【オーストラリアワーホリ体験談③】シェアハウス探し。ワーホリ成功の鍵は、早い段階でローカル環境に飛び込むことにある?!

こんにちは!オーストラリアに2年ワーホリしていたTAEです!これからワーホリを考えている人にとって、経験者の体験談って、かなり参考になると思いますので、私の体験談を載せているこのコーナー!今回は、シェアハウス探し編です♪

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それでは、さっそく行ってみましょーー!!

 

現地に着いて、すぐに始めたシェアハウス探し

私がオーストラリアについてまずこと。それはシェアハウス探しだった。外国にひとり、バッグ一つで入国したので、とにもかくにも、住む家がなければ何も始まらない。

ワーホリ始める時って、最初はホームステイから始めるのが一般的だと思いますが、私がお世話になったエージェントの人の方針はそれとは違くて、もういきなりローカルの掲示板を見てバンバン電話をかけていくというスタイルでした。

「ガムツリー」と言う、オーストラリアに住んでる人なら誰でも知っている掲示板(詳しくはこの記事に書いたのでここでは省略)を使いました。空き部屋を貸したい人がその掲示板に広告を出して、それを見て、私たちが自由に電話をかける感じ。

あっちではシェアハウスを借りるぐらいだったら、わざわざ不動産屋さんなんて使いません。こうしてハウスオーナーと直接やり取りをするのが一般的です。日本で一人暮らしをするときは、まずはとにもかくにも不動産屋さんに行って、自分の希望を伝えて、物件を探してもらって…と言うのが一般的ですよね。だから、「日本とは全然違うなー」って思いましたね。

このシェアハウス探し始めはすごく苦労しました。というのも、当たり前ですけど会話が全て英語で行われたからです。しかも電話ってすごい聞き取りづらいんですよね。対面で話してる時は、相手の身振り手振りなり、表情とかで、なんとなく言ってることを想像できるんですけど、電話だとそうした視覚的情報が一切ない。だから、本当に難しいんですよ(´;ω;`)

しかも、こっちはオーストラリアに来て2日目とかですよ?!外国人に対しても。もろビビってるわ、英語にも慣れてないわで、ほんとあたふたあたふたしてました。最初にかけたときなんて、相手が何言ってるかさっぱり分からなくて、何度も何度も「Perdon?」を繰り返していました。

しかしながら、人間、不思議なものでそれも2~3日もすると慣れてくるんですよね。何日か経つ頃には、もうすっかり自分で電話をかけて、「じゃあ何時にそっちに行くからよろしく~♪」ってアポイントメントを取るのが当たり前にできるようになっていました。

オーストラリアに着いて、一番最初に日本人コミュニティに入るんじゃなくて、ローカル環境に入ったことによって、現地の人と話をすることに対する抵抗がなくなったんですよね 。

結局、全部で20件くらいのシェアハウスを見ました。これ、誰かに言うと「そんなに見なくてもいいじゃん!!」って言われちゃうんですけど(笑)私にとっては、これすっごい楽しいことだったんですよ!!

だって考えてもみて下さい!シェアハウスの見学でもなければ、こんなに他人の家に合法的に堂々と入れる機会ってないですよね?!しかも外国ですよ、外国!!旅行会社のツアー旅行して、観光名所を回ったりするより、そこに実際に住んでいる、ローカルの人たちの家を見せてもらう方が、よっぽどその国の文化への理解も深まるってもんです。

しかも、あっちっておしゃべりな人が多いから、シェアハウスを見学に行っただけなのに、気付いたらそのまま茶~しばきながら、1時間話し込むとか普通にありましたwwまさに無料の英会話レッスン♪って感じで、シェアハウスの見学してるだけなのに、無意識のうちに、英語力もめっちゃついていました。

