オーストラリアでのwwoof(ウーフ)体験談!ワーホリするなら超おすすめ!②異文化を体験しよう!

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリしていたTAEです!ワーホリは私の人生の中でも、とてつもなく良い思い出ですが、それはウーフのおかげと言っても過言ではないですっっ!!「ウーフってなに?」って方はまずはこちらの記事からどうぞ↓↓

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

 

ウーフの魅力→異文化交流ができる

なぜTAEがこんなにウーフをおすすめするかというと、ウーフをすると、その国への理解がグッと深まるからです。だって、上記の通り、一般家庭におじゃまして、一緒に生活を共にするわけですから!

ちょっとパックツアーで観光名所だけ周って、有名な物食べて…なんて「旅行」とは比較にならないです!あと、もっというなら、私がシドニーで語学学校に通って、日本食レストランで働いていただけの時代よりも、圧倒的に「オーストラリア」を感じることができます。もし今ワーホリ中で、大都市で「こんなはずじゃなかったな…」ってくすぶってる人いたら、是非ともウーフに行ってほしい!世界変わるよ!!

「うわ!これだよ!私、こういうことやりたかったんだよ!」って思えるはずです!

食事の違い

オーストラリアの家庭に入れば、まず食事を一緒にしますよね。レストランや観光名所で食べるものじゃない、一般家庭で食べられている、「リアルなオーストラリアの食事」を体験できます。食事と文化は切っても切り離せないですから、これはかなり貴重。

まず、オーストラリアでは魚よりも、肉が食べられていますね。日本では、魚を焼くための、あのちっちゃなスペースが、ガステーブルについてるじゃないですか。あれが、あっちではお目にかかれなかったですね。だって、焼き魚なんて食べないから(笑)

その代わりに、よく目にしたのが、オーブン!どの家庭でも、大きなオーブンがあって、それを使って料理をします!!

 

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ビックリしたのが、鶏を丸ごと焼いて、それを食べる。それがマジで普通ってこと。日本みたいに、胸肉とかもも肉とか、小分けに買ってくるんじゃなくて、もう一羽まるごと買ってきて、オーブンにぶっこんで、焼いちゃう。

それを、「はい、TAEからどうぞ~♡」なんて笑顔で渡されても「切り方が分かんねーーよ!!」ってマジでとまどった(笑)そこで「日本では、鶏を丸ごと焼いたりしないから、どうしたらいいのか分からないよ…」って正直に白状して、そこで「あらまぁ!日本では丸ごと焼かないのね!」って、またそこで異文化理解が生じるよね。

そのオーストラリアのホストファミリーが日本に来た時、焼き魚を振る舞ったんだけど、彼らは逆に、魚の食べ方が分からなかったりね(笑)そういうささいな違いが、「これが文化の違いか」なんて妙に納得した。

あと、あっちではよくパイを焼く!日本ではあま~いアップルパイみたいなのをイメージしやすいけど、もっと食事っぽいやつ!しょっぱいやつね。魔女と宅急便のこういうやつを思い出しました。さすがにニシンは入ってないけどねww

 

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出典pbs.twimg.com

 

日本だと、あんまり↑↑こういうパイを焼いたりはしないですよね。あっちでは、どこの家でも大きなオーブンがあるから、こういう「オーブンを使うこと」を前提とした料理がよく作られるのかな~?なんて思ったりしました。

食事と共に、深まる文化

あと、忘れられないのが、アンザックデーにアンザッククッキーをホストマザーと一緒に作ったこと。ウーフのお母さんが「今日はアンザックデーだから、アンザッククッキーを焼きましょう」って言ったんだけど、私からしたら「え?なにそれ?」状態。

そこで教えてもらったのが、アンザックデーというのは、戦争中に戦った兵士の追悼のための日であるということ。当時、兵士の家族が、その兵士に長持ちして保存がきくアンザッククッキーを持たせたことから、今でもアンザッククッキーを焼く習慣があるのだということ。プラスアルファ、大人は午前中は慰霊式に行って、追悼する人が多いらしい。

私はその日はオーストラリア2年目だったので、2回目のアンザックデー。だけど、恥ずかしながら、一回目はシドニーでの語学学校に通ってた時代なので「ああ、なんか今日は祝日だな」くらいの感覚しかなかった。

