言語交換(ランゲージエクスチェンジ)って実際どんな感じ?

「英語が流暢に話せるようになりたいなぁ…」

「そうしたら、きっと、海外旅行ももっと楽しめるよね」

「自分の世界も広がるはず…!」

「だから、言語交換で、英語力をアップさせたい!」

とお考えのみなさん!こんにちは!TAEです!

私は以前、オーストラリアに住んでおり、そのときに、複数名のオーストラリア人との言語交換を経験しました。なので!経験者だから分かる、言語交換の相手の選び方、やり方、話すテーマ、などその他もろもろの注意点をお話していこうと思います!

今回の記事も、女性目線を交えつつ、いつものようにビジバシゲスっていこうと思いますので、最後までお付き合い頂ければと思います!

それでは、さっそく行ってみましょ~♪

そもそも、言語交換ってなに?

言語交換というのは、お互いの母国語を教え合うことです。たとえば、私が、日本語を学びたいオーストラリア人に日本語を教えて、オーストラリア人は、英語を学びたい私に英語を教えてくれる感じです☆

言語交換のメリットって?

①対等な関係が気付ける♬

英会話スクールなどに通うと、どうしても「先生」と「生徒」という、明確な上下関係が生まれてしまいますよね。しっかーーし!言語交換だと、お互いが「学習者」です。縦の関係ではないため、私の場合は、質問がよりしやすかったですね。

私は、普段は細かいことは一切気にしないゲス野郎ですが、英語はすごーーく細かく理解したいタイプなんですね。だから語学学校の先生にネチネチと熱心に質問したのですが…

先生に「そんな細かいこと気にしなくて大丈夫だよ!ははは!」とか軽く流されちゃうこともあったんです。

「先生」にそう言われちゃうと、「生徒」の私は、それ以上深く質問しづらくなっちゃったんですよね。(意外と気弱)

でも、言語交換なら、大丈夫でした。相手と対等な関係なので、どんなに細かい質問でも「私は気になるのよ!」ってスタンスで、グイグイ欲望のままに、自分が納得するまで深く聞けたんですよね。

この質問のしやすさも、言語交換のメリットだと思ってます♪

②一対一でじっくり話せる☆

クラスやグループでのレッスンだと、なかなか自分がマイクを握れる機会って多くはないですよね!でも、言語交換なら、一対一なので、自分が話す機会がたくさんあります♪私が通っていた語学学校のクラスだと、90分の授業でも自分が実際に話したのは1分程度…なんてこともよくありましたが、言語交換なら、半分くらいの時間は自分が話していられました!

③ネイティブと、精神的に対等になれる。

私の場合ですが…①のような、「教師と生徒」のような、ハッキリとした上下関係はなくとも、なんかネイティブと話してると「自分の下手くそな英語を聞いて『もらってる』」って気になってしまって、もごもごしちゃったんですよね。そんなふうに感じてるのって、TAEだけじゃないはず!

でも、言語交換だと「私もアンタの下手くそな日本語聞いてやってんだから!」と、謎に強気になれます(笑)なんか「お互い様」って感じがして、精神的に対等でいられる。

英語初心者のときは、この安心感が特に嬉しかったですね。

「別に私は、自分の英語力に関わらず、誰とでも強気に話せる」という人には関係ないかもしれませんが、そうではない人にとっては、初めのとっかかりとして、言語交換ってすごくいいです。ここでひとまず堂々と英語を話すことに慣れて、自信がついたら、ドンドン他の外国人とも話せるようになっていくと思います。

④日本語と、日本の文化についてよく考えるきっかけになる

私たち日本人は、勉強することなく、ナチュラルに日本語を吸収しましたよね。だから、日本語について、特に考えることもなく、毎日自然と使っていると思います。

でも、言語交換をすると、そんな何気なく使っている日本語に対して、素朴かつ率直な疑問が、パートナーからビシバシ飛んできます。男性に『「私」と「僕」は、どう使い分けたらいいの?』って聞かれた時なんて、「ええ~っと…『私』はフォーマルな時で…いや、『僕』もけっこうフォーマルでもイケるな…」なんて、迷ってしまいました。

「そうだよね…英語では主語は全部『I』だもんね。ホント日本語って、文化的に相手との関係性を重視するんだな~」って日本について改めて考えるきっかけになったりします。

逆に、パートナーにも「英語について、そんなこと考えたこともなかった!面白いね♪」って言ってもらえることも多かったです。お互いが母国語の不思議な点、面白い点を見直す楽しい時間になりましたね。

話すテーマは?何を話したらいいの?

 

特に決まりはありません。二人で決めたらいいと思います。

ただ、これだけは言えるのが、「自分が興味のあるテーマがいい」ということです。というのは、みんな「英語」と聞いた瞬間「お勉強」と結びついてしまうのですが…「英会話」とはいえ「会話」です。おしゃべりなんです。自分の興味のないことについて延々と話すのって、日本語だってキツくないですか?TAEはキツイです。

TAEがいきなり「サッカーの話をしろ」って言われても、たぶん5分と持たないと思います。でも、トライアスロンだったら2時間は余裕ですね。

そんな感じで、誰でも「これならいくらでも語れる」っていう内容ありますよね?それを題材にしたらいいと思いますよ♪言語交換だからといって、固く考えなくて大丈夫です。

やり方は?

