海外に行くのが怖くて、一歩踏み出せずにいる人へ

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こんにちは!TAEです。

 

私はワーキングホリデーで2年間、オーストラリアに住んでいました。現地にいるときは、主に農業をしていました。東京生まれ東京育ちの私にとって、現地の文化に触れながらの土いじりは、最高に楽しかったです。

 

さてさて、ワーホリから帰ってくると、たくさんの「私もワーホリ行きたいんだよね」って人から、相談を受ける機会が多くなりました。

 

みなさん、「仕事が…」「英語が…」とまぁ、色々な行かない言い訳をおっしゃるわけですが笑、たったひとつに集約すると、おそらくは

 

「新しい環境(海外)に飛び込むのが怖い」

 

んだと思いました。その気持ち、よぉぉおおおく分かりますwこーんなワーホリ記事書いてる私も、最初はすごーーーく怖かったですからww

 

なので、ワーホリ前の私が「ふぇええええ海外怖いよぉ~」状態から、どうやってえい!っと一歩踏み出せたのか。それで、実際どうなったのか。今回は、そんなことを書いていきます。

 

「海外に住むのに興味はあるけど、今一歩踏み出せない」という人の背中を押せるといいな~♪

 

背中を押されたい人は、ぜひ読んでください笑

私も、海外に住むのはすごく怖かった

 

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ちなみに、私も、実際にワーホリする前は、海外に住むのが怖くて怖くてしょうがなかったですよ笑。なんかもう理由なんかない。訳もなく

 

「ふえぇぇぇええ…海外怖いよおおおおお~ふええぇぇぇえええ(´;ω;`)」

 

って感じでした笑。海外旅行ならともかく、「海外に住む」って考えただけで、言い知れぬ恐怖感に襲われたのを覚えています。

 

そんな私が、じゃあどうやって、実際にワーホリに旅立つ踏ん切りをつけられたのか。実はTAE、ワーホリに行くきっかけを作ってくれたのは妹だったんですね。妹が最初に「ねぇ、一緒にオーストラリアでワーホリしない?」って誘ってくれたんです。

 

けっこう意外でしたね。妹がそんな海外に興味あるなんて知らなかったでしたし。そのとき私は、「うん!行きたい!あ~でもお金が~」って曖昧な返答をしてしまいました。お金を言い訳にしましたが、本当は違いました。

 

単純に、行くのが怖かったんだと思います。

 

「海外で、本当にやっていけるの?」

「全然英語なんて話せないけどっ?!」

「つーか、なんかもうただただ怖い」

 

そんな風に思いました。もたもたしてるうちに、妹はさっさとオーストラリアへワーホリに行ってしまいました。あとから聞いたのですが、妹はどうやら現地に日本人の知り合いがいたらしく、行ってからも面倒を見てもらえそうという安心感があったのかもしれません。

 

 

しばらくは、ワーホリのことなんて忘れてた…でも…

 

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そのまま数か月が過ぎ、ワーホリのことはすっかり忘れ、日常の生活へと戻っていきました。自分の「海外に行きたい」「ワーホリしてみたい!」っていう欲求に蓋をして、チャレンジをしなくて済むようになり、ほんの少しの安心感を得ていたように思います。

 

それでも、やっぱり本当は気がかりだから、たまにワーホリのことを思い出しては、ネットで検索するようになりました。

 

そうこうしているうちに、29歳も残り半年を切り、いよいよワーホリができなくなるぞ…というタイミングで、「今しかない!」と思い切り、ワーホリ行きを決断できるようになりました。いわゆるギリホリってやつですね。

 

決めてからは早かった

「ワーホリに行く!」って腹を括ってからは、ホントに早かったのを、今でも鮮明に覚えています。全ての手続きが、サクサクと進みました。

 

●飛行機予約しなきゃ!→あ、2月がめっちゃ安いから2月にしよ~。(渡豪日すらあっさり決まる)

 

●ビザ取らなきゃ!→ネットで調べて、自分で申請可能なことが判明。確か2~3時間くらいであっさり申請終了した記憶。(ビザの許可は、その5時間後くらいに下りたwwオーストラリア政府、ぜったいちゃんとチェックしてないww)

 

●保険入らなきゃ!→お金ないから、入らんとこうww体は丈夫やから、いらんだろう!

 

などなど。

 

決断するのが一番大変だった

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結局、一番大変だったのは、「ワーホリ行くぞ!」って決めるまでだったように思います(笑)「海外生活送るぞ!」って重たい腰を上げてからは、自分でも信じられないくらいに、スイスイすべての物事が円滑に決まっていったんですね。

 

何か、自分の中で「カチッ」っていう音が鳴った感覚になりました。

 

もう「やる」って決めてるから、迷いが一切ない状態。だからもう、やらなきゃいけないことを、淡々とやるだけって感じでした。

 

ワーホリ中の2年間を通してみても、一番大変だったのは、この「決断するまで」だったかもしれないですね(笑)

 

「やるだけ」の世界になる

 

というのも、やり始めてさえしまえば、オーストラリアで生活を初めてしまえば、もう「やるっきゃない!」の世界に突入するからです。

 

もちろん、ワーホリ中も、大変なことは山ほどありました。シャワーもロクに使えないような違法賃金で働かせるファームに当たって、オーナーと揉めたり(もちろん英語でバトル)、「こいつはもう勃たないだろ」とタカをくくった70歳(推定)イタリアンレストランオーナーと、密室に入ったとたん「しゃぶれよ」と言われたり、全裸のおじさんにベッドに押し倒されたりと、様々なトラブルには見舞われました。(て…貞操はちゃんと守ってますからね!焦)

 

