【ワーキングホリデー】ローカルジョブゲットの為のトライアル攻略法5つ!
こんにちは!三度の飯より飯が好き!なTAEです♪
私は2年間、オーストラリアでワーキングホリデーして、ジャパレスでもローカルレストランでも、両方で働いた経験があります。
ワーキングホリデーで海外に来たからには、ジャパレスなど日系の仕事ではなく、現地のローカルの仕事をゲットしたいという人に!今日は、ローカルで働くなら、避けては通れない「トライアル」について、幼稚園児でも分かるように説明します☆彡
ワーキングホリデーで働く先って、大抵はレストランやカフェなど飲食店だと思いますから、今回は飲食店でのアルバイトを想定して話します!
トライアルってなに?
そもそも、「トライアル」っていうのは、本採用の前に「2時間くらい実際にそのお店で働いてみる」ことです。
あんまり日本では「トライアル」っていう概念はないかもしれないけど、オーストラリアやカナダ、イギリスなど、みんながワーホリで行きたい国々ではかなり当たり前の制度。私は現地のローカルでトライアルがない所に当たったことがないです。
トライアルでの2時間の働きぶりを見て、採用するかどうかあっちが判断するってわけですね。
実際に就業する前に、働きぶりを見れるんだから、経営側にも都合がいいし、働く私たち側としても、本採用の前に実際のお店の雰囲気が分かるから、双方にとって良い、非常に合理的な制度だと思います。
「日本でも、トライアルあればいいのに」ってTAEは思うくらい。
トライアルって何するの?
トライアルはあくまでお試しなので、そんなに難しいことはしません。お店にもよりますが、たいていは…
・お客さんが食べ終わったお皿を下げる。
・お客さんが帰った後のテーブルをキレイにする。
このふたつくらいですね。お店によっては、ドリンクだけお客さんに持っていくとか、席まで案内するとかもトライアルの業務に入ります。(バリスタ採用だったら、この他に実際にコーヒー作れるかなど見られます)
とにもかくにも、あくまで、「初回&2時間くらいしかない」んですから、注文取ったりなど、小難しいことはまずしないと思ってもらって差し支えないですね。
トライアルでは何を見られてるの?
TAEが思うに、トライアルで見られてるのは「ヤル気」と「キビキビ動けるか」この2点です。意外に思うかもしれないけど、英語力とか、マジであんまり関係ないです。
英語が母国語ではない私たちにとって、ローカルで働くときに一番不安なことって、やっぱり英語。でも、トライアルに呼ばれてる時点で、英語面はクリアしたと考えてもらっていいです。
なぜなら、あっちが高度な英語力を求めているなら、その時点でワーホリビザの日本人なんて、トライアルに呼ぶわけないからです。ネイティブやヨーロピアン、アジア圏出身だとしても、大学留学組などを欲するでしょう。
こういう時は、逆の立場で考えると分かりやすいと思います。自分がいま日本でレストランのマネージャーをしてると想像してみてください♪
その時に、すっごいヤル気ない、のそのそ動く日本人と、めっちゃヤル気満々で「何でもやります!」くらいのキビキビ動く外国人の二人が応募してきたら・・・?!どっちを採用したいですか?
確かに、言葉の面では前者の日本人の方に軍配が上がりますよね。でも、ここはレストラン。決まりきった、簡単なコミュニケーションしか必要じゃない。だとしたら、ちょっと言葉に慣れさえすれば、実際に従業員として使えそうなのは、圧倒的に後者のヤル気ある外国人じゃないですか?!
日本にいると気付きづらいのですが、日本人の労働倫理って、海外と比べると、めちゃくちゃ高いです!基本的に、海外の人って、真面目に働きません(笑)ちょっとでも海外旅行をしたことがある人なら分かりますよね。勤務中に、従業員同士でおしゃべりをする、携帯チェックをする、飲み食いをする…なんて当たり前の世界ですw
なので、日本人が当たり前に持ってる「勤勉さ」っていうのは、トライアルでめちゃくちゃ武器になります。多少英語が下手くそでも「コイツ、動ける!」って思われれば、採用までの道のりは、グッと近づきますよ!!