しかもそれは、語学学校で習うような形式的で教科書的な英語じゃなくて、実践の生の英語。これをワーホリ始めて、2~3日ですぐ実践出来たっていうのはとても大きかった。

たとえるならば、最初にいきなり水風呂に入っちゃう感じ。水風呂って最初はすご~く冷たくなって、めっちゃつらいけど、慣れたらすっごく気持ちよくなるじゃないですか?!まさにそんな感じ。ローカルの環境も、最初は全部英語で「うはあ(+_+)!!」って思うけど、慣れてしまえば、せっかく外国に来たんだから、外国人と話してるほうがよっぽど楽しい♪ってなります☆★

日本人と話すのももちろん楽しいんですけど、それはやっぱりぬるま湯で。生ぬるくて、いいっちゃいいんだけど、刺激が足りない。あれ?何のために外国くんだりまで来たんだっけ?ってなる。

せっかく海外に来たんだから、本当は日本人にばっかり囲まれてるんじゃなくて。外国人と話したい。それがみんなの本音のはず。だけど、最初はやっぱり外国人慣れてなかったり、英語に自信がなかったりで、日本人コミュニティに入りがち。

そして、最初に日本人コミュニティに入ってしまって、ジャパレスで働いて、週末も遊ぶのは日本人ばっかり…っていう風にしちゃうと、そのぬるま湯から抜け出せなくなっちゃうんですよね。

私は本当に精神的に弱いんで、ぬるま湯に入っちゃったら、その後に水風呂に飛び込むなんて到底できない。だから、初めからローカルの英語を顔面にぶっかけられまくるっていう、水風呂に入ることを選んで、本当に良かったと思っています。

 

★印象的だったシェアハウスたち★

ではここで、面白かったシェアハウス、印象に残ったシェアハウスを紹介しようと思います♪

まず一軒目。これは忘れもしない…というのは、私が一番初めに見たシェアハウスだったからなんですが…。まず、とにもかくにも、オーナーの感じがめちゃくちゃ悪い。もう、それだけで「ここには住みたくない」と思いましたね。

部屋も見せてもらったけど、もう本当に、何て言うんだろうあれは…。現代のタコ部屋??奴隷だってもうちょっといい部屋に住んでるんじゃないの?!っていうくらい汚いし、狭いし、いやもうホント、日本人感覚ではマジでありえない部屋でしたね。

しかも、めちゃくちゃ寒い。それで、レント家賃が安いって言うなったら分かるんですけど週に150ドルぐらいじゃなかったかな~。別にそこまでお得っていうわけでもなくて、本当にこの物件のメリット何?っていうぐらいでしたね。

 

他にも印象的だったのは、私が見学の時に、1時間以上話し込んでしまったハウスオーナーのおじさん。私はその部屋を見て、なんとなくピンとこなかったので、そこには住まなかったんですけど、そのおっちゃんとはなんとなく話があって、1時間ぐらい話し込んだんですね。

ジュースもらいながら、談笑してて、ふとした瞬間に、そのおじさんに「どうしてオーストラリアに来たの?」って聞いたら、「母国で戦争があったから、それから逃れる為」って言ったんですね。

私たち日本人がオーストラリアに来る理由なんて、せいぜい「 ワーホリ」とか「自分探し」ってなもんですけど、外国だと本当に普通に戦争があって、そういうのから逃れてくる人がいるんだ。っていう現実を見て…。もちろん、知識では知っていたことなんですけど、実際そういう人に会ってハッとしたんですよね。身が引き締まる思いがしました。

それで、そのおじさんは、命からがら母国から逃げてきて、当然、オーストラリア来たばかりのころは全然英語も話せなかった。けどもう生活していくしかないから、働きながら英語は覚えたんだって言っていて。自分なんて、まだまだ甘いなと思いました。

 

あと他にも印象的だったのは…オーストラリアの人が、本当に親切だったということ。私が道に迷ったら、大抵声かけてきてくれて「大丈夫?」ってきいてくれます。道も親切に教えてくれるし、バス停まで歩いて連れて行ってくれたりとか、自分のスマホを使って地図を調べてくれたりとか…そういうのが当たり前っていうぐらい、みんな親切です。

