オーストラリア英語の訛りって強いの?ワーキングホリデーで2年住んだTAEが答えるよ!

こんにちは!TAEです!英語学習をしていると、よく「アメリカ英語」とか「イギリス英語」とか、「その国ならではの英語」があるような表現をよく聞きますよね?
私はワーキングホリデー制度を利用して、オーストラリアに2年間滞在していましたので、今回は、「オーストラリアの英語」について書いてみようと思います!オーストラリアへの旅行やワーホリ、留学を検討されている人の参考になればと思います♪

オーストラリア英語は訛りが強いから、留学先としては避けた方がよい?

よく「オーストラリア英語は訛りが強い」って言いますよね。だから、留学などを検討してる時に、「オーストラリア訛りの英語になっちゃったら困る…」って、心配される人も少ないようです。そんな人に、実際にオーストラリアに2年いたTAEから朗報です♪

「そんなにおまえの耳がいいわけねーだろ、過信してんじゃねーよボケ」オーストラリアに行ったからって、オーストラリア訛りの英語になることはまずないです!なので、それを懸念して、オーストラリアを候補先から外す必要はないと思います。これは2つの意味からです。

①大人になってから、完璧にアクセントを吸収するのは、ほぼ不可能だから

一般的に、第二言語を母国語並みに習得できるのは、12-13歳までと言われています。それ以降に学習を始めても、よっぽどセンスがある人を除いては、第一言語のアクセントが、第二言語に影響を与えてしまうんですね。(専門用語で、「母国語の干渉」と言います)

ほら、あれですよ。中国人が日本語話してても、「あ、あの人、中国人っぽいな」って分かるし、英語圏の人の日本語も「なんかあの人、イングリッシュスピーカーっぽいな」って分かりません?アレです。

その証拠に、TAEがワーホリでオーストラリアに行った時、多くの日本人に会いましたが、「オーストラリア英語」を話す人になんて、一人も出会いませんでした(笑)みんながみんな、一人残らず立派な「ジャパニーズイングリッシュ」を話していましたよ(笑)もちろん、私もそうです♪

あんまりピンと来ない人のために、例を挙げるとしたら…。そうですねぇ、自分の身近にいる外国人で、一番日本語を上手に話す人を一人思い浮かべてください。TVで見る芸能人でもいいですよ。あ、もちろん子供の時から日本にいる人は外してください!あくまで大人になってから、日本語を習得した外国人ですよ!

…想像しました?その人、ペラッペラに日本語話しますよね?でも、やっぱりアクセント残ってませんか?所詮「外国人の話す日本語」「外国人にしてはうまいな」その程度ではないですか?(言い方悪くてすみません)

そうなんですよ!日本に何十年住んでようが、どんなに日本語が上手かろうが、やっぱりどうしても、母国語のアクセントって残ってしまうんですよ!今あなたが想像した、自分史上一番日本語が上手な外国人の日本語ですらそうなのだから、ワーホリでオーストラリアに一年やそこらいたくらいで、私たちに「オーストラリア訛りの英語」が身につくことなんて、まずないです!

もしそれがしゃべれるようになったとしたら、その人はよっぽど語学の才能がある人ですので、それならそれで、後からいくらでもアメリカ英語なりイギリス英語なり身につけることができるので、問題ないと思います。

私も渡豪前には少なからず「オーストラリア訛りの英語になっちゃうのかなぁ?」って心配したことはあるのですが、当時の私に物申せるのなら「そんなに甘くねぇから!」と声を大にして言ってやりたいものですね!だいたい、よくよく考えてみると、外国語である英語のアクセントを、そんなに簡単に吸収できるわけがないんですよ。

TAEは東京出身なのですが、私、関西弁ですらどんなに真似して話してみても、関西の人に「なんかアクセントちゃうねんなぁ」って言われちゃいますもん。母国語なのにですよ?!関西弁ですら、どこまで行っても「エセ関西弁」扱いされちゃうんです。そしたら、英語なんて、もはや言うまでもないですよね(笑)

 

②オーストラリアも都市部では、訛りは強くないから

実際に行ってみれば分かりますが、実は、オーストラリアでも都市部ではあまり訛りは強くありません。そのことについて、20代のオーストラリア人の友達に聞いてました。そしたら、なんでも若者の間では「あまりにも強いオーストラリアアクセントはダサイ」と思われているらしく、なるべくそう話さないようにしてるんだとか。

私たちが留学・ワーホリ・旅行でオーストラリアに訪れる時は、きっとシドニーケアンズメルボルンなどの都市部がメインになってくるでしょうから、その意味で、あまりアクセントに神経質になることはないのかな、と思いますね。

具体的に言うと、オーストラリア英語と言えば「Today」の発音「トゥディ」が「トゥダイ」になる、(「エイ」→「アイ」の音になる)というものは、あまりにも有名ですが、実際にオーストラリアに2年住んでましたが、そんな発音をしてる人には一人もお目にかかれなかったですね(笑)

