【ワーホリの費用】成功するワーホリのカギは「貯金がない」ことにある?!

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリし、人生を謳歌していたTAEです!これからワーホリすることを考えている人にとって、お金ってすごく気になるところですよね。

実際にワーホリにどれくらいの貯金が必要なのかは、こちらの二つの記事に書きましたので、ご参照頂ければと思います。

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

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さてさて、一般的に、以下のことが信じられていると思います。

「お金は、あるに越したことはない」

「お金は、あればあるだけいい」

私も、ワーホリ前はそうだと思っていました。しかし!実際にワーホリをして、さらに現地で何人かの日本人ワーホリ組を見て思ったことは「日本人は、お金ないくらいの方がいいかもしれない」ってことでした。そう思った理由と以下つらつらと書いていきますね。

行動せざるを得なくなる

あくまで一般的にですが、欧米圏の彼らと比べて、日本人は総じてシャイ&保守的でなかなか行動しない人が多いです。ワーキングホリデービザは、働くことの出来るビザなので、せっかくなら「海外で働く」という経験もしてみたいところ。

ですが、日本人は「新しいことになかなかチャレンジしようとしない」傾向にあり、せっかく海外に来ても、なかなか重い腰が上がらない人が多い。非常にもったいない。

でもそこで、もしお金が無かったら?!お金が無かったら「恥ずかしい」「断られたら嫌だ」なんて言ってられなくなります。「働かなければ、海外で飢え死にだぜーー!!それは困る!」とばかりに、猛烈な勢いで、職探しに打ち込むことができます。

そう言い切れるのは、私がそうだったからです笑。私は、ワーホリ前はリラクゼーション業界で働いていたのですが、これが激務の割に安月給で!しかも研修中は給料も出さないという超絶ブラック企業で働いていたため、こないだ計算したら、TAEの平均月給13万でしたよ…。まじありえねえ…(>_<)

そんな状態でしたから、TAEが渡豪して、語学学校のお金を払って、家賃とボンドを払ったら、確か残金が500ドルくらいになった気がします。「初めてのワーホリで、この金額はまずい」と、圧倒的危機感を覚えたわたしは、慌てて色んなレストランに電話をかけて、爆速で職をゲットしました。

私は非常に小心者なので、昔っからホントに電話かけるの苦手なんですよ…(´;ω;`)日本にいた頃から、美容院にかけるのも戸惑う(←お客様なのにね!)、バイトの応募電話にも一時間かかる、いざ働いても「遅刻します」の電話ができなくて、遅刻した&事前に連絡しなかったとダブルパンチで怒られる、なんてことをやらかす位の電話嫌いでした。(つーかただの社会不適合)

そんな私がオーストラリアで、英語で必死に電話かけまくれたのは、文字通り「お金がなかったから」(笑)金欠は、思わぬところで良い効果をもたらしてくれるものです♪もしお金に余裕があったら、絶対にあんなに速攻で行動できてないです!私、基本的にクズなんで!笑

お金があるから、行動しない人

オーストラリアで知り合った、日本人ワーホリ女性がいました。日本では看護師をしていたらしく、せかせかした日本での生活に疲れて、オーストラリアでのんびりしたくて、ワーホリに来たようです。彼女の場合、ホントにワーキング「ホリデー」していて、いいなぁって思いました。

でも、そんな彼女がポロっと「ホントはみんなみたいに、バイトとかもしてみたいんだよねー。でも、お金には困ってないし、なんかいま一歩踏み出せないんだ」とこぼしたのが、とても印象的でした。それで満足してるのだとばかり思っていたので。

元看護士さんですから、そりゃお給料も良かったでしょうし、貯金もたくさんあるんでしょうね。それって一見メリットに見えますが、そのせいで、新しいことに挑戦できなくなってしまっている。「ワーホリ資金が十分にある」ということが、こんなデメリットを生み出すんだなーなんて、当時は目からウロコでしたね。

貧乏は、ローカル環境で働く原動力にもなりうる

あと、忘れちゃいけないのが、日本食レストランとローカル(現地の)レストランの賃金格差です。シドニーでは日本食レストラン、通称ジャパレスでは、時給10~13ドルなんてざらにあります。しかし、本当はシドニー最低賃金って、20ドルくらいって法律で決められてるんですよ。完全なる違法賃金なわけです。ローカルで働けば、時給は20ドル前後、土日にもなると、その1.5倍もらえます。(めっちゃ高い!)