でも、もうそういうときは「見舞われちゃってる」ので、迷う暇なんてなくて。超緊急の問題は、起きても対処するっきゃない!ので、意外となんとかなったんですよ。

 

ワーホリ前の「どうしようかな…海外いきたいけど…でも…」って迷ってるときの方が、「行かない」という逃げ道がある分、精神的には大変だったんです。余計な選択肢がある方が、ごちゃごちゃ考えて、まるで出口のない迷路に迷い込んだみたいで、疲れました。

 

なんていうか、「まだやったことのないこと」に対して迷っている状態なので、どんなに考えても、なかなか先に進まないし、でも、謎の焦燥感には駆られるわで…ホント現地で職員のミスであやうく飛行機に乗れなくなりそうになったのを「乗せろ!」って訴えてた方が、よっぽど楽でしたね笑

 

 

一歩踏み出すのが怖い人へ

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怖い気持ちは、よおおおおおぉぉ~~く分かります。私もそうでしたから。でも、私は勇気を出して、ワーホリ行って、本当に良かったと思っています。もう、ワーホリに行く前の自分には、絶対に戻れない、それくらい海外での生活は、私の人生を大きく変えてくれました。

 

単純に英語が話せるようになって、帰国した今でも、外国人とコミュニケーションが取れる、英語を使った仕事に就けるようになった等…そんなことも「行って良かった」と思える要素ではありますが、一番大きいのは

 

自分の考え方が変わったことにあります。

 

言葉も良く分からない海外で過ごしたことにより、多くの人の優しさに触れました。人に甘えてもいいんだと学びました。やればできると知りました。人の悪意にも触れました。もっと自分を出してもいいんだと教えてもらえました。

 

あああああ!なんていうか、もう無限!!学んだことなど無限にあるわい!ここだけで書ききれるか!!ホント、「ワーホリで学んだこと」だけでブログ一年書けるくらい、多くのことを得ました。

 

総括して書くと、自分の小さな殻を破けたことにあります。「今まで自分は、こんな制限を持っていたんだ、こんな考え方にとらわれていたんだ」って気付けます。自分は、ワーホリから帰ってきて、本当に生きるのが楽になりましたね。

 

ありのままの自分でいい、人は違って当たり前って思えるようになったので、より多くの人に嫌われるようになりましたwwでも、それでいいって思える。その代わり、私と気の合う人とは、とことん仲を深められるようになりました。

 

なんていうか、「みんなと仲よくしよう」っていう、そんな偽善を捨て去れました。だから今は、本当に大切な人とだけ時間を過ごすようにしています。気の合わない人と、無理して一緒にいることがなくなりました。会社の飲み会?行くわけないw嫌な事に「いや」言えるようになりましたからね。

 

今、想像してる、怖いことなんて起こらないから大丈夫

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ワーホリ前に想像してる「あんなことがあったらどうしよう」「こんなことがあったら困る」なんて、たいてい起こらないんで、安心してください。その代わり、日本にいるときには想像もできなかったトラブルや困難は起こりますw

 

だって、まだやってもいないんだから、トラブルなんて予測できるわけないじゃないですか!!そんなに正確に予測できるなら、倒産する企業なんてないでしょ!

 

それに、海外に住み始めたら、自分がどんどん大きくなっていくから、今度はその自分に見合った問題が起こってくるわけだしね。今の、海外に行く前の自分の悩みなんて、もうその頃には悩みですらなくなってるかもしれない。だから、ホントに、今悩むのはホントに時間の無駄。さっさとやっちゃった方がいい

 

合わなければ、最悪帰ってくればいいだけだし

いざ、ワーホリに踏み切って、それで、あんま海外合わないな~って言って、すぐ帰ってきちゃう人もいるみたいですけど、私はそれでも全然アリだと思う。だって「自分には海外は合わなかった」っていうデータは取れるから。それがすでに自分の中での大切な経験だし、少なくとも「ワーホリしようかな~どうしよう…」って悩まずに済む。これが大きいと思う。

 

今ワーホリしようか悩んでる人って、きっと今の日本の仕事にも心から打ち込めてないはず。どこか心あらずみたいな。それが「海外は合わなかった!」っていう実績が得られれば、心おきなく「日本で生きてくぞ!」って今度は地に足付けて、日本での生活に集中できる。

 

日本では、何かを始めたら、長く続けなきゃいけないっていう強迫観念にも似た風潮があるけど、そんなわけない!「自分には合わないな」って思ったら、舵を切り返す思い切りも大事。人生の時間は有限だよ。ワーホリに行って、最悪「合わないな」ってすぐに帰ってきちゃったとしても、それでも、日本でうだうだ悩んでるだけの状態とは、100も200も違うよ。だって、実際に「行動してる」んだから。ゼロと1の差は、1と100の違いより大きい。

 

「行きたい」って思った時が、ベストタイミング

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いつが一番いいか、の答えなんてなくて、ホント「自分が行きたくなったとき」が最高のタイミングだと思う。それに、いつまでも自分がワーホリに行ける環境にいれる保証なんてどこにもない。なんだかんだ行かない理由をつけて、それでやっと「行く!」ってようやく重い腰を上げてワーホリ始めたのに、着いて一か月で家庭の事情で日本に戻らなければならなくなった人の話を聞いたことがある。さっさと行っていれば、一年間いられたのにね。

 

いま「ワーホリ行きたい!」「なんか気になる!」って思ってるひと、きっと、今がそのタイミングですよ。

 

怖い気持ちは重々承知だけど、一歩踏み出してみてください。きっと、今の自分からは想像もできないような自分になって、一年後成田空港に降り立ってるはずですから。

 

未だかつて見たことない自分に会いに行きましょう(*'ω'*)