あ、嘘です。一人だけ会いました。70歳くらいのおじいちゃんです。TAEが「セロハンテープって英語でなんて言うの?」って聞いたら「sticky tape(スティッキータイプ)だよ」って教えてくれたんですね。だから、次の日からドヤ顔でオージーの友人(20代)に「スティッキータイプ」って言ってたら「え?なに?」って聞き返されちゃいましたからね(笑)

「で、でも〇〇(おじいちゃん)にそう習ったんだから!」って鼻息荒く主張したら、「いや、彼はもうおじいちゃんだから…英語が古いんだよ(笑)だれもそんな発音しないから(笑)」って言われちゃいました。普通に「スティッキーテープ」って発音するらしいッス(´;ω;`)

同じくらい有名な「ゲダイメイト」という表現ですが、これも現地の人が実際に言ってるのを聞けたことはなかったですね…。これはあれですね、「日本人は毎日寿司食べてる」っていうのと同じレベルの勘違いでしょうね。そんなコテコテのオーストラリアンENGLISHは誰も使ってなかったです(笑)もしかしたら、どこかにいるのかもしれませんが、少なくともTAEのワーホリ生活2年間では、発見できませんでした。

なので、そんなに「オーストラリア訛り」について、過敏にならなくてもいいんじゃないかなぁと思います。

 

英語に訛りがある方が、COOL?!

 

ここまで聞いて、それでも「いや、私は耳がいいから、やっぱり不安」という方に朗報(?)です。実はTAEはですね…、ほんの一部ではありますが、オーストラリアのアクセントを吸収した音があるのです。「know」とか「No」の音です。だから、FRONのイベントでオーストラリア人参加者と話してて、TAEが「I know!」とでも言おうものなら「え!君オーストラリア行ったことあるの?」と言われちゃいます(*´ω`*)てへぺろ

現地でも、「know」と言うたびに、オーストラリア人に「オーストラリアアクセントあるねー!」って言われて、その後に続く言葉は必ず「すごーーい♪」です。いいですか?「すごーい!」なんですよ。外国人なのに、そこまで現地の言葉を吸収できるなんて、賞賛に値するってわけです。

考えてもみて下さい。私たちも、もし仮に関西弁のアクセントを完璧に身につけた外国人がいたら、「すごーい!」って素直に尊敬しません?「え、なにこいつ関西アクセントで話してんの?引くわー」なんて、思わないですよね?「うっわー!ものごっついええ感じの日本語話すやんこの人、むっちゃカッコええで!」って思うはずやろ?そういうことやねん。

なんでか知らないんですが、日本では「美しい英語」信仰なるものがあって、英語にも「正しさ」を求めがちです。だから「オーストラリア訛りは…」という発想になるのだと思います。しかし、英語はグローバルな言葉なので、それこそ数多くのアクセントが存在し、TAE個人的には、そこに優劣は存在しないと思っています。

なので、もし、オーストラリアに住んでいたことが100%モロバレレベルで、オーストラリアアクセントを吸収できたものなら、それはネイティブから一目置かれる、COOLな英語使い認定されること間違いないので、胸を張っていいと思います!

 

終わりに…

以上が、TAEの「オーストラリアに行ったら、オーストラリア訛りの英語になっちゃうのかなぁ?」と悩める仔羊たちへのファイナルアンサーでした♪

スーパー端的に言うと、「ぜってージャパニーズアクセントが残る(勝つ)から、安心して☆彡」ってことです。母国語が第二言語に与える影響は、想像を遥かに凌駕します。オーストラリア人並みにアクセントを吸収することなんて、まずないので、安心して、オーストラリアに飛び込んでいってください。

なぜTAEがこの記事を書こうかと思ったかというと、TAEが個人的に、オーストラリアが大好きだからです。温暖な気候と同じくらい、温厚な人たち。せかせかした東京の喧騒から離れ、オーストラリアのリラックスした雰囲気に包まれるのは、本当に良い経験になりました。

オーストラリア人は日本人と比べると、本当にのんびりとした人が多くていいですよ。道に迷ってたり、何か困ってるときに頼ると、必ず助けてくれますし。人が本当に親切です。TAEはオーストラリアに2年住んでいましたが、

「オーストラリア最高~♪ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおい!!⊂(*´ω`*)⊃」って感じでした。(語彙力の無さ…(笑))

なので、「オーストラリアの訛りが嫌だから」っていう理由だけで、留学やワーホリの候補から外してほしくない!って思ったんです。それだけの理由で除外するなんて、あまりにももったいない!

TAEの意見としては、どこの国にワーホリor留学するか決めるときに、あまりアクセントは気にしなくていいと思っています。(どうせ習得できないので)それよりも、どこの国のことを考えていると「心がワクワクするか」「胸がときめくか」そういう、自分のハートからの声に従ったほうが、よっぽどいいですよ♪自分の心は、自分にとっての最高の答えを知っていますからね(*^▽^*)