと、フランス人の友達は、1か月の休暇なんて余裕で取れる♬って言ってた。1か月もあれば、予定を立てないのんびり海外旅行だって、組めるよね。

 

日本からヨーロッパに旅行に行こうとしたら、移動の時間を入れたら実質現地に居られるのなんて、4-5日しかないんじゃないか。うん、だとしたら、移動の手段まできっちり予定も組みたくなるよね。

 

まとめ

だから、私がこの旅で感じたのは「自分はどちらのスタイルが好きなのか」をハッキリさせることが大事っていうこと。予定を立てない、気ままな旅か、びっしり予定を立てて、行きたい場所全部、ぎっしり盛りだくさん行くのか。

 

あと、どっちも正解っていうことだよね。答えなんて人それぞれだから。自分にとっての「正解」があるだけ。

 

そして、そんなことに気付けたのも、外国の友人たちに久しぶりに会ったから。うん、やっぱり定期的に自分とは違う文化を持つ人と交流するのって、大事だな。一人でいたり、同じ人とばかりいると、知らず知らずのうちに考え方が固定されちゃうから。

 

いや、それで幸せならそれでもちろんいいんだけどさ。私の場合、最近ちょっと煮詰まってたから、新しいアイディアがもらえて良かった。

 

今日はそんなお話。

日本人と外国人の旅行スタイルの違い①荷造り終わらせるの早すぎ

 

こんにちは!オーストラリアにワーホリで2年間住んでいたTAEです★

先日、オーストラリアで知り合った香港人の友人と白川郷&金沢を旅行してきたのですが、

 

「あれ…日本人って、こういう特徴があるんじゃね?!」

 

と気付いたことが何度もあったので、それについて今日は触れて行こうと思います。いや~2016年に帰国してからはずっと日本に住んでいるので、どんどん日本のことが自分の中で「当たり前」になってしまって、海外の人からしたら「当たり前ではない」という視点がすっぽり抜け落ちてしまってましたね。

 

もちろん、厳密に言えば性格・気質は個人差が大きいし、全員が全員そうではないということは重々承知してますし、「日本人だから〇〇」なんて、乱暴な言い方だって思います。

 

しーかーしーなーがーら、やっぱり大雑把には「〇〇人には〇〇な人が多い」って「傾向」はあると思うから、それについて語っていきます。そう、これは単なる「傾向」だから、あんまり目くじら立てずに、トイレ中の暇つぶしにでも読んでもらえればこれ幸い♬

 

日本人は、荷造り終わらせるのが早い、早すぎる

まずはこれ。旅行のための荷造りにしたって、出発の3日前に「まだ荷造り終わってない」って日本人の友人に言ったら、めっちゃ驚かれた。「え?!荷造りなんて、1週間前には終わらせとくもんでしょ?!」って。

 

いやいやいや!1週間前に終わらせたら、その1週間、生活するのに困るやろ!こちとらそんなに服持ってないんじゃ!!歯ブラシとかも入れちゃったら、歯も磨けへんやろ!!

 

純粋な質問だけど、どうしてみんな1週間前に荷造り完了できるの?そんなに洋服とかたくさん持ってて、歯ブラシやらクシやら、なんなら携帯までサブを持ってるの?怖い。

 

私は荷造りってホント苦手で、ついダラダラとやってしまうんだよね。だから、そんな自分を追い込む為&効率的に荷造りするために開発した技がこちら…!!

 

「当日の朝、パッキングする」!!

