【英語の勉強法】私が英語を話せるようになった方法②完璧な英語=ネイティブ神話を捨てる!

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリし、英語が話せるようになって帰ってきたTAEです♪現在は英語を使ったオフィスワークをしています☆帰国後に英語を使った仕事に就くなんて、ワーホリ前は思ってもみませんでしたねぇ…しみじみ('ω')

 

さてさて☆今回は私が英語を話せるようになった方法第二弾をお伝えします♪

第一弾はこちらから

↓↓↓↓↓

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

完璧な英語=ネイティブ神話は捨てよう!

日本国内の本屋さんを見てみると「ネイティブはこう言う!」とかやたら「ネイティブスピーカーになろうぜ!」的風潮が見受けられますが…。私個人的には、「ネイティブのような」「完璧な」英語を捨ててから、劇的に話せるようになりました。

「ええええ~!ネイティブのようなカックイイ英語、あきらめなくちゃいけないのぅぅぅぅ~~(;´Д`)」って溜息と怒りの声が聞こえてきそうなもんですが…分かります!その気持ちは、十分分かりますともさ!!

TAEだって、できることならネイティブみたいに話したいよ!すっごいナチュラルでカッコイイ発音や言い回しを使い倒したいよ!イケメン外国人3人にちやほやされながらサンドイッチ食べたいよ!!でも、ダメなんだよ!!

そういうのはもう、12歳超えたらできないんだよっっ!うううっ(´Д⊂ヽ(´;ω;`)

もうみんなもホントは気付いてるでしょ?大人になってから第二言語学んだって、母国語のようにはならないって!ネイティブみたいに話せるようになるのは、まだ右も左も恋の甘酸っぱさも、あの人の瞳に映るのは私じゃない他の娘だってことも、何も知らない子供のうちだけだって。

本当は分かってるのに「30日であなたもネイティブ☆」みたいな良く分かんないテキストに振り回される前に、さっさと「大人になってから、ネイティブみたいに話すのは無理だわ」って現実を受け入れてしまおう!!さっ涙拭いて★

 

 

ネイティブのような英語を捨てたことによる素敵な副作用

冒頭からいきなり絶望という名の現実に叩きつけたのは、完璧な英語を捨てることには、思いの外メリットがあるから。さっきも言ったとおり、私はネイティブのように話すことをあきらめたことにより、劇的に話せるようになったんですね。

というのも、私がオーストラリアでワーホリを始めたばかりの頃は、英語を「完璧」に話そうとするあまりに、「あ~・・あ~・・」ばかり言って、会話が全く進まなかったからなんですね。

これはまさしく、日本のお勉強英語の後遺症でしたね。テストでは、少しでも間違ったことを書くと「減点」されてしまいます。だから、少しでも間違えないように、「正しい」英語を話そうとしてしまうんです。(私の主観では、多くの日本人が英語を話すときにこの症状に陥っていると思います)

でも、オーストラリアという、「実践の場」では、こんなこと一切通用しません!!相手は、人間なんです!問題用紙じゃないんですよ!

ちょっとでも「う~」とか言って言葉に詰まってたら「何こいつ、おもんない」って顔、モロにされちゃうんすよ!よくも悪くも、西洋社会は日本社会より、思ってること顔に出しますからね!!その白けた場に居合わせる気まずさったらない!!いやマジで!!

だから、会話ではまず「即座に何か言う」この能力が必要。マジで何でもいいから、何か言え。

ちょっと想像して欲しい。自分が日本にいるとして、日本に来たばかりの外国人と話すとする。それで、その外国人が「う~」とか「あ~」ばっかり言って、全然会話進まなかったら、イラつくっしょ?!正直「友達になりたい」とは思えないよね?!

でも、多少文法間違ってたとしても「わたし、にほん、好きした!」「おととい、来るした!」「たのしい!」とか何か言ってくれれば、とりあえず会話は成り立つじゃん。私たちも、「ああ~この子、日本がすごい好きなんだな~」って、足りないところは空想で補ってあげられますよね。

それと同じで、私たちも、言葉に詰まるくらいなら、どんどん、間違ってても何か言うべき。何か言いさえすれば、あとは相手が想像力をめぐらして、理解してくれるから。

(このへんは出川哲朗さんの「出川イングリッシュ」が実に秀逸にお手本を示してくれているから、見たことない人は、ぜひ見てほしい。完璧な英語なんかよりも、いかに工夫をして、手数を多くすることが大事が、手に取るように分かるから。しかも、最高におもしろい。出川さんは天才やw)

実践の会話には、「相手がいる」っていうのが、テストとは最大に違う点だよなぁ。って、TAEは実際にオーストラリアに行って感じたよね。テストでは、少しでも間違ったことを書いたらくみ取ってもらえないけど、人間相手では、かなりの部分、相手がこちらの意図を汲み取ってくれる。

「え!こんなにめちゃくちゃなこと言っても通じるんだ!」っていうくらい、ビックリするほどブロークンイングリッシュでも言いたいことは何とか伝わるよ。特に相手がネイティブならなおさら。その言葉のネイティブは、さすが母国語だけあって、汲み取る能力がハンパない。身振り手振りと、単語をなんか言えば、たいていのことは何とか伝わっちゃうからね。