日本だけにいると、なんとなく外国人と壁を感じてしまって、外国人と話すの怖いって思っちゃうかもしれないけど、全然そんなことない。オーストラリアの人ってマジで親切な人が多い。だから、現地のエージェントなんかに頼るよりも、さっさとこの現地の人たちの温かさに気付いて、現地の人達に頼る方が全然いい。

話が盛大に逸れるけど、ワーホリ始める前ってみんなすごい不安だから、日本のエージェントの現地サポートみたいなのが必要と思い込んで、高いお金払っちゃったりする人もいるみたいだけど、そんなの全然必要ないと個人的に思っています。だって、現地の人がめっちゃ優しいから。

彼らが一番のサポーターになってくれるよ。しかも無料だしね(笑)

私は一日に見学のアポ2~3件取ったりしてたんだけど、ぶっちゃけその家で話し込んじゃって、「次のアポにもう間に合わない~遅刻だ~汗」という時に、車を出してくれて次のアポまで送って行ってくれたオーナーさんもいました。しかも、「その後時間ある?」なんて、夜ご飯までご馳走になっちゃいましたねww

何て言うか、あっちは移民社会だからかもしれないけど、初対面の人に対する心のハードルがめっちゃ低いんですよ。そうやって初めて会った人と、気軽に食事したりとか親切にしてあげたりする雰囲気が当然のようにある。日本でも、田舎の方だったらもしかしたらそうなのかもしれませんね。

でも私は東京生まれ&東京育ちで。東京では、何だろう…。みんなが地元民じゃないからかもしれないけど、なんかそういう心の繋がりが希薄になってきてるなって感じていたので、このオーストラリアの温かい対応は本当に心に響くものがありました。

ワーホリでオーストラリアに着いて、すぐ20件ものシェアハウス探しをこなすうちに。英語を話すことに対する抵抗は取れましたね。もちろん、全てがスムーズだったわけじゃなくて。

全然英語が分からなくて、冷たく切られてしまったりすることもあったけど。その分、私のつたない英語を辛抱強く聞いてくれる人もたくさんいて。別に英語がへたくそでも、そういう人と一緒に住めばいいんだなって思いましたし、英語ができないからこそ、そんな私にも付き合ってくれる、本当に心の温かい人に出会うこともできました。

私が最終的に選んだシェアハウスのオーナーは、オージーのおじいさんで、そこに決めた理由も、私が帰る時にバス停まで送って行ってくれたからです。

しかもその後、「うちにしない?」って電話もかけてくれました。なので、もう「ここにしよう!」って思いましたね。結果、大正解でした。私がその家に住んでいる間、そのオージーのおじいちゃんは、ずっと私を手厚くサポートしてくれていましたからね。

これからオーストラリアでワーホリをしたい!っていう人には、是非ともガムツリーを使ったシェアハウス探しに挑戦してもらいたいと思います。もちろんオーストラリアには、日豪プレスやチアーズなどの日経のウェブサイトがたくさんあって、英語なんて使わなくても、日本語だけで十分シェアハウス探しは完結させることができます。

だけど、そういうサイトに案件を出しているのは、ほとんどそこ住んでいる人が日本人ばかりと言う、日本語環境なことが多いです。

 

もちろん、最初からローカル環境に飛び込むのは勇気がいるけど、「どうしてオーストラリアに来たんだろうか」っていうのを思い出して欲しいです。そもそも最初にオーストラリアに来ること自体がかなりの勇気だったはず。

そこで勇気を使い果たして、オーストラリアに着いたとたんに、日本人環境に飛び込むのではなく、せっかくその勇気を出したんだから、その勢いそのままに、ローカルの企業に飛び込んでしまって欲しいと思います。こういうのは結局慣れなんで、その人個人の能力云々というより、本当に努力とか勇気とか、そっちの方が成功するワーホリになるかどうかに影響します。

オーストラリアでワーホリする時は、是非とも地元のローカルな掲示板を使って、ローカルなシェアハウス探しを経験してみてください♪♪