【オーストラリアワーホリ体験記⑤】現地での、初めての仕事探し。ジャパレスにする?ローカルにチャレンジする?

 こんにちは!3度の飯より、イケメンが大好き♪なTAEです★

私は、30歳になる手前にオーストラリアへワーホリすることを決意し、帰国後は英語を使ったオフィスジョブをしています。2016年に帰国してから、だんだんと記憶が薄まってしまっているので、記憶が新鮮なうちに、経験者のリアルな情報を、これからワーホリする人に伝えたい!と思い、いま私のワーホリ体験談を書いています。

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wakuwaku-everyday.hatenablog.com

 

今回は、晴れてシェアハウス=自宅を見つけることができた、そのあとのことについて書こうと思います。

 

家は見つかった。次は仕事じゃ!!

シェアハウス探しが終わって、次にしたことは、仕事を探しでした。住む家が決まって、ようやく仕事探しに移れます。住む家が決まらないと、自分の最寄り駅がどこかもわからないから、仕事を探し始めることもできませんでしたからねw

アラサーにもなって、実家から一歩も出たことのない、立派なパラサイトシングル(いい年して、実家を出ず、結婚もせず、家に居座り続ける独身のことを昔はこう呼び、めっちゃディスられていた。しかし、最近では、これを超える、「ニート、引きこもり」という存在が出てきたため、全く叩かれなくなったw)だった私にとって、「海外で自分の家を、自分で見つける」これだけで、なんだか「やったったww」感に見舞われていました(#^.^#)

私は自慢ではないが、アラサーのくせに死ぬほど貯金がなかった為、この「仕事探し」はまさに死活問題でした。(薄給のリラクゼーション業界で働いていました。こないだその当時の私の月収の平均を計算してみたら、たったの13万だったので、震えました)

そんな社会の底辺だった私は、オーストラリアに着いて、当面の宿代&語学学校代&シェアシェアハウスのボンド(敷金)と家賃を払ったら、本当に手元に1000ドルもなかったと思います。もういくらか覚えてないけど、500ドルぐらいだったかな~。いや、300ドルだったかも。とにかく、それくらいのレベル。外国にいるのに、お金がそれしかないとか、ホント当時の私は酔狂で、よくやってこれたなと思いますww

それぐらいしかお金が無かったから、もう必死になって仕事を探すしかない笑。「電話するのをためらう」とか「英語力が~」とか言ってられない状況でした。

冒頭で述べたとおり、「私は、ワーキングホリデーでオーストラリアに2年間いて、今では英語を使った仕事をしています♪」なんて言うと、すごくアクティブで行動力のある人と思われがちなんですが…。実際はそんなことないんですよ!何て言うか、行動力にすごくムラがあるんですね。

ある日、ポンと思い立って、オーストラリアに行けるかと思えば、日本にいるときは、美容院の予約の電話ですら、30分尻ごみしたりとか…。とにかく!電話で何かアクションを取るのが苦手なんです(/_;)!! (共感できる人、いませんか~?!)

そんな感じで、とにもかくにも、電話って苦手なんです!!日本にいるときに、日本語でバイトの応募するにも、「嫌だなぁ」って思っていた私です。これを海外でやれって言われたら、ハードルはそりゃあもう2段も3段も、上がるに上がってインフレ状態。いつもの私なら到底できっこありません。

でも、ワーホリ中はできました。如何せん、お金も、頼れる実家もありませんでしたからw「働かなければ、ここで生きていけない!」という、後に引けない状況になっていたので、とにかく自宅から通える範囲のジャパレスに、片っ端から電話して、面接を受けまくっていました。

お金がないと、こういう時に行動力が出るから、行動力の無い私にとっては、とても良かったと思います。

 

ワーホリ前の貯金は、あればあるほどいい?

これがいい悪いっていう話ではないけれど、私がワーホリ中に出会った日本人で、「たくさん貯金があるから、働かなくてもワーホリの一年間はやっていける」という人がいまして。私がジャパレスであくせくと、馬車馬のように働いているのを見て、「いいなぁ。私もそうやって、働いてみたいなあ~。だけど、働かなくてもお金はあるから、なんか応募とか、ついつい尻込みしちゃうんだよね」って言われたことがあります。

私はその時お金と余裕がなさすぎたので、「そんなにお金があるっていいじゃん!」って思ったんですけれども(笑)本人からしたら、「もうちょっといろんな経験がしたい」んだろうなと思いました。お金はあればあるだけいい。って、通常モードなら思いますが、ことワーホリとなると、そうでもないのかなぁ~。と感じましたね。

ちょっと話は逸れますが、結局は「自分が何がやりたいかが大事」だから、お金の事はあまり心配しすぎないがいいと個人的には思っています。もし、「貯金がないからワーホリを諦めてる」って言う人は、本当に最低限だけのお金(20~30万)を貯めてこっちに来ちゃえばいいと思います。生活費は、マジでこっちで稼げますから。

 

ちなみに…いきなりローカルジョブに応募していい!

ここでひとつ、大事な話がしたいです。私は、「最初にジャパニーズレストランを探した」と言いましたが、これは最善の手ではなかったと思っています。実際に、オーストラリアに2年いたからわかったことなんですが!!オーストラリアに行く前は、知らなかったことなんですが!!

仕事っていきなりローカルに飛び込んでいいんですよ!!!!!!

