【オーストラリアワーホリ体験談④】英語の習得のカギを握ったのは、ほんの少しの勇気だったという話

こんにちは!オーストラリアで2年間ワーホリをし、今は英語を生かしたオフィスワークをしているTAEです☆

ワーホリとはどういう感じなのか?という生の声を、これからワーホリを検討されている人に向かってお届けしているこのコーナー!↓最初から読むにはこちら

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今日はその第4弾。ワーホリしたい人なら、誰しもが気になる「英語」についてです。冒頭でも触れたように、私は今、英語を使った仕事をしています。ワーホリ前は全く英語が話せない&英会話教室に通ったこともない状態。全くのゼロで、なんの下準備もせずワーホリに飛び込み、結果話せるようになって帰ってきたので、ぜひ私の経験が、これからワーホリしたい人の参考になればと思い、書いていきます!!

 

私が英語話せるようになるorならないを決めた夜

ワーホリで海外に長期間住んだからと言って、誰しもが英語を話せるようになって帰ってくるわけではないというのは、有名な話だと思います。中には、もう在豪20年以上にもなるというのに、全く英語が上手ではない人にも会ったことがあるくらいです。(旦那や知り合いが英語が堪能で、助けてもらってるケース)

同じワーホリ組でも、英語がペラペラになって帰ってくる人と、「え?!ホントに海外に住んでたの?!」ってレベルの人がいますが、このように分かれる要因って何でしょう?きっと、理由はたくさんあると思います。ですが、私自身のことを絞って、その要因を振り返ってみた結果、たどり着いた出来事がありました。「あ!私の英語力の明暗を分けたのは、きっとあの日の出来事だったな!あの夜が分かれ目だったな!」という日のことを思い出したのです。これを読んでる人はもう、知りたくて知りたくてよだれ垂れてるかと思いますが、ゆっくり順番に話していきますね!

あれは、私がシェアハウスに住み始めて、初めて迎える、金曜の夜のこと。(シェアハウス探しについてはこちら)そのシェアハウスのオーナーはオージーのおじいちゃんで、とても気の優しい良い人でした。そのおじいちゃんが、友達2人を自宅に招いて、一緒に夜ご飯を食べながら、談笑していたんですね。

その時、オーストラリアに来て、わずか2週間程度の私。英語もろくに話せないくせに、こう思っちゃったんです。

「あのホームパーティーに入りたい!!」

って。シェアハウス探しで、だいぶ英語に慣れ始めていたところではあったものの、まだまだ英語には全く自信のない状態、にも拘わらずです。シェアハウス探しでの英語は、トピックが決まっているため、慣れてさえしまえば、実はやりとりが簡単なんです。でも、通常の会話だと、それこそ何を話されるか分からないため、断然難しいんですよね。

 

いやいや冷静になれ。私、全然英語話せないぞ…

そうは思ったものの、圧倒的に英語力が足りません。おじいちゃんのホームパーティー、じいちゃんパーリーに参加したいと思ったものの、会話にうまく入れるか分からず、めちゃくちゃ怖気づいてしまった私。不安になる理由なんて、いくらでも思いつきました。

●何言ってるか分からなかったらどうしよう…

●え?なにコイツ?とか思われないかな…

●恥をかきたくない

●せっかく3人で楽しんでるのに、場の雰囲気を壊しちゃわないかな…

一瞬で、一気にネガティブになれました。人間、やらないための理由ならいくらでも思いつくものです。たぶん、このとき10個以上は「やらない理由」をねつ造していたと思います。

それで、一旦は結論が出ました。「よし、もっと英語が話せるようになったら、参加しよう!」って。あの人たち、きっと仲良しだし、またホームパーティやるよね♪って。

正論。マジでド正論。ディベート大会で圧勝できるくらい、完璧な理論を打ち出して、私はそのまま、自室に引き下がろうと思いました。でも、ワーホリほやほやのTAE。ここでまたも思っちゃったんです。

「え?それって…いつ?」って。

 

「〇〇になったらやろう」理論について

一旦は「英語がもっとできるようになったら、おじいちゃん会に入れてもらおう」と決心した私ですが、ふとした疑問が沸き起こってきました。

「いや、『英語ができるようになったら』って、それいつ?」

「何をもって『英語ができる』って言うの?」

「その時にまたおじいちゃんたちがパーティする保証なんて、どこにもないよ?!」

それで、気付きたくないことに気付いちゃったんですよね。「あ、これって単なる言い訳だわ…」って。気付きたくなかったですけどね。でも、もう気付いちゃったので、それで、何を感じ取ったのか、急に体が熱くなって、まだ全然英語流暢じゃないくせに

「今行かなかったら、一生行かない!!」って思って、あんまり深く考えるのをやめて、「HELLO! I'm TAE!!」って、おじいちゃんたちの輪に飛び込むことにしたんです。

 

やってみたら、めっちゃ簡単だった

いざ、おじいちゃんパーティーに突入してみたら、そのあとは全てがトントン拍子に進みました。もうその場にいたオーストラリア人のおじいちゃん3人とも、めっちゃウェルカムな雰囲気で!