それを、2回目のアンザックデーは、ウーフの真っ最中だったから、お母さんにどういう日なのか教えてもらえたし、一緒にクッキーを焼くこともできた。

アンザッククッキー(5枚入り) 卵なしで作ったお菓子

(出典:https://minne.com/items/5727937

こういう、オーストラリアの文化について、オーストラリア人から直接習えて、しかも一緒にクッキーまで作れて…なんかすごく小さいことかもしれないけど、私にとってはとても特別な体験だった。「ウーフしてて良かった!」ってしみじみ思った。そして、このクッキーはめちゃくちゃおいしくて、私はこの後も、アンザックデーでもないのにこのクッキーを狂ったように焼きまくっていたww

 

小学生でも、ダンスパーティーに行きまする

これは、他のウーフでの話。そこのウーフのお隣さんに4人姉妹がいて、上から15歳、12歳、11歳、4歳だったかな。それである日、女の子たちが「今日は学校でダンスパーティーなんだ!」って、とびきりの笑顔で言うもんだから、私は驚いてしまったよ。

TAE「え!ダンスパーティって何さ?!」

キッズ「学校の行事だよ!近くの公民館を借りて、ダンスするの!」

 

学校の行事なんかい!さすがはオーストラリアや…日本と文化ちゃうで!

 

TAE「え、でも、なんでダンスするの?」

キッズ「Just for fun!! (ただ楽しむためだよ!)」

 

Just for fun…。そうだよね、人生って楽しむためにあるんだよね。なんか私、すっかり頭固くなったな~って思っちゃった(笑)なにかやるときも、「これは意味があるのか?ないのか?」ってそんなものにばかり躍起にやって…。

「楽しむため」これだって立派な理由じゃないか。

ワーホリしてるとさ、こうした誰かが言ったふとした言葉が、妙に心に響いたりする。いや、本当はワーホリしてなくても、日本にいたって、そうなはずなんだけど。なんていうのかな。ワーホリしてる時、海外にいるときって、「日常」から離れているから、自分の心がいつもよりオープンなんだよね。だから、誰かのセリフがスッと胸に入ってきて、私の人生に影響をもたらす。

特に、ウーフ中はオーストラリアの大自然の中、野菜や土を触っているから、いつもよりもこう…感覚が研ぎ澄まされる感じがする。

 

実際のダンスパーティはこんな感じだった

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写真撮ってなかったのが悔やまれるけど、↑こんな感じで、薄暗い照明の中、どっからか持ってきたミラーボールがクルクルと回って、雰囲気はマジでクラブのよう!それにガンガン音楽が鳴っている感じ。思ったよりも、よっぽどガチなダンスパーティだった。

日本にいたときから、クラブとか全然行ったことない私は、「え…こんなん…不良じゃん!!」って思ってしまった(笑)

何度も言うけど、ここはウーフ。オーストラリアの中でも、かなり田舎の方。そんな田舎の小学校の公式イベントで、こんな感じのダンスパーティやっちゃうの?!って私の中では、かなりのカルチャーショックだった。

もしこんなん、日本でやろうもんなら、保護者から批判殺到、校長が翌朝の朝礼で陳謝&PTAで吊し上げってなもんでしょ!「不健全だっ!!」って。

だけど、ここはオーストラリア。「ダンスパーティ=不良が行くところ」って認識ではないんだ。だって、小学校の公式イベントだもんな。ミラーボール回ってるけど。いや、マジで文化違うわ。こっちでは、ダンスパーティは文化なんやな。

4姉妹のうち、一番上のお姉ちゃんは「もうつまんない」って言って参加してなかったけど、下の12-4歳の妹ちゃんたちは、みんなめ~いっぱいおしゃれして出かけてた。かわいかったなーー!ストレートの髪を、コテでパーマにして、メイクして、ネイルして、ドレス着て行ってた。私より女子力高い。恐れ入る。

 

ウーフでの異文化体験まとめ

これらはほんの一例。ウーフをしていて、発見した異文化理解は、山ほどある。それはこの記事を読んでる人が、実際にウーフをして、見つけていって欲しいな。絶対に、都会でワーホリしてただけじゃできなかった経験が、ウーフならできるから!!

これぞワーホリ!あたしは、こういうのを求めてたんじゃい!!って心の底からワクワクする体験ができるよっ!!

私は、ウーフを通じてオーストラリア人は鶏を丸ごと食べて、アンザッククッキー焼いて、小学生の頃から公式イベントと称して夜の公民館に繰り出して踊り狂うっていうのを目の当たりにしたけど、人によって、ウーフによって、できる体験はホントまちまちだから!!

とにかく言えるのは、ウーフ最高!!ってこと☆★知らない人は、ぜひぜひ試して欲しいな!!

まだまだ続きまーーーーす(*^▽^*)