トライアルで気を付けたいこと
①とにかく、全力投球しろ!
トライアルは2時間しかありません。その2時間で全てを決められてしまいます。だから、その間はとにかく!!全力を出してください!!「1秒たりとて気を抜かないくらい」の気持ちでいきましょう。
・・って強調するのは、私が最初の方、トライアルの意味を履き違えていたからです(笑)「今日はまあ、初日だし、適当でいっか~♪」なんて、の~んびり構えちゃってたんです。当然採用されませんでした(´;ω;`)そのカフェ、時給22ドルだったのに、もったいない!
それを、友達に言ったら「アンタ何言ってんの!トライアルで全てが決まるんだから、トライアルで超がんばんないとダメだよ!逆に、本採用されたら手を抜いたって早々クビにはならないから!!」
って言われて、ハッとしましたね( ゚Д゚)そうです。一番頑張らないといけないのは、トライアルなのでした。
②キビキビと動く!
レストランやカフェなど、飲食店では、ピーク時にどれだけテキパキ動けるかが肝。なので、トライアルでも手早く動けるかを見られています。動作は全て早くしましょう!私は最初の方、トライアルの時に、間違ってこぼしてしまったりしてはいけないと思って、慎重に動きすぎていました。結果、動きが遅くなってしまい、あまり良い印象を持ってもらえず、不採用になってしまいました(´;ω;`)
その2時間だけでいいので、死ぬほどテキパキと動きましょう!!
③ずっと何かをして、ヤル気をアピール
トライアル中の2時間は、とにかくずっと何かをしていること!これが大事です。やることが分からなかったら、「何かやることありませんか?」って聞いたり、客席を歩いて回ったり、とにもかくにも、何かしらやってて下さい。
TAEが実際にトライアル中にした失敗があります。
その時はまだお客さんが2~3組しかいなくて、お店はガラガラ状態でした。何度も何度も客席をぐるぐる回って、下げられるお皿は全て下げ、食べ物も全て提供し終わってて、本当にやることのない状態。
なので、本当に1分くらいかなぁ?ボーっと立ってたんですね。そしたらマネージャーに「ただ立ってるだけじゃなくて、客席回ったりとかしてよ!」って言われちゃったんです。
私は、30分以上、ずっとそれやっとったわい(゚Д゚;)!!
って思ったけど、マネージャーも、私だけずっと見てられるわけじゃないですからね。その一瞬の私が、彼女にとっては全てだったんでしょう。
だから、トライアル中は、意味とかあんまり考えず、止まったら死ぬ回遊魚のマグロにでもなったかのつもりで、とにかく客席をグルグル動き回って、「何かやってるフリ」
をし続けてください(笑)
もちろん、お客さん側からしたら、そんなにいつも近くを動き回られてたら不愉快だろうと思います。私が、ちょっとボーっと突っ立ってしまった理由もコレです。「そんなに客席付近を常にウロチョロされたら、リラックスできないよね…」って、お客さんを慮ってしまったんです。っていうか本来は、本当にやることないなら、ただ立ってるっていうのも立派な仕事だと思います。
だけど、トライアル中だけは話は別!ホントそのときのお客さんには申し訳ないけど、自分の利益だけ考えて、ただひたすら何かしてるフリをしていましょう!じゃないと、採用してもらえません(笑)
④自信満々に振る舞え!