 

当日、出発しなければいけない時間の一時間半前に起きて、荷造り開始!そうすれば、どんなに怠け者の私でも、やらざるを得ないから、作業がはかどる、はかどる…!!あんなに前日2-3時間かけても終わらなかった荷造りが、当日朝なら、1時間弱、なんなら30分くらいで終わる。←鬼の形相でやっているからw

 

「人間、追い込まれればなんでもできるんやな」って再認識もできる優れモノ。「荷造りってなかなか終わらない~」って悩んでる方に、是非ともおススメしたい。

 

盛大に話が逸れたので、元に戻す。この「当日の朝に荷造りをする大作戦」に私は絶大な信頼を寄せていた為、まわりの友人に「3日前なのにまだ荷造り終わってないの?おかしい!」と糾弾された時にいささかの違和感を覚えてしまった。

 

「え…。荷造りって、当日の朝やるもんじゃないの??」

 

自分のアイデンティティーが揺らぎそうになる思いをしながら、友人のアドバイスには一切耳を貸さず、無事当日の朝パッキングを済ませ、香港人の友人との再会を果たした私。

 

その友人が出会い頭早々「いやー!今日マジで2時間しか寝てないわー!夜の12時まで仕事で、そっから朝の4時まで荷造りしてたからさー。いやー飛行機に間に合って良かったー!」って、聞いてもないのに、地獄のミサワばりに寝不足の情報提供ww

 

もう笑いが吹き出ちゃったよねwwやっぱり当日の朝でも全然良かったんじゃんww

 

日本にだけいると、「日本の中の当たり前」に染まってしまって、どんどん自分の考えが固定化されてしまう。だからたまに海外に出たり、日本の中でも違うコミュニティーに参加するって大事だと思った。

 

【英語の勉強法】私が英語を話せるようになった方法②完璧な英語=ネイティブ神話を捨てる!

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリし、英語が話せるようになって帰ってきたTAEです♪現在は英語を使ったオフィスワークをしています☆帰国後に英語を使った仕事に就くなんて、ワーホリ前は思ってもみませんでしたねぇ…しみじみ('ω')

 

さてさて☆今回は私が英語を話せるようになった方法第二弾をお伝えします♪

第一弾はこちらから

↓↓↓↓↓

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

完璧な英語=ネイティブ神話は捨てよう!

日本国内の本屋さんを見てみると「ネイティブはこう言う!」とかやたら「ネイティブスピーカーになろうぜ!」的風潮が見受けられますが…。私個人的には、「ネイティブのような」「完璧な」英語を捨ててから、劇的に話せるようになりました。

「ええええ~!ネイティブのようなカックイイ英語、あきらめなくちゃいけないのぅぅぅぅ~~(;´Д`)」って溜息と怒りの声が聞こえてきそうなもんですが…分かります!その気持ちは、十分分かりますともさ!!

TAEだって、できることならネイティブみたいに話したいよ!すっごいナチュラルでカッコイイ発音や言い回しを使い倒したいよ!イケメン外国人3人にちやほやされながらサンドイッチ食べたいよ!!でも、ダメなんだよ!!

そういうのはもう、12歳超えたらできないんだよっっ!うううっ(´Д⊂ヽ(´;ω;`)

もうみんなもホントは気付いてるでしょ?大人になってから第二言語学んだって、母国語のようにはならないって!ネイティブみたいに話せるようになるのは、まだ右も左も恋の甘酸っぱさも、あの人の瞳に映るのは私じゃない他の娘だってことも、何も知らない子供のうちだけだって。

本当は分かってるのに「30日であなたもネイティブ☆」みたいな良く分かんないテキストに振り回される前に、さっさと「大人になってから、ネイティブみたいに話すのは無理だわ」って現実を受け入れてしまおう!!さっ涙拭いて★

 

 

ネイティブのような英語を捨てたことによる素敵な副作用

冒頭からいきなり絶望という名の現実に叩きつけたのは、完璧な英語を捨てることには、思いの外メリットがあるから。さっきも言ったとおり、私はネイティブのように話すことをあきらめたことにより、劇的に話せるようになったんですね。

というのも、私がオーストラリアでワーホリを始めたばかりの頃は、英語を「完璧」に話そうとするあまりに、「あ~・・あ~・・」ばかり言って、会話が全く進まなかったからなんですね。

これはまさしく、日本のお勉強英語の後遺症でしたね。テストでは、少しでも間違ったことを書くと「減点」されてしまいます。だから、少しでも間違えないように、「正しい」英語を話そうとしてしまうんです。(私の主観では、多くの日本人が英語を話すときにこの症状に陥っていると思います)

でも、オーストラリアという、「実践の場」では、こんなこと一切通用しません!!相手は、人間なんです!問題用紙じゃないんですよ!

