【オーストラリアワーホリ体験談②】ワーホリ前に、日本に恋人がいる場合。別れる?遠距離恋愛する?

こんにちは!2年間オーストラリアでワーホリをし、今は英語を使ったオフィスワークをしている T A Eです★

これからワーホリをしたいと思っている人にとって、ネットでの情報は大切な情報源になるとは思いますが、ネットでの情報はエージェントなどのビジネスライクな情報ばかり(;´Д`)

実際にワーホリをした私としては、現状とネット上の情報に差が見られるな~、むしろ違すぎるだろ!!と、ワーホリ中、常々思っていました。だから、これからワーホリしたい人にとって有益となるような、生のリアルの体験者の声をお届けしたいと思い、この記事を書いています♬

前回の記事はこちら↓↓

wakuwaku-everyday.hatenablog.com

前回は私がワーホリをしたいと思った理由について書きました。今回はワーホリを始める前に日本に恋人がいる人、その場合について書いていこうと思います。というのも、私自身、実際にワーホリを始める前に、日本に恋人がいて、そのことで悩んだからです。今回はそのへんのことについて書きます。

 

日本に彼氏がいた私

私は、ワーホリする前に、日本に恋人がいました。彼は大学生時代からの知り合いで、とても優しくて、誠実で、仕事も真面目にこなし、貯金もたくさんあって、何より私のことをすごく大事に思ってくれている、私には本当にもったいないくらいの人でした。こんな私にプロポーズもしてくれ、あのまま日本での生活を続けていたら、私は彼と家庭を築いていたと思います。

しかし、私はどうしても海外に行ってみたかった。オーストラリアでワーホリをしてみたかったので、彼には「ワーホリをしたい。一年間オーストラリアに行かせて欲しい。」と何度も頼みました。が、しかし、彼は大反対していました。というのも、彼はもともと海外に興味がなかったので、私がワーホリに行きたいという気持ちが全く理解できなかったんです。

彼の言い分は。「例えば『オーストラリアでしか勉強できない、日本では学べない分野があるから、海外に行って勉強をしたい。』と言う、具体的な理由があるならわかるだけど、TAEの場合はただ単に『海外に行きたい。』なんて意味がわからない。それに、TAEがいなくなったら寂しすぎる。行かないでほしい。」と言われてしまったんです。

昔の私は、完全に他人軸(自分の意見よりも、他人の気持ちを大切にすること)で生きていたので、この彼の気持ちを無視するわけにはいきませんでした。ワーホリを通じて、人生観が変わった今の私なら「そんなん、あんたの気持ちやろ!私はワーホリに行きたいんだから行くで!!」と言って、軽くツッぱねたと思いますが、当時の私には、彼の気持ちも、とても大事でした。

二人の話し合いは平行線をたどるばかり。結局、「半年だけオーストラリアに行く」という、折衷案で和解しました。私はオーストラリアに1年行きたい。彼は全く言って欲しくない。その間をとった形になります。

結局は、ワーホリに行って1~2ヶ月目くらいでうまくいかなくなり、別れることになったのですがwちなみに、別れを切り出したのは彼の方からでした。理由は、私がいなくて寂しすぎたからとのこと。私と別れれば、気持ち的に楽になるだろうと踏んで別れを切り出したんだそうです。(←帰国してから聞きました。でも別れたらもっと寂しくなって、「なんであの時別れようって言っちゃったんだろう?!別れなければよかった!」と後から言っていました)

そんな彼も、私と別れた後、新たに素敵な女性に出会い、結婚。今度子供も生まれるそうです。彼が幸せになってくれて本当に良かったと思っています。異性は35億いるわけですから、やっぱり一人に固執しなくていいんですよね。

私はその彼と別れたあと、オーストラリアで新しい彼氏(オーストラリア人)に出会い、貴重な体験をさせてもらいました。オーストラリア人の彼と、オーストラリアでしかできない体験ができたのは本当に良かったです。日本人の人と付き合っていては絶対に分からないようなことがたくさん経験できたからです。文化の違いとかね。

 

まとめ

恋人と別れてからワーホリをするか、恋人を日本に残したままワーホリに旅立つか。の答えはありません。人によって、性格も恋人との関係も、考え方も全然違うのに、たったひとつの答えなんてあるわけがありません。それぞれ、「自分にとっての正解」があるだけ。自分で考えるしかないです。

ただ私の意見として言いたいのは、やはり「自分が何をしたいか」ということだと思います。日本で恋人と過ごすのが大事なのか、海外で新しいことにチャレンジするのが大切なのか。いったい自分はこの人生で何をしたいのか。そういったことを突き詰めて考えていくと、答えは出てくるのではないでしょうか。

もちろん、簡単に答えが出せる問題ではないので、たくさん悩むと思います。だけど、そういった、「人生の岐路について考えること」それ自体がもうすでにワーホリの醍醐味だと思います。

ワーホリに行けばわかるのですが、ワーホリビザって本当に自由です!学生ビザ、ビジネスビザと違って、やる事って本当に決まってないんです。1年間学校に行ってもいいし、働いてお金を貯めてもいいし、友達と遊び歩いててもいいし、何もせずぼーっと療養的な生活をしててもいい。本当に何してても自由。

日本で生まれ育っていたら、だいたいお決まりのパターンがありましたよね。「高校&大学を卒業した後は、会社に行って、適齢期にいい人を見つけて、結婚して子供を作って、マイホーム建てて…」みたいな、うっすらとしたレールが見れると思います。

日本人はそういうレールに沿って生きるの得意だと思いますが、自分で何かを決めるのに慣れてる人は少ないように感じます。ワーホリでは、そんな今までの生活とは真逆。全部、自分で決断しなきゃいけないことの連続です。

だから、そのワーホリ本番の前哨戦として、恋人とのことをじっくりと考えてみるのは、良い練習になるのではないでしょうか。私が唯一意見を言うのを許されるとしてら、伝えたいのは、「一番大切にしてほしいのは自分自身の気持ち」ということです。

恋人は、もちろん「寂しい」とか色々思うと思いますが、これは自分の人生です。自分の人生の主役は、自分です。あなたの恋人ではありません。あなたの恋人は、あくまで脇役です。自分自身が、自分の人生をどうしたいのかをよく考えて、それから恋人のことを考えたらいいのではないでしょうか。何度も言いますが、正解はないのですから。