ワーホリするなら、ラウンドは絶対におすすめ!その理由①
こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリをし、現在は英語を使ったオフィスワークをしているTAEです(^o^)
このブログを読んでる人は、これからワーホリしたいって人が多いと思うんだけど、そんな人たちに、是非言いたいことがある!!
絶対にラウンド行った方がいいよ!!って。
ラウンドとは何ぞや?
私もワーホリ始める前は知らなかったんだけど、ラウンドって何のことだろう?明確な定義はないんだど、「一カ所にとどまらず、色んな場所を転々と移動すること」だと思う。それも、パックのツアーみたいに、何日かずつ旅行するんじゃなくて、一ヶ月ずつ各地で働きながら、転々とする感じ。うん、各地で「生活」をしていくイメージ。それが一番しっくりくるかな。
どうしてラウンドを勧めるのか?
いや、これね!ホントやってみれば分かるんだけど、ラウンドした前と後って、ビックリするくらい変わるのよ!!自分が!自分のその国への理解度もまるで変わってくるし、自分自身の成長度も全然違ってくるわけ。
でもね、ラウンドせず、最初に降り立った都市(大抵メルボルンとかシドニーとか)で一年過ごしちゃう人も多いんだけど、それってすごくもったいない。
気持ちはめっちゃ分かるんだけどね。多くの日本人ワーホリは最初に語学学校に3~4ヶ月行く。そうすると、そこで友達もできるし、職も見つかるだろうし、どうしても根っこが生えちゃう。めっちゃ居心地が良くなってくる。
特に日本人って農耕民族だから、「一つの土地に留まりたい」って欲求が強いんじゃないかな~?
人間、弱いもの。楽な方に逃げたくなるし、一度手に入れた安寧は、二度と手放したくない。一度は「日本を出る!」って壮大な覚悟をしてワーホリ初めて、それでもうドキドキ孤軍奮闘して、手に入れた「海外での自分の居場所」だから、そう安々と捨てるわけにはいかないんだよね。気持ちはめっちゃ分かる。分かりすぎる。
TAEの場合
ワーホリ4ヶ月目くらいの、私もそうだった。私も「ラウンドに行った方が、どうやらワーホリは充実するらしい」って知ってたけど、マジでシドニーを出たくなかった。(私が初めて豪に降り立った地はシドニー)
だって、そこで友達もできたし、仕事も簡単に見つかるし、何よりオーストラリア人の大好きな彼氏もできたし(外国人の恋人に興味がある人はこちら)、それらを全部捨てて、ラウンドに出るなんて、嫌でしかなかった。
何より、新しいことに挑戦するのが怖かった。
日本から初めての海外に挑戦して、ようやく生活に慣れたところなのに、もうこの安泰を捨てて、またチャレンジしなくちゃいけないの?!そんなのヤダヤダ!!怖い!なんつーか、勝手の分からないシドニー以外は、マジでもう全部こわい!!
新しいことに出会うためにワーホリしに来たのに、マジでこのダメダメ弱腰っぷりwホント何しに海外に来たんだよ笑ってもう一人の冷静な私がツッコむくらいの弱虫(笑)
とうとう自分の意思だけでは、ラウンドに飛び立てないと悟った私は、当時の日本人のクラスメイトに「一緒に航空券のチケットを買ってくれ!私の背中を押してくれ!」と頼み込み、一緒にジェットスター航空のHPを見てもらうことにした。(30歳でこのヘタレっぷりw)
それでもビビる私
そのメンズと一緒に行き先をチェックする私。なにしろオーストラリアは広い。選択肢が無限にある。ケアンズ、メルボルン、パース、ダーウィン、タスマニア…。うわぁ…。一体全体、どこにしたらいいんだよっっ!!
ワーホリしてよく分かったことなんだけど、私はこういう類いの「答えのない問題」にめっぽう弱い。学校のテストのように「答えが一つのもの」にはとても強くて、テスト勉強なんて全然してないのに、いつも高得点を叩きだしていた。
でも、学校を卒業して、いざ「人生」に立ち向かうとなると、そうはいかない。とたんに「答えの無いもの」だらけになる。今回の私の「ラウンドの行き先」にしたってそう。答えなんて、マジでなんもなくて、行った先が全て答えになる。そんな恐ろしい世界。
「ふぇぇぇええ、どこでも良すぎて決められないよう(T-T)」とたんに私は弱音を吐き出した。そんな時、隣にいた彼が「はーい、どこでもいいから、ちゃっちゃと決めて~」と、冷淡無慈悲にたたみかけてくる。そう、彼は私を逃がさない。
その為に自分で彼に背中を押すことを頼んだくせに、私は「嫌だぁ~~!!ラウンド行きたくない~~!!彼氏と離れたくない~!!怖い~!!!ヤダぁぁぁぁぁあああああ!!」とダダをこねていた。とんでもない三十路である。私なら絶対に友達になりたくない(笑)
そのとき、私、ふと気づく。
「あ、今クレジットカード持ってないわ。じゃあ予約できないね♡また今度だね♡」
よっしゃあああああああ!!これで助かる!!これで飛行機予約しなくて済む!!やったぁあああああああああ!!ひええええええぇぇぇぇい!!!!
と思っていたのもつかの間。その友人が
「じゃあ、俺のカード使っていいよ。お金は明日手渡ししてくれればいいから。」
と言い放ち、しれっと自分のカードを机の上に放り投げたではないか……!!!
万事…休す……
こうして、一切の言い訳が聞かなくなった私は、しぶしぶ泣きながらMarkay行きのチケットを予約することになったのであった。何度でも言うが、自分で頼んでおきながら、この被害者ヅラである。
行ってみたら、マジで良かった!!
こんな感じでスタートしたラウンドだったが、行ってみた感想は「ラウンドやって、マジで良かった!!」この一言に尽きる。勇気を出して、余りある程の見返りが、ラウンドにはある。
予想以上に長くなってしまったので、次回に続きます。