私は、ネイティブのような完璧な英語を捨てて、とにかくなんでもいいから、ぽんぽん口にするようにした。「もう私は、ぐっちゃぐちゃな英語をとにかく言うから、あとはアンタが何とか組み立ててよね!」くらいの勢いで笑。そんな暴走球を投げられた方はたまったもんではないが、そこは愛嬌で許してもらえる。特にオーストラリアでは移民が多いため、英語が母国語でない人に対して、寛容な人が多い。

私はそのオーストラリア人たちの優しさにつけこんで甘えて、「アンタらネイティブなんだから、私のヘタクソな英語でも理解しなさいよ!こっちは第二言語で頑張ってやってるんだからね」くらいの謎の強気で向かっていた笑 控えめに言ってクソ野郎である。

でも、その甲斐あって、なんとか意思疎通は図れるようになったんだよね。「完璧な英語を話すより、ぐっちゃぐちゃでもいいから、何か言った方がいい」って気づいたのは、渡豪してから、二ヶ月くらいした頃だったかなぁ?

たくさんバッドを振るから、うまくなる

ヘンに完璧な英語を話そうとして口ごもるより、文法的に間違ってようが、とりあえず何か言った方がいい。とりあえず何か言えば、会話がつながる。つながれば楽しい。楽しいから、もっともっとやりたい!って思えるようになる。その「楽しい!」っていう感覚が語学の上達にはとても大事だと思う。(まぁ全部の分野でそうだな)

その時は上手に言えなくても、後で「あれはどう言えば良かったんだろう?」って仲良しのネイティブに聞けばいい。それで、次から言えるようにすればいいだけ。ホント、単なるそれの繰り返し。

あと、バッドを振りまくる(とりあえず、何か言いいまくる)ことによって「あ、この言い方なら、間違ってても通じるな」「こういう言い方すると伝わらないな」っていうボーダーラインのようなものが、自分の中で見えてくる。

この「こういう言い方すると伝わる」っていう肌感覚が、実践では本当に大事。私たちはネイティブではないから、全ての表現を「正しく」言うなんてとても無理だ。だけど、「言いたいことを伝える」っていう最終目標を叶える手段は、努力次第でいくらでも手に入れることができる。私が冒頭からずっと言っているのは、この後者の方だ。

「こういう言い方をしたら伝わった」「こういったら伝わらなかった」っていう実体験を積みまくって、最終的に私たちは、英語で自分の意図を伝えられるようになる。私が到達したのはまさにこの域。

私の英語は完璧からはほど遠い。自分の言い方が「正しい」かどうかって聞かれたら、本当に自信が無い。ただ、確実に言えるのは、「意図は伝わっている」ということ。じゃなかったら、帰国後に、英語を使って仕事なんてできていない。

いきなり「完璧な英語」は話せない

スポーツでも芸術でもなんでもそうだけど、いきなり完璧にこなすなんて、どだい無理な話。なんだって、最初はヘタクソな期間がある。スポーツなんて、最初はもうホント、ド下手くそでミスばっかりだろうし、絵だって、最初は人に見せられたもんじゃないだろう。だけど、練習していくからうまくなっていく。

英語だってそれと一緒で、初めは誰だってヘタクソ。みんなの憧れのネイティブですらそう。赤ちゃんのころに「う~」「あ~」って言って、いっぱい練習して、失敗して、うまくなっていってるよね。

その英語がヘタクソな期間、こっぱずかしくて、誰にも見られたくない期間。それだけは乗り越えなくちゃいけない最初の壁。私の場合はもうオーストラリアに行ってしまっていたので、「英語ができなければ…やばい!」という危機感&「この人と話がしたい!」と思える素敵な人たちに出会えたおかげで、その恥ずかしさは乗り越えることができたように思う。その意味でも、英語を学ぶ理由を明確にするって大事。

 

まとめ→大体でも伝わるってことを肝に銘じよう!

大事なことなのでもう一度言いますが、英語を流暢に話せるようになるには、初めから完璧な英語を目指して、おっかなびっくり話していくよりも、とにかく間違っててもいいから話しまくること!!

たくさん間違えるから、「じゃあどう言えばよかったのか?」ということが分かってくる。その失敗から得られるデータが、語学学習においては、もんのすご~~く大事。

相手はテストの紙じゃない、生身の人間なんだ。パーフェクトな英語なんていらない。だいたい60%くらい言えば、あとの40%は、相手が脳内補完してくれる。なんなら「え?こいつ、なんでネイティブなのにこんなに汲み取り能力弱いの?こっちはセカンドランゲージだよ?」くらいの強気の姿勢で行くくらいで、引っ込み思案な日本人にはちょうどいいくらい。

とりあえず、騙されたと思って、出川イングリッシュ観て、その姿勢を掴んで、外国人の前でとんでもなくハチャメチャな英語を垂れ流してきてみて!!回数を重ねるごとに、私の言いたいことが分かってくるはずだから♪♪

ちなみに、最初の三回目くらいまでは、全然通じなくて、フルボッコにあって意気消沈してこの世から消えたくなるだろうけど、それも想定の範囲内(*^_^*)瀕死の目にあうたびに、パワーアップして起き上がる誇り高き民族、サイヤ人のように、打ちのめされてもまた立ち上がろう~☆★