それなのに、日本の時給と比べて「まぁ、時給1000円と考えれば悪くないか、私英語できないしね」ってヘンに妥協して、みんなジャパレスで満足しちゃうんです。

ジャパレスの低賃金でも、なんとか生活するくらいはできます。でも、ワーホリ中や後に「旅行したい!」って思ったら、十分な稼ぎは得られないというのが現実です。

だから「もっと旅行とかしたい!稼ぎたい!よし!ローカルにチャレンジしよう!」って、お金が無かったら思えると思うんですよね。ええ、私も、そんな金に目がくらんでローカルで働いた一人です(笑)

なんかお金の話ばかりしちゃったけど(っていうか、さっきからお金の話しかしてないけど)、お金以外にも、ローカルで働く時に得られるものってすごく多いんですよ!ジャパレスは文字通り、日本人従業員多いから日本語通じちゃうし、従業員に日本人いなかったとしても、「日本人」っていうアドバンテージがデカいんですよね。

お客さん、ジャパレスだと、私たちが英語ヘタでも甘く見てくれますもん。でも、ローカルレストランだと違う。こっちは移民の国だから、見た目じゃ英語ネイティブかどうかなんて分からない。だから、おもっくそナチュラルに話してきます。これがまたムズイ!!

でも、だからこそ、ローカルに挑戦する価値は、信じられない程あります!現に私の友達は、ローカルで働いてから、死ぬほど英語が上達していました。働く前は、お世辞にも「英語がうまい」と言えなかった彼女が、ローカルで働いた後は、話すのめっちゃ早くなってました。ううむ…!やっぱり環境が人を育てるのね。

ローカルで働くのって、やっぱりちょっと怖い。だけど、高時給に目がくらんで一歩前に進めるのなら、貧乏も悪くない。TAEはそう思う。

最後に。お金のことは心配しなくていい!さっさと来てしまえ!

というわけで、なんでも保守的に、守りに入ってしまう日本人にとっては、「お金が無い」という状態は、おしりに火をつけて活動させてくれる、ありがたいものにも成り得るという話でした。

ここまでさんざん「お金がない」メリットを語り尽くしてきたTAEですが、もちろん、お金はあったって構いません。むしろたくさん欲しい!(笑)TAEだって人の子。お金何百万、何千万も欲しいよ、うひょおおおおおぉぉ(*´ω`)とは思ってます。

ただ、なぜこんなに「お金がないことのメリット」を語ったかというと、「お金がないことを理由に、ワーホリをあきらめるor延期してほしくないから」です。

巷に流布している「貯金150~200万必要」っていうのを信じてしまったら、「そんなに高額無理」ってあきらめてしまう人も出てしまうと思った。特に、まだ学生さんだったりとか、TAEみたいに社会のど底辺で低賃金だったりとか(笑)

それに、海外行く前ってどうしても不安になるから「もっともっとお金あった方がいいかな」って貯金ループに陥って、どんどん足が遠のいていってしまったら、もったいないと思った。

だから私は今回、「お金がないことのメリット」を声高に謳いました。お金がなくたって、ワーホリはできるし、むしろ、「シャイな日本人には、そっちの方が丁度いいくらいだよ」って。

ワーキングホリデーは、現地で稼ぐことができます。なので、日本にいる時点で、そんなに頑張って貯金しなくてもいい。そんな時間があったら、気が変わる前に、さっさと来てしまった方がいいです。人間、そんなに強くないです。最初はメラメラ心が燃えていたとしても、すぐに安定を求めて、その場から動けなくなってしまうもの。

だから、その情熱の炎が消える前に!さっさとワーホリに来てしまいましょう!貯金もそこそこでOKだ!!!!!!!!

大丈夫!あんまり心配しないで!「日本人ワーホリが、お金が無さ過ぎて、現地で餓死」なんてニュース、聞いたこともないでしょ?ようは、そういうことなんですよ!!安心して、海外に飛び込みましょ(*^▽^*)♬ワーホリは本当にいいですよ。応援しています。

 

ちなみに、ワーホリ行ったら、こんな心の変化がありました。

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