これもすごーーい大事です。たとえ英語に自信はなくとも、態度だけは自信満々にしといて下さい。
自分がお客さんになったときのことを想像してみて。店員が自信なさそうに働いてたら、「おいおい、このレストラン、大丈夫かよ」って、なんだかこっちまで不安になってきちゃいませんか?それと一緒。
これもトライアルの2時間だけでいいから!アカデミー賞取れるレベルで、自信だけは満々にふるまって下さい!大丈夫!たとえトライアルで失敗したって、死ぬことはないです。ダメだったら、また次のお店に行けばいいだけ。
なぁ~んて、偉そうに言ってますが、私も一店目は、全然うまくできませんでした(´;ω;`)最初のローカル一軒目のトライアルの時は、めちゃくちゃ自分に自信がなくて、緊張して、おどおどして全然うまくできませんでした。
というのも、ジャパレス勤務時と違って、お客さんの英語が早い早い!!「英語話せるよね?話せて当然だよね?」ってスタンスで、一切遠慮のないスピードで、畳みかけてこられます。
日本食レストランのときはお客さんも「従業員は日本人だから、きっと英語分かんないよね。手加減してあげよう~♪」って雰囲気があったのですが、ローカルレストランでは全く違いました。容赦なくナチュラルスピードで話しかけられます。
「見た目がもろアジア人だろ!」って思うかもしれませんが、オーストラリアでは移民が多いので、見た目だけでは英語ネイティブかどうかなんて分からないんですね。だから、お客さんみんな、私に対して、えげつねぇ程早い英語で話しかけてきました。ジャパレス時代の英語ってぬるかったんだなぁ…。って痛感しましたね。
そのうえ、同僚もみんな高速の英語を話します!何言ってんのかさっぱりわかんねぇよ!外人怖いよ~~!!おかあさーーーーん!(´;ω;`)ってなりました(笑)
しかしですねえ…。今にして思えば、深刻に考えすぎていたんだと思います。ワーホリしてる日本人界隈では「ローカルすごい、ローカルすごい」って、神格化しちゃってるけど、言うて単なるレストランですからね?!
日本で言ったら、デニーズとかサンマルクカフェとか、そのへんのよくあるカジュアルなお店でしょ?!お客さんもマネージャーも、そんな多くは期待してないから!
深刻にする必要、一切なし!失敗したって死なねーよ!むしろわざわざ日本からこんなチンケな店の為に働いてやってんだよ、ありがたく思え!くらいの勢いでOKだったなって思います。日本でも、外国人の方がたくさん、普通のレストランで働いてるじゃないですか。ようは、あれですからね。
⑤メニューは軽く暗記して行こう!
いきなり「今日トライアル来て!」って言われることはまずないです。たいてい、2~3日は余裕があるはず。だったらその間に、ネットなり何なりで、そのお店のメニューを大体頭に入れておきましょう!!これをするとしないとでは、全然違います!
日本で働く時は、これまでの経験から、なんとな~くメニューの想像もつくじゃないですか。そば、とんかつ、うどん、定食とか、何のことか分かりますよね?
でも、ローカルだと、その共通認識がないから、分からないメニューのオンパレード。ただでさえ緊張しまくってるトライアル中に、うっかりお客さんにメニューのことで話しかけられでもしたら、パニックに陥りそうになります。
だけど、ここでメニューのことが頭に入っていたら、「あ、今デザートの事聞かれてんな」って想像がつく。そしたら「少々お待ちください」って言って、あとは他の従業員に丸投げできます。この心のゆとりは大きい。
トライアル前には、ぜひともメニューを覚えてからいきましょう!
まとめ
トライアルに呼ばれたということは、採用まであと一歩!とにかく二時間は気合を入れて、全力でキビキビと動くのがいいです(^^♪
「やる気あります!!絶対ここで働きたいです!ここで働かせてください!!」って『千と千尋の神隠し』の千尋ばりに、湯ばあば(マネージャー)に熱意をアピールすることができれば、採用は勝ち取ったも同然♪豚にならずに済みます。←千と千尋の神隠しが分からない人、すみません(笑)
大丈夫です!最初の一軒目はあまりうまくいかないです。それでも死にはしません。私も大失敗しましたが、今こうしてのほほ~んと生きています♪ とりあえず、全力でぶつかってきてください(*´▽`*)!!失敗しても、それが次の店での貴重な経験&糧になります!!
「ローカルに挑戦したい」そう思ってる時点で、あなたはとてもチャレンジ精神があります。きっと、ジャパレスでは物足りない。難しいことに挑戦したいって思う人なんでしょう。せっかく海外までワーホリに来たんですから、ぜひぜひ、ローカルにチャレンジしてください!応援しています!!