ちょっとでも「う~」とか言って言葉に詰まってたら「何こいつ、おもんない」って顔、モロにされちゃうんすよ!よくも悪くも、西洋社会は日本社会より、思ってること顔に出しますからね!!その白けた場に居合わせる気まずさったらない!!いやマジで!!

だから、会話ではまず「即座に何か言う」この能力が必要。マジで何でもいいから、何か言え。

ちょっと想像して欲しい。自分が日本にいるとして、日本に来たばかりの外国人と話すとする。それで、その外国人が「う~」とか「あ~」ばっかり言って、全然会話進まなかったら、イラつくっしょ?!正直「友達になりたい」とは思えないよね?!

でも、多少文法間違ってたとしても「わたし、にほん、好きした!」「おととい、来るした!」「たのしい!」とか何か言ってくれれば、とりあえず会話は成り立つじゃん。私たちも、「ああ~この子、日本がすごい好きなんだな~」って、足りないところは空想で補ってあげられますよね。

それと同じで、私たちも、言葉に詰まるくらいなら、どんどん、間違ってても何か言うべき。何か言いさえすれば、あとは相手が想像力をめぐらして、理解してくれるから。

(このへんは出川哲朗さんの「出川イングリッシュ」が実に秀逸にお手本を示してくれているから、見たことない人は、ぜひ見てほしい。完璧な英語なんかよりも、いかに工夫をして、手数を多くすることが大事が、手に取るように分かるから。しかも、最高におもしろい。出川さんは天才やw)

実践の会話には、「相手がいる」っていうのが、テストとは最大に違う点だよなぁ。って、TAEは実際にオーストラリアに行って感じたよね。テストでは、少しでも間違ったことを書いたらくみ取ってもらえないけど、人間相手では、かなりの部分、相手がこちらの意図を汲み取ってくれる。

「え!こんなにめちゃくちゃなこと言っても通じるんだ!」っていうくらい、ビックリするほどブロークンイングリッシュでも言いたいことは何とか伝わるよ。特に相手がネイティブならなおさら。その言葉のネイティブは、さすが母国語だけあって、汲み取る能力がハンパない。身振り手振りと、単語をなんか言えば、たいていのことは何とか伝わっちゃうからね。

私は、ネイティブのような完璧な英語を捨てて、とにかくなんでもいいから、ぽんぽん口にするようにした。「もう私は、ぐっちゃぐちゃな英語をとにかく言うから、あとはアンタが何とか組み立ててよね!」くらいの勢いで笑。そんな暴走球を投げられた方はたまったもんではないが、そこは愛嬌で許してもらえる。特にオーストラリアでは移民が多いため、英語が母国語でない人に対して、寛容な人が多い。

私はそのオーストラリア人たちの優しさにつけこんで甘えて、「アンタらネイティブなんだから、私のヘタクソな英語でも理解しなさいよ!こっちは第二言語で頑張ってやってるんだからね」くらいの謎の強気で向かっていた笑 控えめに言ってクソ野郎である。

でも、その甲斐あって、なんとか意思疎通は図れるようになったんだよね。「完璧な英語を話すより、ぐっちゃぐちゃでもいいから、何か言った方がいい」って気づいたのは、渡豪してから、二ヶ月くらいした頃だったかなぁ?

