ワーホリするなら、ラウンドは絶対におすすめ!その理由②

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリしていたTAEです!

実際に私がオーストラリアでワーホリし、多くの日本人ワーホリを見てきた経験上、「ラウンドは絶対に行った方がいいよ!」と断言できます!とはいえ、慣れた土地を離れて、放浪の旅に出るのは誰しも怖いもの。前回はTAEが実際にラウンドに出るまでのチキンっぷりを書きました。

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では、今回は、どうしてそんなにオススメなのか?を具体的に書いていこうと思います。

 

①その国のことを、もっと理解できる

はい!ラウンドの効用といえば、まずこれです!同じワーホリ一年とはいえ、シドニーだけで一年間過ごした人と、メルボルンケアンズ、パース、タスマニア…各地で住んだことがある人、どっちがオーストラリアをより体感したかと言われれば…答えは明白ですよね。

日本で例えると、もっと分かりやすい。外国人が日本でワーホリしたとして。一年間、東京だけで過ごしたのと、北は北海道、南は沖縄まで移動して、各地の風土や歴史に触れるのと…どっちが日本をより理解できるか、と言われたら、もちろん後者ですよね。

現に、そういう外国人に会ったことがあるんです。日本を一周して、日本各地のことを知ってて、「こやつ…私より日本のこと、詳しいんじゃないか?!」って焦ったことがあります笑

私の場合もそうでした。シドニーを出て、最初はクイーンズランド州に行ったのですが、もう、気候から景色から、なんかもう全然違う。「うわー。こりゃラウンドして良かったわ」って実感しました。シドニーなんて、オーストラリアのほんの一部分。シドニーだけを知って「私はオーストラリアでワーホリしてた!」なんて言えなかったなって思いましたもん。

特にオーストラリアって、めちゃくちゃ大きい国なんですよ。地図でざっと見ただけでも日本が10個は入っちゃいそうだし、横幅も、日本からインドネシアくらいまである。「これで一つの国なのかよっ?!」ってくらい大きい。

それを、ただの観光として、有名どころを2~3日ずつ転々とするんじゃなくて、その土地その土地に短期なりとも「住む」から、見えるものがたくさんあるんだよね。

ワーホリの目的は人それぞれだけど、もし理由が「異文化理解」とか「もっと違う世界を見てみたい」とか、冒険的要素、ワクワク要素が強い人なら、ラウンドは本当にオススメ!むしろしない理由が見つからないくらい!!

 

②精神的に強くなれる

これも、ラウンドの効用としてすごく大きい部分。ラウンドをすると、精神的にめっちゃたくましくなれます。

どうしてかというと、まずは前回の記事でも触れたとおり、最初にワーホリで降り立った土地を離れるというのに、すごーーーく勇気が必要だから。友達もいて、仕事もあって、居心地もよくなったいわば「ホーム」を手放して、またイチから仕事も家も探すのか…となると、人は非常に逃げたくなります。んなめんどくさいこと、やりたくなくなる。

でも、そこで一度ゼロにリセットして、新しい土地でまたイチから立て直して、またちゃんと生活できる時に気づくわけですよ。「あれ…なんか…できるぞっ?!」って。最初はあんなに四苦八苦してたシェアハウス探しも、仕事探しも、なんかもうハードルが下がってる。そこでワーホリ開始直後の自分との戦闘力の違いを再確認できるのですね。これってすごく大きい。

人って、自分の悪いとこ&できないところばかりに目がいってしまって、なかなか自分の「成長したところ」には気づけないものなんですね。だから、今一度自分の成長を実感できる機会って、すごく貴重です。

私はワーホリ中に、一度シドニーでの居心地のいい生活を全部捨て、バックパック一つ&300ドルだけを持ってラウンドの旅に出たことがあります。初めはめっちゃ不安だったけど、それでもまた生活を建て直せた時には、すごく自分が誇らしかったですね。「え?!なに?!わたし、また生活できてるじゃん!しかも、ここ、外国やぞ!!!!!」って。

そうです。言葉も違う、知り合いも誰もいないっていう場所で、一度生活リセットして、また生活できるようになるっていう経験が、自分の精神力をめちゃくちゃ鍛えてくれます。これは、経験したことない人でも、なんか想像できませんか?