「へぇ~君、TAEって言うの~!」

「どこから来たの~?」

「オーストラリアにはどれくらい住んでるの?」

ってもう、超話題振ってくれるし、どんなにつっかえつっかえゆっくり話しても「うんうん♪」って聞いてくれるし、なんならおじいちゃん自体も話すの遅いから、こっちも聞き取りやすいわで(笑)まさに言うことなしでした☆

その時思ったのが…「そりゃそうだよね!オーストラリア人とはいえ、お年寄りだもんね。(全員ではないけど)お年寄りって若者と話すの好きだし、長年生きてるだけあって人生の酸いも甘いも噛み分けて、第二言語話者のつたない英語も忍耐強く待てる、鋼の心も持ち合わせていらっしゃるわぁ…何も心配することなんて、なかったんや」ってことでした。

もうホント3人ともめちゃくちゃ優しくて、その夜はとっても楽しい時間を過ごすことができました。

 

準備なんかいらない。今すぐやってしまえ!

この夜の経験を通じてヒシヒシと感じたことは、「ホント、今すぐ飛び込んでしまってよかった!」ってことでした。この経験が、のちのちの私のワーホリ人生2年間に影響したと言っても過言ではないと思っています。

というのも、この時に「今のままの英語力でチャレンジしていい」ということを身をもって体感したので、このあと、幾千も襲い掛かってくる選択肢の山を前に、果敢に難しい方、大変な方を選択することができたからです。

ちょっと話ズレますけれど、ワーホリ中って、選択の連続なんです。日本にいるときは、なんかもう、日常のルーティーンって出来ちゃってませんか?朝起きて、会社(学校)行って、いつものメンバーに会って…。てな具合に、な~んか、予測可能な毎日の中を生きてますよね。

でも、ワーホリ中は違います。ワーホリビザは、働いてもいい、学校行ってもいい、遊んでてもいいっていう、夢のようなビザなので、本当に何をしてもいい代わりに、毎日毎日、自分が何をするか選択しないといけないのです。現に私も、ワーホリ中は「自分が来月、どこにいるかも分からない」っていう生活をしていましたw

そうやって何かを選ぶときに「今は止めておこう。○○が出来てからにしよう。」って決断を毎回していたら、今の私はいなかったと思います。

ランゲージエクスチェンジに誘われたときも、とりあえず行ってみたし、そんなに英語が上手ではなかった時から、ローカルのレストランにレジュメを出してみたら、即採用されたり…。とにかく準備をすることを辞めて、今すぐ行動するようにして、私のワーホリ生活が充実していったように感じます。

思うに、「英語が話せるようになってから…」とか「もう少しお金が貯まったら…」とか、「もう少し〇〇になったら」シリーズって、結局全部が言い訳なんですよね。英語が話せないなら話せないなりに、お金も無いなら無いなりに、やれることってたくさんあるはずなのに、やらない。それって結局「挑戦することから逃げてるだけ」ってことなんですよね。

って、偉そうに言っちゃってますけど、私がまさにそういう人間だから分かるんですよw私も、さも「ワーホリでこんなに頑張りました」風に言ってるけど、ワーホリする前は「お金がないから~」って、ワーホリすることから逃げてましたから。(貯金が少なくてもワーホリはできます

 

ワーホリ中の1年くらい、めちゃくちゃ行動してみよう!

ワーホリ期間は、1年しかありません。ぼーっとしてたら、何もしないまま過ぎてしまいます。だから、せめてワーホリ中の1年くらいは、自分でもビックリするくらい、行動しまくってみませんかっ?!

私はオーストラリアに着いて2週間目で、おじいちゃんパーティに突撃しましたが、何かにチャレンジするなら、早ければ早いタイミングの方が良いと思います。というのは、一旦逃げると、逃げ癖がつくからです。人間、始めたばかりの頃は、だれでもヤル気があります。だから、そのときに、「えい!」っとローカル社会に飛び込んでしまえば、「あれ、意外となんとかなるな」って自信をつけることができるし、自信があるから、また次にチャレンジできる…という、好循環に入ることができると思います。

例えるなら、仕事終わって家に帰ってきてすぐだったら、洗濯物したり部屋片づけたり、なんなら買い物行ったりもできるけど、一回座っちゃって「ふぅ (=゚ω゚)」ってなっちゃったら、もう動けないwみたいな、あんな感覚(笑)

一回、「次でいいや」って思っちゃうと、次の機会の時は、もっと勇気出さないといけなくなるんですよね。だから、ワーホリ始まった直後から、ゴリゴリ行動していくことが、成功するワーホリへの最短距離だと思う、午後の昼下がりのTAEです。

大丈夫!怖いのは自分だけじゃないし、誰だって初めから上手にできるわけじゃありません!転んで強くなるのです☆☆(*'▽')