たくさんバッドを振るから、うまくなる

ヘンに完璧な英語を話そうとして口ごもるより、文法的に間違ってようが、とりあえず何か言った方がいい。とりあえず何か言えば、会話がつながる。つながれば楽しい。楽しいから、もっともっとやりたい!って思えるようになる。その「楽しい!」っていう感覚が語学の上達にはとても大事だと思う。(まぁ全部の分野でそうだな)

その時は上手に言えなくても、後で「あれはどう言えば良かったんだろう?」って仲良しのネイティブに聞けばいい。それで、次から言えるようにすればいいだけ。ホント、単なるそれの繰り返し。

あと、バッドを振りまくる(とりあえず、何か言いいまくる)ことによって「あ、この言い方なら、間違ってても通じるな」「こういう言い方すると伝わらないな」っていうボーダーラインのようなものが、自分の中で見えてくる。

この「こういう言い方すると伝わる」っていう肌感覚が、実践では本当に大事。私たちはネイティブではないから、全ての表現を「正しく」言うなんてとても無理だ。だけど、「言いたいことを伝える」っていう最終目標を叶える手段は、努力次第でいくらでも手に入れることができる。私が冒頭からずっと言っているのは、この後者の方だ。

「こういう言い方をしたら伝わった」「こういったら伝わらなかった」っていう実体験を積みまくって、最終的に私たちは、英語で自分の意図を伝えられるようになる。私が到達したのはまさにこの域。

私の英語は完璧からはほど遠い。自分の言い方が「正しい」かどうかって聞かれたら、本当に自信が無い。ただ、確実に言えるのは、「意図は伝わっている」ということ。じゃなかったら、帰国後に、英語を使って仕事なんてできていない。

いきなり「完璧な英語」は話せない

スポーツでも芸術でもなんでもそうだけど、いきなり完璧にこなすなんて、どだい無理な話。なんだって、最初はヘタクソな期間がある。スポーツなんて、最初はもうホント、ド下手くそでミスばっかりだろうし、絵だって、最初は人に見せられたもんじゃないだろう。だけど、練習していくからうまくなっていく。

英語だってそれと一緒で、初めは誰だってヘタクソ。みんなの憧れのネイティブですらそう。赤ちゃんのころに「う~」「あ~」って言って、いっぱい練習して、失敗して、うまくなっていってるよね。

その英語がヘタクソな期間、こっぱずかしくて、誰にも見られたくない期間。それだけは乗り越えなくちゃいけない最初の壁。私の場合はもうオーストラリアに行ってしまっていたので、「英語ができなければ…やばい!」という危機感&「この人と話がしたい!」と思える素敵な人たちに出会えたおかげで、その恥ずかしさは乗り越えることができたように思う。その意味でも、英語を学ぶ理由を明確にするって大事。

 

まとめ→大体でも伝わるってことを肝に銘じよう!

大事なことなのでもう一度言いますが、英語を流暢に話せるようになるには、初めから完璧な英語を目指して、おっかなびっくり話していくよりも、とにかく間違っててもいいから話しまくること!!

たくさん間違えるから、「じゃあどう言えばよかったのか?」ということが分かってくる。その失敗から得られるデータが、語学学習においては、もんのすご~~く大事。

相手はテストの紙じゃない、生身の人間なんだ。パーフェクトな英語なんていらない。だいたい60%くらい言えば、あとの40%は、相手が脳内補完してくれる。なんなら「え?こいつ、なんでネイティブなのにこんなに汲み取り能力弱いの?こっちはセカンドランゲージだよ?」くらいの強気の姿勢で行くくらいで、引っ込み思案な日本人にはちょうどいいくらい。

とりあえず、騙されたと思って、出川イングリッシュ観て、その姿勢を掴んで、外国人の前でとんでもなくハチャメチャな英語を垂れ流してきてみて!!回数を重ねるごとに、私の言いたいことが分かってくるはずだから♪♪

ちなみに、最初の三回目くらいまでは、全然通じなくて、フルボッコにあって意気消沈してこの世から消えたくなるだろうけど、それも想定の範囲内(*^_^*)瀕死の目にあうたびに、パワーアップして起き上がる誇り高き民族、サイヤ人のように、打ちのめされてもまた立ち上がろう~☆★