 

③新しい環境に適応する能力が身につく

日本にいると、なかなか「目新しい環境」ってないですよね。(もちろんそうじゃない人もたくさんいるけど)特に社会人になると、「最近どーう?」って聞いても「いや、特に変わり映えのない生活かなあ」って答える人、多くなりません?強者になってくると、5年とか10年単位で、「毎日に変化がない」って言ってますよね。そう、母国にいると、なかなか「大きな環境の変化」って起こりづらいです。

でも、ラウンド中は違います!もう、しょっちゅう環境が変わる変わる!バックパック一つでの放浪の旅ですから、なんなら「明日、自分がどこにいるかも分からない」って状況になりますからね。私もラウンド中はよく「次の予定はあるの?」って聞かれたけど「いや、自分でもよく分からない」って答えてました(笑)

こういうと、「TAEさんは元々、そういうのが大丈夫な性格なんだ」って思われてしまうかもしれないけれど、とんでもない!私は昔から大きなチャレンジが怖くて、なるべく環境は変えたくない、変化を恐れる方の人間でしたよ。

でも、一度ラウンドして、生活を建て直せた経験をしちゃうと「なんだ、生活リセットなんてたいしたことないな」って思っちゃって、どんどん違う土地を見て回りたくなっちゃうんですよwこれ、ラウンドあるあるだと思います。せっかく一年間というワーホリで来てるんだから、この場所だけにいるなんてもったいない。どんなに居心地の良い環境だったとしても、「もっと違う景色も見てみたい」って欲求に駆られて、次の場所を目指してしまうんです。

そう、誰でも根っからの「旅人」になれる。それがラウンドです(*^_^*)

 

④「ま、何でもなんとかなるな」って思えるようになる

これまで、ラウンドの良いところばかり書いてきましたが、もちろん良いことばかりではありません。旅の途中でトラブルに見舞われることも数多くあります。

私の場合は、紹介してもらったファームがバリバリの違法だったとか、ヘンなおじさんに迫られたりとか、まぁ色々ありました。でも、ここは外国ですから、自分は圧倒的に弱い立場。自分の身は自分で守らなければ!と果敢に英語で立ち向かえるようになり、全てなんとかなりました。現に、こうして生きてブログ書けてますしねw

今でも心配性なところは完全には治っていませんが、以前よりはだいぶマシになったと思っています。知らない土地で残金30ドルくらいまでになりましたが、それでもなんとかなったし。なんていうんだろ…こう、体感として「人生なんとかなるな」っていうのが腑に落ちます。これは、ラウンドした人の多くが経験することでしょうね。

 

まとめ

以上が私がラウンドをオススメする理由たちです。ホントはもっとあるだろうけど、今思いつくのはこれくらいかな。

なんていうか、日本からのワーホリ志願者の多くが「何か自分を変えたい」とか「何かこう…違う景色を見てみたい」っていう、ふわっとした、「何かを変えたい」感を持ってると思う。じゃなかったら日本を離れる必要なんてないしね。

日本にいる自分も嫌いじゃないけど…なんていうんだろう…こう鬱蒼とした感じ。「このままココにいていいのかな?もっと何か、違うことがあるんじゃないかな、世界は。」みたいな感覚。言葉にしづらいけど、なんか、今までの古い自分と、何か新しい物をぶつけてみて、新しい化学反応起こしたい感じ。それを求めて、ワーホリをするんじゃないかな。

もし、これを読んでる人が、「私もそうそう!」って感じるんだったら、マジでワーホリは試してみて欲しい。そして、できたらラウンドの旅に出てみて欲しい。きっと、そんな何かよく分かんないけど、新しいケミストリーを起こした自分に出会えるよ。少なくとも、私はそうだったかな。

マジでラウンド、おすすめ!!ひゃっほーーーおおおおおーーーーい♪♪\___(☆´∀`)ノ