オーストラリアのワイルドな牛の妊娠検査方法。
こんにちは!たえです!
私はオーストラリアで、WWOOF(ウーフ)っていう、オーガニック農家で働く制度にすっかり魅了されまして。有機農家をトータル10軒以上回った。
そのうちの一軒が、牛さんのファームだったのね。
今日は、その中で印象的だった一日について書こうと思う。
妊娠検査前日
ある日。いつものように、牛さんたちに餌を与えていたら。ホストファーザーに、ふとこう言われたのね。
「明日は獣医さんが来て、メス牛たちの妊娠検査するから。」
私は「おっけー♪」
ってローラばりに軽く流したけど、そういや、牛の妊娠検査って、どうやるんだろ?って疑問に思った。
私が考えたのは、、、
●まあ普通に、尿検査とか?
●血液検査もするかもね。
●あ!違う!あれだ!腹に機械当てて、エコーだわ!!
●それか、地味に触診とかかな?
とか、まあ、そんなあたり。オーソドックスな方法ですよ。
獣医さん、来る!!
次の日、獣医さんは時間通りにやってきた。女性の方で、スラっとした長身のキレイ系。身長180くらいあったんじゃないかな。黒髪が印象的な、モデルみたいな美しい人だった。
さっそく妊娠検査を始めるかと思いきや、そこはオーストラリア。まず始まるのは、、、世間話である。この国では、「立ち話をしないと呼吸が止まって死んでしまうの?」っていうくらい、みんなおしゃべりが大好き。
その日も御多分に漏れず、ホストファーザーと獣医のおしゃべりは始まった。
しばらくすると、「じゃあ、、そろそろ始める?」
って感じで、検査がスタートすることに。
獣医さんの準備
獣医さんは、颯爽と準備を始めた。エプロンを身に着け、手袋を手にはめる。うん、よくある光景だ。
ただ、一つだけ解せなかったのは、その手袋が、以上に長いということ。なんていうか、肩まであるんだよね。
「なぜ、そんなに長いのじゃ?!」
と思ったけど、まぁそのときはあんまり気にも留めてなかった。
妊娠検査スタート
こうして検査は始まった。牛さんたちが暴れないように、こういう装置を取り付ける。首を固定して、動けなくするんだね。
さりげなく、牛さんの背後に回る先生。そして、おもむろに、、、、
ズボッッ!!!!
女医さんは、その華奢な腕を、牛さんのアナルにぶち込んだのである!!!!!
そのぶち込み方も、かなりワイルド。少しずつではなく、アナルを見つけるやいなや、一気にその腕を、牛さんの秘部へと突き進めていく。
「ッモゥッウーーーッッ?!!!!!!」
と、今まで味わったことのない、人生初めての快楽に戸惑いを隠しきれない、雌牛の淡く、そして少しばかりの色気を帯びた鳴き声など一切お構いなし。
あっと言う間に、女医さんの腕は、肩の部分まで牛さんの大切な部分に飲まれてしまった。
無慈悲。
私はそう感じた。
そうこうしているうちに、女医さんは、一言、こう言い放った。
「3 months.(3か月ね。)」
え、、、アナルに腕つっこむんだだけで、妊娠してるかわかるの??!!
っていうか、妊娠検査法これかよ!!!
ボケかツッコミかと言われれば、確実にツッコミ側の自分は、盛大にツッコミたいところではあったが、今は自分はお手伝いの身。そんなことをしている場合ではない。
たった今、アナル調教された牛さん妊娠チェックを終えた牛さんを逃がし、次の牛さんを装置にかけ、固定しなければならない。牛さんは何十頭もいる。もたもたしている時間はない。次の牛さんのアナル開発の準備に取り掛からなければ。
「も、、モーーーーウッッ!!モウーーーーー!!モウーーー!!」
快感に打ちひしがれ、あえぐメス牛の声が、オーストラリアはビクトリア州に響き渡る。
「4カ月ね。」
淡々と妊娠月齢を告げる女医。慣れてる。明らかに手馴れてる。その雌牛の、新しい性の扉を開けてしまったことなど、まるで気にも留めていない。たった今、一頭の雌牛を快楽の渦に埋もれさせたばかりだというのに、その目は、もう次のターゲットに向かっている。とんでもないプレイボーイだ。(女医だけど)
妊娠検査を終えて。
妊娠検査を終えてみれば、メス牛はだいたいどの子も妊娠3~6カ月だった。一匹だけ妊娠してない子がいて、「その子は前回も妊娠してなかったから、もう食肉工場に持っていく」ってホストが言ってた。シビアな世界だ。
私は、このワイルドな牛の妊娠検査法にとても興味が沸いたので、女医さんに思い切って聞いてみた。
「どうしてアナル調教してるだけで、月齢が分かるの?」
って。その女医さんいわく、、、
牛さんの子宮の大きさで、月齢を判断しているらしい。これが判断できるようになるためには、トレーニングが必要で、だいたい2000頭の牛さんのアナル開発が必要だとか。
へぇーー。こんな仕事(牛さんのアナル教育)もあるんだなーー。って思った、五月の昼下がりなのでした。
おしまい(^^♪