これは、どんなに強調しても、したりないくらい。というのも、私の場合は、最初に知り合った日本人の人に「最初はジャパレスで修行を積みなー」って言われちゃって。それで、「初めはジャパレスから始めるものなんだ」と思いこんでしまい、ジャパレスしか探していなかったんですね。

もちろんそれは、そのアドバイスをくれた人のせいではないです。私も自分で調べることもできたし、何しろ自分がそれを信じて選んだわけですから。これは完全に私の責任です。

ただ、本当はいきなりローカルジョブに行ってもいいんですよね~!!というのは、ヨーロッパ圏の人って、いきなりローカルレストランに飛び込むんです!もうそれこそ、オーストラリアに来てまだ一週間とか2週間とか、それくらいの、戦闘力ひよこ並みの実力で、ローカルに飛び込んでいくんです。

「フランス人だから、初めはフレンチレストラン。ドイツ人だから、初めはドイツレストランで働かなくちゃいけない」っていう概念が彼らにはないです。「え!でもそれは、ヨーロッパの彼らは、英語ができるからなんじゃないの?!」って思うかもしれません。ええ、私もワーホリ行く前は、そう思ってました(遠い目)

だけど、これはもう本当に現地に行って気付いたんですけど、ヨーロッパ人だからといって全員が全員、英語が堪能というわけではないんですね!!もちろん中には、(特にドイツ人)「この人ネイティブか?!」っていうぐらい、とてつもなく流暢な人がいます。

でも、それと同じぐらい、全く英語が話せないヨーロッパ人っていうのもいるんですね。 彼らは見た目が同じ白人同士で、身振り手振り等のBody Languageも似ているので、パッと見、馴染んでいるように見えるし、英語もすごく話せるように見えるんですけど、「実は日本人と同じレベルの英語力」という人もたくさんいます!

これはワーホリに来て私がすごく驚いたことの一つです。ワーホリする前の私はもう「外国人は、全員英語ペラペラ」くらいに勘違いしてましたから(笑)

話を戻しますwそんな英語が流暢ではない彼らも、いきなりローカルレストランに飛び込んで、ガシガシとローカルの仕事をゲットしていきますと。いうのも、いくら「ローカルレストラン」とはいえ、レストランはレストランなので、ウエイトレスなどの仕事は、とてもシンプルで、実はそんなに高度な英語力が必要なわけではないんですね。

だから、私たち日本人でも、ローカルレストランで働ける可能性っていうのは十分にあるんです。

 

日本人ワーホリでも、十分ローカルレストランで働ける!

私はこの「可能性」っていうのがすごく大事だと思っていて。同じ「ジャパレスで働く」にしたって、ローカルレストランにもたくさん当たったけど、見つからないから、じゃあ当面食いつなぐためにジャパレスで働く。というのと、初めから「私にはジャパレスしか無理だから、ジャパレスにしか応募しない」っていうのは、結果的には同じだけど、全然違いますよね。

あ、誤解して欲しくないのは、何も私は「ジャパレスで働くこと=悪い」とは思っていません。本当に自分のやりたいことが「ジャパレスで働く」ということなら、それも全然ありだと思います。というのは、現に「ローカルレストランでも働けるけど、あえてジャパレスを選んでいる」という人を見たこともありますし。

その人は、両親が日本人なんですけど、オーストラリア生まれオーストラリア育ち。だからもちろん英語もネイティブだけど、「自分の血は日本なのに、日本のことを全然知らない。日本のことを学びたい」ということで、日本食レストランで働いていました。他にも、日本人ワーホリの人で、「やっぱり自分は現地の人に、より深く日本の文化を紹介したい」と言って、日本食レストランで働くことを選んでる人もいました。

つまり、「日本食レストランで働くのが悪い」っていうことそういうことじゃなくて、あくまで「自分が何をしたいか」というのが大事なんです。

だから、私が今「ジャパレスじゃなくて、ローカルレストランで働けるよ!」って言ってるのは、あくまで「せっかくワーホリでオーストラリアまで来たんだから、本当はローカルで働きたい。けど、自分には英語力&経験がないから、ローカルは諦めて、しぶしぶジャパレスで働いている」っていう人に対してです。

私も、オーストラリアで実際にワーホリを始めるまでは、「ローカルレストランで働くのって、すごい敷居が高い」と思っていたし、「英語ができるようになるまで、応募しちゃいけない」って思い込んでたけど、実際はそんなことを全然ない。英語ができなくても、ローカルジョブをゲットしてる人ってたくさんいます。

だから、もし、これからワーホリをしたい人もしくは今ワーホリしてる人で、自分の英語力のなさや経験のなさを理由にローカルジョブをあきらめている人がいたら、「そんなことはないよ!いつだってチャレンジできるよ!」って声を大にして伝えたいです。

私もオーストラリアに行くまでは、全然英語を話せなかったです。「自分はジャパレスでしか働けない」って思ってました。でも、オーストラリアに渡って3か月目だったかな?どうしても働きたい!っていうローカルレストランを見つけて、思い切ってレジュメを渡したら、そのレストランで働くことができたんです。

もし「自分には無理」って、何もしなかったら、私はずっとジャパレスだけで終わっていたと思います。

私の友達で(日本人ワーホリ)、高校卒業して、すぐワーホリでオーストラリアに来たという子がいますが、その子もバリバリローカルジョブゲットしてました。最初は全然英語も話せなくて、むしろ学校の成績も赤点ギリギリで…。っていう、悲惨な状態だったらしいです。でも、同じ店に何回もレジュメ渡しに行って、そのやる気を買われて、ようやく雇ってもられたらしいです。一回ローカルの経験をえちゃえばしめたもので、そのあとは、息を吐くように、何回もローカルジョブゲットしてました。

というわけで…もう、今日のTAEはめちゃくちゃねちっこく、何度も何度もしつこく納豆のように粘り強く言わせてください!!「日本人ワーホリだからといって、ローカルジョブがゲットできないということはありません」!! これだけは、今日覚えて行ってもらいたいと思います。

すいません。今回は私が実際に日本食レストランで働いたことを書きたかったんですが、前置きが長くなってしまったのでそれは次に書こうと思います(笑)