これも特に決まりはないですが、こういうふうにやってる人が多いですね。

①時間を区切って話す。

→最初の30分は英語のみ、あとの30分は日本語のみという感じ。

②何もルールは決めず、お互いのそのときの気分で話したい言語を話す。

③お互いの分からないことを持ち寄って、質問に答え合う。

→普段、自分が疑問に思っていたことや、学校の宿題など

注意点

さてさて、メリットだらけに見える、言語交換ですが、もちろんいくつか注意点もあります。

①ナンパ野郎に注意!

残念ながら、「言語交換」と称して日本人女性に会いつつも、日本語を学ぶつもりはあまりなく、目的はあくまで「ナンパ」という男性も一部にはいます。(言語交換に限ったことではありませんが…)

自分も、あわよくばイケメン外国人をペロリしたいと、目的が合致していればいいですが、健全な語学学習がメインならば、相手はシッカリと見極めていかなければなりません。

でも、そんなに心配しなくても大丈夫です。そういう人って、なんか…こう…すぐ分かります(笑)自己紹介のところに「女性希望」って書いてたりとか、会っても全然日本語で話そうとしないとか(笑)

そういうのが面倒くさかったら、しょっぱなから「私、彼氏いるんだよね~」って言っちゃうのも手です。これでナンパの8割は撃退できます。もしくは、初めから同性狙いで行きましょう!

あと、ベタベタ触ってくるやつ!日本人女性が強く言えないのをいいことに、めっちゃボディタッチしてくる外国人がたまーにいますが、これにも注意!

日本人感覚だと「あれ?外国人だから、これも文化の違いかな?やめてって言うのも悪いし…」なんて思ってしまい、されるがままにされてる人多いですが…外国人だからと言って、仲良くないうちからベタベタ触るなんてことしません!

そういうときは、キチンと手を振り払い、速やかに立ち去りましょう('ω')ノ♬

②ネイティブだからって、教えるのが上手いとは限らない!

これはアレですね…長嶋茂雄が野球教えるのが上手いとは限らないのと一緒ですね。(例え古すぎ…)

ごめんなさい。ちゃんと例えます。

私も言語交換してて思ったんですが、意外と母国語教えるのって、難しいんですよ。私が言語交換していた時に、パートナーに『「やっぱり夏にはビールだね!」の「やっぱり」ってなに?』って聞かれたときに、回答に困りましたもん。

「駅に行く」と「駅へ行く」の違いとか聞かれても、「え…ごめん…考えたことなかった…」って、あたふたしちゃいました。

ネイティブは確かに発音はキレイだし、ナチュラルな表現が口から次々出てはきます。ただ、「英語が話せる」のと「説明が上手い」のは別です。

TAEも何人かと言語交換しましたが、何か私が質問しても「ええ~分かんな~い。英語ではそうやって言うんだもん。」で終わらせる人、実際いましたからね!「え…それ、なんの説明にもなってないよ!」って唖然としました。たぶん、その人の性格なんだと思うんですけど、あまり物事を深く考えず「そういうもんだから」で済ます人、結構いるんですよ。

その反対に「ちょっと待って。ちゃんと考えてみるね」って言って、じっくり考えて、一定の法則を見出し、それを事細かく説明してくれるネイティブもいます。当然、言語交換に向いているのは、後者のタイプです。

③性格の相性も大事!

私が実際に言語交換を通じて数名と話して見て分かったのですが、話が弾む相手と、弾まない相手が出てきます。「あれ…あの人とはスーパーボール(古)並みに会話弾んだのに、この人とは時間が経つのが遅いな~」って現象が生まれました。

なんか言語交換がスムーズに進まない…という時は、もしかしたら、お互いの言語力が問題なのではなく、単なる性格の不一致なのかもしれません。

日本人同士で話してたってそうじゃないですか。母国語で話し合ってるはずなのに、なんか全然間が持たないな…って時、ありますよね?私はしょっちゅうありますよ!(どや!)

やっぱり言語交換とはいえ、人対人なので、相性って大事なんですよね。TAE個人的には、なんなら一番大事なのは相性!くらいに思ってます。やっぱり「この人ともっと話したい!」「話していて楽しい!」っていう、ワクワクした感情は、言語上達のための一番のモチベーションになりますからね。

人間、怠け癖ってあります。どんなに頭で「英語の勉強しなきゃ…」なんて思ってても、なかなか続かないですよね。(え…そうですよね?(;´・ω・))

TAEなんて、TOEICの勉強は3日で飽きましたから!(どや!)

そんな根性ナシで飽き性のクズ私でも、スピーキングが劇的に上昇したのは、「この人と、もっと仲良くなりたい!」って思えるイケメン人と、言語交換で知り合えたからでした。

そんな人と出会えると、上達のスピードも、グッと上がりますよ(*'ω'*)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?いくつかの点にさえ気を付ければ、言語交換は、英会話力をアップさせたい人にとって、かなり有効な手段になると、TAEは確信しております♪

普通に友達になって、どこか一緒に出掛けるくらいまで仲良くなると、自然と英語も話し慣れるというものです☆私はオーストラリアで言語交換をしましたが、今でも連絡を取り合うほどの友達を見つけることができました!

ラングエージエスくチェンジを通じて、みなさんも、ぜひぜひそんなパートナーを見つけてもらえたらいいな♪と思います。